November 04, 2009

ばんえい菊花賞(結果)

3歳三冠戦線の第2弾は圧倒的1番人気のキタノタイショウが勝利。

前日からの雨で7.4%と軽めの馬場で行われたレース。スタートから第1障害にかけては多少置かれ気味のヒマワリカツヒメを除いてほぼ一線。中間地点近くでスギノハリアー,アオノレクサスあたりが先手を取る。アアモンドヤマト,キタノタイショウ,ワタシハキレイズキがその後ろ。その後ワタシハキレイズキが次第に上がってきて,先頭で第2障害下へ。ほとんど差なくアオノレクサス,アアモンドヤマトあたりも障害下へ。
第2障害で最初に動いたのはワタシハキレイズキ。その次に差なくアオノレクサス,続いてスギノハリアーも登坂開始。最初に仕掛けたワタシハキレイズキは一腰で天板に脚をかけるもそこでちょっともたつく。その間にアオノレクサスが先頭で直線へ。ワタシハキレイズキが降りようとするところを遅れて仕掛けたキタノタイショウが一気に交わして2番手で障害降り,先頭との差は5秒ほど。3番手ワタシハキレイズキ,その後差なくホクショウバンクが4番手。その後ろに障害を二腰で上げたワタシハスゴイ。
先頭を行くアオノレクサスだが,後ろから迫るキタノタイショウとホクショウバンクの脚色がいい。残り15メートルでキタノタイショウが追いついて一気に抜き去り,そのままゴールイン。2番手争いはアオノレクサスがなんとか粘り切る。3着は後伸びするもアオノレクサスを捕まえ切れなかったホクショウバンク。すごい脚で追い込んできたワタシハスゴイが4着。ワタシハキレイズキは最後バテて7着まで。

勝ったキタノタイショウ。内容的には完璧だったと思います。第1障害を降りたあたりでは前目にいて,逃げを打てば打てたとは思いますが控えて中団で。第2障害でも見事な登坂でした。着差以上の完勝だと思います。ダービーも大本命でしょう。久々の「強いイレネー記念馬」誕生の予感です。2着アオノレクサス。馬場状態も展開もこの馬に向いたと思うのですが,勝ち馬にあのレースをやられてしまっては仕方ないですね。3着ホクショウバンク,勝ち馬と遜色のない末脚を見せてますし,2歳二冠馬の実力は見せられたと思います。道中の位置取りの差がそのまま勝ち馬との差という感じで,もうちょっとペースが落ち着いた方がいいですかね? ということでさらに重量が増えるダービーでの雪辱に期待です。4着ワタシハスゴイは相変わらず末脚が切れます。障害次第のところはありますが,ペースが落ち着くだろうオークスでは本命視したいです。結果的に逃げつぶれたかたちとなったワタシハキレイズキ。アオノレクサスが逃げる展開の中,この馬が勝つためには障害を先頭で越えるのが必須だろうし,なにせ人気にもなっていましたし,あのタイミングで仕掛けるの自体は悪い選択ではないと思います。自分でペースを作れる可能性の高いオークスでの巻き返しは十分あると思います。

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交流元年

ばんえい十勝 in 馬の文化祭(門別競馬場) 11月3日(祝火)
http://www.banei-keiba.or.jp/event/113-2.html


ばん馬との子供交流会&親子綱引き大会
 元競走馬で現在は帯広市特別嘱託職員としてPR活動している
 ばん馬「ミルキー号」が門別競馬場に来場。ファンの皆様と交流します。
 (1)親子綱引き大会
 当日来場の子供たちとミルキーが綱引き対決。チームリーダーは“世界一身長の高い騎手”
 ばんえいの林義直騎手です。
 (2)ふれあいコーナー

