February 23, 2024

2021年生まれのばん馬の近交係数を概観してみる

先日、2021年生まれの収得賞金上位馬について、5代までに生じたクロスと近交係数を調べてみましたが。それからもうちょっと頑張ってみまして。NARのデータベースに登録されていた2021年生まれのばん馬385頭について、近交係数を簡易的な試算で出してみました(過去4代(5代血統表)での簡易集計なので、厳密に計算した値よりも低めになっています。あくまで参考値です)。

結果はこんな感じ。

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5代までにクロスを持たない馬は全体の15%程度。一方、2×3以上のかなり濃いクロスを持つ馬は全体の2%程度でした。

 

また、このグループ分けした表に能力検査の合格馬・合格率を当てはめてみたのがこちら。

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単年度の数字だけで答えを出すのは早計ですが、仮説込みの個人的感想は以下の通り。
・実際に試算する前は近交係数0%(5代までクロス無し)の馬は合格率が良くないと思ってました。理由は「この区分には体格面で劣る純血種だったり、農用馬以外の血が入っている繁殖馬の産駒が入ってくるから」だったのですが。実際には平均越え。個人的にも繰り返し述べている「雑種強勢」の効果が働いているのでは。
・牛などの家畜での近交係数の説明を見ていると 6.25%(2×3) が目安で、ここを越えないような配合を推奨する記述を目にします。今回の結果でも、6.25%を越えると合格率が下がっています。ばん馬も近交係数が6.25%を越える配合は避けた方がよいかもしれませんね(当然、強い近親交配は遺伝性疾患の発現リスクが増大しますし)。
・この集計の結果のみでいえば、3×4や4×4が2本等、ある程度のクロスが馬の能力を高めているように見えます。個人的には、生産者が「種牡馬の能力・資質」と「近親交配のリスク」を勘案して交配相手を選定する。その際、許容できる近親度を 3×4 あるいは 3×3 というあたりに置いている生産者が多いのかな、という推測をしているのですが。いやもしかしたら科学的根拠が見当たらない「奇跡の血量」に、実は「何か」がある可能性も。

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January 20, 2024

種雄馬成績(2023年12月30日終了時点)

この種雄馬成績はあくまで単なる市井の競馬ファンである一個人が独自に集計したものです。集計ミス等の可能性があることをご承知おきください。

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January 07, 2024

競走馬の血統情報を遡及的にデータ化してみる

農用馬(ばん馬)の血統を調べることができるデータベース「馬関連団体情報システム」便利に使わさせていただいております。前身の「家畜改良データバンク」からいろいろと進化しているわけですが、中でも「競走馬名での検索が可能」は非常に便利で、ありがたく使わせていただいております。(体感ですが)平成3年以降に競走成績が残っている馬は競走馬名での検索ができる感じ。能力検査不合格・不受験馬でも、平成6年以降に生まれた馬は登録馬名での検索可能。拙サイトの牝系図を書く際等に重宝しております。

ただ、そうは言っても。「それよりも前の情報もデータ化されているとうれしいよね」と思ったりもするわけです。
昭和51年から農用馬の血統登録は日本馬事協会で一元管理されています。また、昭和53年からばんえい競馬の新馬登録に日本馬事協会が発行する血統証明書の添付が義務付けされました。つまり、昭和51年以降に生また競走馬(競走経歴の有無を問わず)については、この馬関連団体情報システムに血統情報が登録されていることになります。
また、帯広単独開催以前は、主催者が公式記録をまとめた「記録書」を刊行しております。昭和53年の記録書を見ますと、3歳馬(旧表記)は能検合格馬・不合格不受験馬について両親の血統も記載された形でリスト化しております(画像は平成7年度のもの)。

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この2つを結び付けられたらいいんだよなあ、と思いつつ。私が帯広市や日本馬事協会に働きかけをできるほどの人物でもないわけで。

とりあえず、いつも通り「とりあえず自分で作ってみるか」ということで、少しずつ作業を始めてみました。

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「この作業、何かの役に立つ? 時間の無駄遣いじゃね?」という感想が頭をよぎったりもするのですが。自分の興味の赴くままに手と頭を動かすのって、やっぱり楽しいですよね。
(競馬場に在籍していた競走馬の情報というのは競馬の記録としては「根幹」だと考えますので。いつの日か、公式な情報として整理できればいいなあ、と願いつつ)

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January 02, 2024

2021年生まれのばん馬の血統を概観してみる

ばん馬の血統は寡占化が進んでいる、というのはよく言われることですが。じゃあ、今のばん馬はどれぐらいの近親交配があるのでしょう?
ということで、差し当たり2021年生まれの明け3歳馬の賞金上位20頭(2023年12月30日時点)について、5代までに生じたクロスと近交係数を調べてみました。

