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October 30, 2006

ニュース転載(十勝毎日新聞)

十勝毎日新聞Web版から転載


注目集める市長判断


強い与党勢力 市議会は提案待ち

 【岩見沢】ばんえい競馬の存廃問題は、27日に岩見沢市議会議員協議会で渡辺孝一市長が経過報告を行い、帯広市との2市開催の可否に関する論議が本格的にスタートした。2市開催による赤字を懸念する声がくすぶっているが、岩見沢市議会は与党勢力が強いため理事者側の提案を軸に論議が進むとみられ、渡辺市長の判断が注目されている。(平野明)

 9月に無投票で再選された渡辺市長は自民、民主、公明の推薦を受け、議会は与党系が優勢。27日の議員協議会でもこうした状況が反映され、野党系議員側が「赤字解消の裏付けがない。市長の考えを」と迫ったが、議長が「答弁は求めない」「市長の報告の範囲で質疑をお願いしたい」などと制し、核心に迫る論議にはならなかった。

 ただ、市財政への影響を心配する声は与党にも強い。夕張市(岩見沢市と隣接)の財政問題も微妙な陰を落とす。ある市議は「ばんえいの全盛期には年間5億円もの利益が市財政を潤したが、今は50億円近い累積赤字を抱える。馬文化などを言える状況にはない」と漏らす。

 別の議員は「存続して最初は経営が良くても3年後には赤字になる可能性がある。どこで経営に見切りをつけるのかあらかじめ担保をとるべき」とする。

 岩見沢市は旧栗沢町、旧北村と合併(3月)。市議会も54人の大所帯で、旧町・村系議員は半数近くを占める。ばんえい問題に対する意識にも「地域差」があるとみられ、議会論議の不確定要素となっている。

 今後の市議会論議をめぐっては、渡辺市長に配慮する与党を中心に、拙速な論議を避けようとの雰囲気が支配的なのも実態。渡辺市長は市議会と並んで市民論議を重視する姿勢も示しており、与党内には「最終的には市長の判断で方向が決まる」「市長の顔をつぶしてはならない」との声が出ている。


独自に収支計画策定/岩見沢市
市長が議員協議会で説明

 【岩見沢】岩見沢市議会議員協議会が27日午後1時から開かれ、渡辺孝一市長は「収支均衡を基本としたばんえい競馬が可能かどうか慎重に判断したい」とし、競馬存続の前提条件に経営の収支均衡を挙げた。庁内検討会に市独自で収支計画を策定するよう指示したことも明らかにした。

 渡辺市長は収支計画について「相手があるので帯広市と協議を重ねるのが基本」としながらも、「岩見沢市が独自で収支を検討するのはやぶさかでない。検討会には厳しい判断で岩見沢独自の収支計画を検討するよう指示した」と述べた。

 検討のスケジュールについては「この場ではっきり言えない。収支計画案が出来上がった時に市民、市議の皆さんに議論してもらう」とした。

 経営意識に甘さがあったことも認め、「市営競馬組合から示された収支計画に4市長が大なたを振るったことは少なかった。累積赤字がたまる状況でやり方はあった」との見解を示した。

 協議会では、渡辺市長が4市開催の廃止を決めた道市営競馬組合正副管理者会議(20日)の協議結果を報告。議員7人が質問したが、踏み込んだ論議に至らなかった。
(平野明)

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