ばんえい十勝PR&オリジナルグッズ販売コーナー
 特設コーナーにおいて、ばんえい十勝のPRやオリジナルグッズの販売を実施します。

ということで、門別競馬場でイベントが行われたわけですが。
わたしが記憶する限り、ホッカイドウ競馬の競馬場でばんえい競馬のイベントが行われるのは史上初なのではないかと思います。実に画期的な出来事だったのではないかと。素晴らしいことです。
「本州の競馬場では何度もイベントやってきたのに、どうして今回が初めてなのか?」というツッコミはしないでおきますが。今回のイベントをきっかけに、どんどんコラボ企画を仕掛けてもらいたいなーと思います。

ばんえい競馬とホッカイドウ競馬は単なる「お隣さん」なだけでなく、道内の場外ネットワークを相互依存している、ある種「運命共同体」なわけで。馬券の売上の多くを場外発売に依存している両者にとって、場外発売所の売上振興策は大きな課題だと思われますし、両者で協力できる部分も多いと思います。
また、わたし自身も(北海道に住んでいるにも関わらず大変恥ずかしながら)今回のイベントがきっかけで門別競馬場を初めて訪れたわけで。互いのファン拡大にも繋がればいいな、と。

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October 30, 2009

ばんえい菊花賞(展望)

今週末の重賞は3歳三冠レース第2弾,ばんえい菊花賞。北海道は各地で初雪の予報も出ているようですが,日曜日の十勝地方の予報は雨とのこと。どれぐらい降りますでしょうか?

実力的には現在準オープンで古馬の強いところを相手にしているイレネー記念馬キタノタイショウが最右翼。前々走は今回よりも重い705Kgを引いてニシキダイジンに3.5秒差。同年齢が相手の定量戦では負けられないでしょう。懸念材料は2開催開けてのローテーションと休ませた理由でしょうか。当日の騎手コメントと馬体重は確認しておきたいですね。
対抗は実績的には2歳二冠のホクショウバンクとイレネー記念2着のアオノレクサスが候補になるのでしょうか。今季ホクショウバンクはこれまで270万下クラスで6戦2勝2着2回と数字上はなかなかに見えますが,実は使いだしが遅くて自己条件では強い相手とレースをしていない。そして今回の前哨戦いうべき10月4日に行われた秋桜賞の内容があまりよくなかったということで,ちょっと推しにくい。アオノレクサスは秋桜賞では自分でレースを作って3着とまあまあの成績。前走の負け方があまり良くないような気がしますが,270万下でも一番強いのを相手にしていたわけで。今回は同年齢が相手で馬場も軽くなるでしょうし,まあ前走のようなバテっぷりは無いかなあという気がします。
その他,ばんえいプリンセス賞勝ちのワタシハキレイズキも人気になるのでしょうか。1番人気に推された秋桜賞では第2障害直行をかけるも直線でバテて5着。ペースが落ち着くのはプラスでしょうが,アオノレクサスがいるだけに自分でレースを作るのは難しいかも。
その他,重賞では実績のあるワタシハスゴイは,ズブズブの軽馬場だと厳しいでしょうが雨が意外と降らず稍重ぐらいだとしたらチャンスは十分あると思います。人気の盲点になりそうな大賞典2着アアモンドヤマト,秋桜賞でいい末脚を使っていたライトアーム,プリンセス賞3着の後も快進撃をしているヒマワリカツヒメと,ダークホース的な馬も多数。馬券的にも穴っぽい感じで狙いたい馬も多く,見どころの多い一戦となりそうで楽しみです。

◎ キタノタイショウ
○ アオノレクサス
▲ アアモンドヤマト
△ ワタシハスゴイ

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October 28, 2009

2歳馬能力検定合格馬 種雄馬別頭数

10月24日の能力検定をもって、今年度の2歳馬の能力検定の全日程が終了しました。
ということで、父馬別の合格頭数を集計してみました。
なお、集計に間違いがなければ合格馬は254頭。ちなみに昨年度の合格馬は(こちらも集計に間違いがなければ)295頭ということで、かなり減少しています。うーん、馬主さんが減っているのか、能検に合格できるポテンシャルのある馬が減っているのか。それ以前に農用馬の生産頭数自体が減っているのは間違いなしなわけで。
うーんうーん、由々しき事態であります。