近交係数については、過去4代(5代血統表)の簡易集計(手作業)なので、正確な値よりも若干小さめの数字になっている可能性が高いです。あくまで参考値ということで。

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なお、昨年/一昨年にも同じことをやっておりますので、あわせてご笑覧いただければ幸いです。
2020年生まれのばん馬の血統を概観してみる
http://riki-midori.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-b8e48b.html

2019年生まれのばん馬の血統を概観してみる
http://riki-midori.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-ac8ae0.html


しかし、3年間同じことをやっておいてこういう感想もアレなのですが。「上位20頭」をみても、正直「よう分からん」という感じですね(汗)

登録全馬の近交係数を調べて、能力検査の合否や受賞額と並べてみる+経年の変化を追ってみると、いろいろと見えてくるのかもしれません。
近交係数の計算に手間がかかる部分が多いので、今まで着手できなかった課題なのですが。……やってみるかなあ。

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November 19, 2023

種雄馬成績(2023年9月25日終了時点)

この種雄馬成績はあくまで単なる市井の競馬ファンである一個人が独自に集計したものです。集計ミス等の可能性があることをご承知おきください。

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October 29, 2023

(令和5年度)北海道祭典ばんば1歳馬決勝大会 出走馬

令和5年10月21日に行われました、北海道祭典ばんば1歳馬決勝大会の出走馬について、各馬の血統背景を簡単にまとめてみました。
(馬名のリンク先は馬関係団体情報システムです

1枠 ハルミ(牝)
 父:テルシゲ(169戦49勝)
 母:ヒメオリュウ(70戦6勝)
ヒメオリュウの初仔。近親におじアアモンドランサー(5歳B3)など

2枠 ホクセイマリコ(牝)
父:ミタコトナイ(137戦41勝)
母:コウシュハマリン(44戦4勝)
兄弟近親に目立った活躍馬はいません

3枠 イクエ(牝)
父:ユウトウセイ(311戦30勝)
母:イクミファイター(19戦0勝)
兄にホクセイイサム(3歳C1)

4枠 エイカン(牝)
父:フジダイビクトリー(218戦39勝,重賞10勝)
母:ヒカルエーカン(19戦3勝)
いとこにピュアリーナナセ(4歳A2,2022年黒ユリ賞)やイオン(38戦9勝,2021年黒ユリ賞等重賞2勝)などを始め、近親馬には活躍馬が多数。カナダ産ベルジアン馬レオナから広がる名門牝系の一頭

5枠 (欠場)

6枠 ハツハル(牝)
父:フジダイビクトリー(218戦39勝,重賞10勝)
母:サンユウセイコー(不出走)
おじにハゴロモミッキー(6歳B3)おばルイズ(3歳B2)。こちらもカナダ産ベルジアン馬レオナから広がる名門牝系の一頭

7枠 (欠場)

8枠 (欠場)

9枠 ダイフク(牡)
父:キンメダル(143戦21勝)
母:ユキコチャン(不出走)
4代母はサラブレッド

10枠 キタサカエシュウジ(牡)
父:ジェイワン(63戦15勝,重賞1勝)
母:晏松姫(不出走)
現役の兄弟は兄にホクエイテイオウ(4歳B1)。おじテルシゲ、おばワタシハサクランボ(101戦13勝)をはじめ近親には活躍馬が多数います。

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September 18, 2023

種雄馬成績(2023年7月31日終了時点)

この種雄馬成績はあくまで単なる市井の競馬ファンである一個人が独自に集計したものです。集計ミス等の可能性があることをご承知おきください。

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August 19, 2023

令和5年度能力検査 合格馬概要

8月18日(金)に令和5年度第10回能力検査が行われました。
今年度10回行われた能力検査では2歳馬269頭が合格しております。簡単に集計してみました。

性別

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毛色

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生産地

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種雄馬

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July 30, 2023

令和5年度新馬戦出走馬メモ(第7回開催/7月16日-7月17日)

令和5年度第7回開催に行われた新馬戦に出走した各馬の簡単なプロフィールです。

(本来はTwitterで紹介するはずだったのですが、いろいろ忙しくてツイートできなかったので、このブログでだけでも公開いたします)

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July 08, 2023

令和5年度新馬戦出走馬メモ(第6回開催/7月1日-7月3日)

令和5年度第6回開催に行われた新馬戦に出走した各馬の簡単なプロフィールです(Twitterで紹介したものの転載です)

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