22頭 コーネルトップ
16頭 インディボクサー
12頭 ウンカイ
9頭 タケタカラ
8頭 サンデーブライアン(新)
7頭 グレイトジャイナー
6頭 ナリタビッグマン(新)、アキバオーショウ
5頭 ヒカルセイコウ、ブラックジョージ、サロマオーカン
4頭 エビスタイシヨウ、ニュートリノ、キタノコウテイ

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October 27, 2009

クインカップ(結果)

4歳牝馬同士の対戦クインカップはユーファンタジーが勝って重賞初制覇。

馬場水分4.0%,キタノメイゲツが出走を取り消して9頭立てで行われたレース。スタートから第1障害を降りたあたりでスマイルダンスが先手。その後はユーファンタジー,ニシキエースあたりも先行。各馬それほど差なく一団となって第2障害下へ。
第2障害に仕掛けたのはスマイルダンス,ユーファンタジー,カネサローズあたりがほぼ同時。その中でもユーファンタジーが最初に天板に脚を掛ける。2番手グループでしかけたニシキエースは一腰で上がらず。最初に障害を降りたのはユーファンタジー。その後3秒ほど遅れてスマイルダンス。さらに5秒ほど後にカネサローズとキクノリアルがほぼ同時。
先頭のユーファンタジーは脚色余裕。2番手スマイルダンスは直線入りして失速気味。キクノリアルが2番手をうかがう勢い。残り10mちょっとのところでユーファンタジーが一旦詰まる。しかしすぐにバイキをかけて再始動,その後は脚色よく危なげなくゴールイン。隣枠での競り合いとなった2着争いは残り10mを切ったところでキクノリアルが前に出てゴール。3着スマイルダンス。4着は障害5番手から追い込んできたハギノプリンセス。三冠馬ニシキエースは7着に大敗。

勝ったユーファンタジー。勝因は何といっても第2障害でしょう。正直なところ,それほどうまい方ではないという印象を持っておりましたが,ここ一番で抜群のカカリを披露しました。馬場が乾き気味で道中のペースが落ち着き,前目でレースをできたのも好材料だったと思います。プリンセス賞とオークスで4着と3歳時も重賞ではそれなりに実績を残していましたが,ここでめでたく重賞ウィナーとなりました。檜山管内生産馬の重賞勝ちはツジノコウフク以来。
三冠馬ニシキエースは第2障害で大きくもたついて惨敗。VTRを見直したら二腰目からが全然入っていなかったように見えました。障害さえまともなら牡馬にもヒケをとらない実力の持ち主,天馬賞までに復調してもらいたいものです。

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October 23, 2009

クインカップ(展望)

今週の重賞は4歳牝馬限定のクインカップ。4歳牝馬同士で対戦する機会は少なく,重賞どころか特別戦の経験も少ない馬もいたりして,しかもハンデ戦。実力比較が難しく,ばんえい競馬の重賞の中でも最も予想しづらいレースの1つだと思います。

実績では断然の牝馬3冠のニシキエース。強い相手と対戦していることもあって今季未勝利。ハンデもきつくていかにも食指が動かないっぽいのですが,ただ相手もそれほど強いのがいない現状。カーネーションカップでは古馬相手に3着,柏林賞で2.4秒差の4着と重賞では好走しています。第2障害で時間がかかるかもしれませんが,今回の重量なら他馬も一腰で越えられないだろうし,走路の砂入れ替えもプラス材料。ここはあっさりの可能性も。
逆転候補はユーファンタジー。プリンセス賞&オークスで4着,6月に行わレた紅バラ賞勝ち。銀河賞で680Kgを経験しているのもプラス。その銀河賞では障害で時間がかかりながらも出走メンバー中一番の末脚を見せました。今回も末脚爆発を期待。ということで2頭の一騎打ちと予想しておきます。
あとは順当ならプリンセス賞&オークス3着のキタノメイゲツや紅バラ賞2着のスマイルダンスあたりが人気しそうですが,正直660Kg組も含めて実力的にはさほど差がないような気がします。テンマデトドケの全姉キタノハヤカゼが,そのテンマデトドケを勝たせた長澤騎手に乗り替わったのにちょっと注目してみたいかも。

◎ニシキエース
○ユーファンタジー

△スマイルダンス,キタノハヤカゼ

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October 22, 2009

血統解説(特別編) 全道祭典ばんば1歳馬決勝大会出走馬

今週末は全道祭典ばんば1歳馬決勝大会が行われます。
そこで出走各馬について血統解説を簡単に。

○雌馬の部

カワラヒメ
父スターシンザンは209戦15勝,この世代が2世代目の産駒。母ロッキートップは不出走。2代母の北富士姫はビュウティーニセイ(93黒ユリ賞),ダイヤビュウティー(94白菊賞),富士力(オレワスゴイの父)の姉にあたります。

プリンセスハナヤヨイ
父は3歳三冠馬のウンカイ。母プリンセスヒメコは54戦4勝でニシキガールプリンセスサクラコの姉。「良血」という言葉でいえばメンバー中随一ですね。当然プリンセスハナヤヨイという名前では競走馬登録はできませんが,春にはホクショウ○○○○の名前で能検に出てくるんじゃないかと予想しておきます(w

フジヒメ
父ヒロノツヨシは198戦19勝,今のところ2世代が競走馬デビューしていますが今のところ目立った産駒はなし。母フジノビックヒメは23戦1勝。近親には活躍馬は見当たりません。

テルミユー
兄のサムライキングとシンザンテンリュウが競走馬デビューしています父ユウシンコマは181戦33勝,テルミユーが8世代目の産駒となります。母清姫は競走登録無。

ホウザン
先日の白菊賞で5着に入ったヒカルワンダーの妹。他にも姉ヒカルギンガ,兄メオトフロンテアが現役。父はマルニエーカン(171戦32勝,重賞2勝)で,この世代が3代目となります。母レオナチャンプは不出走ですがキタノビッグエースの妹。

メイビ
姉にキタノスズラン,キタノラン(いずれも現役)がいます。父ヒカルイットウセイは131戦17勝でこの世代が初年度産駒。母アオノエンゼルは24戦2勝。近親に活躍馬は見当たりません。

タムラシャネル
姉にアキトクィーン(現役)。父ニシキロードは108戦11勝でこの世代が初年度産駒。母ウイナーエンジェルは不出走。近親の活躍馬はグレートブレーブ(94戦9勝)あたり。


○雄馬の部

タイヨウ
シベチャタイガー,ホクトタイガー,キタノオーロラの全弟ですね。父カツテンオウは192戦21勝。母ユキナミトップは47戦3勝。近親にマコトキング(142戦11勝)など。

クリマル
マルニエーカンは前述。初年度は函館で供用されていたのですがその後滝上に移動しました。これから活躍馬も増えてくるんじゃないかと思います。母センリュウオーカンは20戦1勝。近親に活躍馬は見当たりません。

レッドフジ
今年のばんえい大賞典2着アアモンドヤマトの全弟になります。父カミカゼマンは72戦12勝。主な産駒はアアモンドヤマトの他にヨコハマイサムなど。レッドフジが10世代目の産駒となります。母ホウセキヒメは不出走。2代母ホウセンは競走経歴馬で111戦して17勝の成績。

キンリキ
父ヒカルイットウセイは前述。母の金姫は競走馬登録しておりません。近親に目立った活躍馬は見当たりません。

ファーストクラス
父ヒロノツヨシは前述。母ブルリリは不出走で,(当時の)連勝記録を作ったウィニングの好敵手ホクショータイガー(39戦17勝)の妹。

リードアトム
全姉にニシキレディー(22戦1勝)。父はリーディングサイアーコーネルトップ(139戦31勝,重賞8勝)。この世代が最後の産駒となります。母マコトセンショウ(不出走)はフジノキリンオー(201戦30勝)の妹にあたります。

クマイシボーイ
父ハイパービートは205戦24勝,熊石で供用されていてこの世代が初年度産駒。母クマイシホマレ。近親に目立った活躍馬は見当たりません。

ミスターコイ
全姉ヒメウンカイ,半兄キンショウザン。父ウンカイは前述。母の愛はイダテンオー(139戦9勝)の妹。

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October 21, 2009

岩見沢記念(結果)

古馬オープン伝統の岩見沢記念はカネサブラックが勝って今季早くも重賞3勝目となりました。

前日の雨の影響で馬場水分5.3%で行われたレース。スタートから第1障害を先頭で降りたのはナリタボブサップあたり。ホッカイヒカルは例によって最後方。その後はナリタボブサップにニシキダイジン,フクイズミあたりが先行。カネサブラック,ニシキユウ,トモエパワー等が続く感じ。多少湿ったとはいえ,砂入れ替えで重くなった馬場での高重量戦で各馬何度も刻みを入れる。ホッカイヒカルはシンガリから。その前を多少置かれ気味なホクショウダイヤ。結局第2障害下に最初に到達したのはナリタボブサップあたり。
第2障害を最初に仕掛けたのはトモエパワーとニシキダイジンがほぼ同時,ほとんど差なくニシキユウも動く。ニシキユウが天板近くまで行くも一腰で上がらず。ニシキダイジンも二腰目が入る。このへんでナリタボブサップとフクイズミも登坂開始,両馬とも一腰で上がらず。ナリタボブサップが一腰目止まったあたりでカネサブラックが満を持して登坂開始,一気に障害を登り切る。ニシキユウは天板に前脚をかけるもそこで膝折り。最初に障害を降りたのはカネサブラック。その後少し離れてニシキダイジンとナリタボブサップがほぼ同時。その後少し離れてフクイズミが4番手で直線入り。
先頭を行くカネサブラックは脚色余裕で松田騎手も手綱は持ったまま。後ろはナリタボブサップが坂降り後のダッシュで単独2番手に浮上。結局カネサブラックは最後まで脚色衰えずにそのまま悠々ゴールイン。2着にナリタボブサップ,3着にニシキダイジン。フクイズミはニシキダイジンとの差を詰めるも逆転圏までには至らず4着まで。そのフクイズミに直線だけで追い上げてきたトモエパワーが5着。

勝ったカネサブラック。トップハンデ850Kgを一腰で上げる圧巻のレースでした。これまで重賞でたびたび見られた膝折りグセもなく,安心して観られるレースでした。カネサブラックというとオッズパーク杯3連覇に代表されるように「スピード」が持ち味との印象を受けますが,ばんえい記念2着もあるように決して力競馬でもヒケをとることはないわけで。まるで全盛期のスーパーペガサスのようなオールラウンダーに成長しました。今回の圧勝劇は「カネサブラック一強時代到来」を印象付けるに充分のレースだったと思います。
2着ナリタボブサップ。何やら脚元に不安があって順調に使えないとのことですが,レース前半でペースを作り,第2障害も二腰で上げていますし,この馬なりのレースはできていると思います。勝ち馬にあのレースをやられちゃったら敵わないでしょう。3着ニシキダイジン,障害で時間をかけてしまいましたがレースの流れとしてはこの馬の勝ちパターンに持ち込めていました。いよいよオープンに戻ってきましたし,今後の活躍が楽しみです。障害でひっかかったフクイズミは4着まで。今回道中の位置取りが予想していたよりも前目だったのですが,あれは他馬のペースが遅かったために押し出されたカタチになったのでしょうかね? 第2障害への仕掛けのタイミング自体はよかったように見えましたが……。今回不発だった鬼脚は軽馬場だったというのもあるんじゃないかと思います。ばんえい記念馬トモエパワーが5着。こちらも重馬場でやりたかったでしょうね。

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October 16, 2009

岩見沢記念(展望)

今週末の重賞は四市記念重賞第2弾,伝統の一戦岩見沢記念。

過日行われた第一~第二障害間の砂の入れ替えで,道中時計がかかる馬場になったということですが。この砂入れ替えを歓迎しそうなのがトモエパワーやフクイズミあたり。逆に懸念しそうなのがナリタボブサップやホクショウダイヤあたりでしょうか? ただ,週末は雨の予報が出ておりまして,馬場状態やハンデ(カネサブラックとフクイズミがプラス10Kg)も含めてなかなか予想が難しいレースとなりました。

自分的にはカネサブラックの安定さを買いたいなと思います。前走野菊特別の圧勝もありますし,プラス10Kgでも大崩れする可能性は少ないでしょう。では反対に,一発のありそうな馬を考えてみると。面白そうなのはニシキユウ。旭川記念では惜しくも膝折りしてしまいましたが第2障害を一腰で天板まで上げました。グランプリも結果は4着でしたが障害のカカリはよかったです。今回も障害での頑張りに期待。あとは同じくグランプリで好走(3着)したニシキダイジン。追加登録での出走となりますが,帯広記念2着もって実績では決して他馬に劣りませんし障害力には定評があります。残りはというとこれまた難しい。前目で競馬をしたい馬が多いということで差し脚のあるフクイズミとホクショウダイヤの2頭に目が行きますが,それぞれ近頃あまり良績の無い1番枠と10番枠を引いてしまいました。前走今季初勝利を挙げたトモエパワーですが,その前走は相手に恵まれたという感が無きにしも非ずで,雨が予想される馬場状態ではどうもアテにできなさそう。スーパークリントンは相手どうこうよりも自身の体調面がどうかの方が問題。またナリタボブサップもこの頃出走取消や除外が続いてどうも順調さを欠いている様子。当日の馬場状態や馬体重,パドックでの様子なども要チェックでしょうか?

展開的には,平地での牽引力があり第2障害に時間がかかるトモエパワーが先手をとりたいし先頭で第2障害に仕掛けたいでしょう。ニシキユウも早めに仕掛けたい。カネサブラックとフクイズミは先行する他馬を見ながら似たようなタイミングで仕掛けるんじゃないかと思います。となると道中のペースと位置取り次第では近走障害が安定しているフクイズミが旭川記念・グランプリのようにあっさりということもあるかも。馬場状態に注目です。

一応予想印を。想定馬場水分は5.0~5.5%ぐらい。
◎カネサブラック
○ニシキユウ
▲ニシキダイジン
△フクイズミ

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October 15, 2009

種雄馬成績(2009年9月21日終了時点)

種雄馬成績(2009年9月21日終了時点)

総合
順位種雄馬出走数勝利数受賞額
1タケタカラ386456,047,000
2コーネルトップ413425,737,000
3エビスタイシヨウ287365,708,000
4インディボクサー206274,182,000
5ハイセンプー180213,969,000
6ウンカイ253263,677,000
7アキバオーショウ184203,420,000
8サカノタイソン210222,756,000
9コブラテンリュウ1262,666,000
10グレイトジャイナー176182,518,000

2歳
順位種雄馬出走数勝利数受賞額
1インディボクサー122172,344,000
2コーネルトップ120152,067,000
3タケタカラ73141,861,000
4ウンカイ97121,783,000
5サンデーブライアン6081,150,000
6アキバオーショウ5781,042,000
7グレイトジャイナー645918,000
8エビスタイシヨウ435798,000
9サロマオーカン395774,000
10キタノキング194663,000

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