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October 08, 2006

ニュース転載(北海道新聞)

ばんえい競馬廃止も視野 2市集約案に異論 きょうから協議  2006/10/07 06:56

 来年度以降の抜本的な運営見直しを進めているばんえい競馬について、北海道市営競馬組合(管理者・菅原功一旭川市長)の改革検討チームが先に示した二市開催案に対し、組合を構成する旭川、帯広、北見、岩見沢の四市のうち複数の市が、事務レベルの協議で「現実的ではなく、やむを得ないが廃止するしかない」との見解を表明していることが六日、分かった。北見市で七日に開かれる四市長会議の場では、廃止も視野に存廃をめぐる最終協議に入る見通しとなった。

 改革検討チームの案は、開催地を帯広と、他の三市のうち一市を組み合わせて二市に集約することを柱に、調教師や騎手に対する報償費を40%削減する。それでも一億五千万円から二億九千万円の赤字が見込まれるため、各競馬場や場外施設に使用料減免を要請。さらに、運用資金として四市に新たに五千万円ずつの拠出を求めている。

 この案に対し、複数の市が「民間施設も含めて合計一億円以上の使用料減免を要請する計画になっているが、確実に減免を受けられる見通しがない」と実効性を疑問視。五千万円の拠出についても「市の財政状況を考えると厳しい」との受け止め方を示している。

 さらに、本年度は史上最悪の八億円を超える赤字が予想されるため、「新たな負担を背負っても、将来、収支均衡が図られる運営はできない」との見方も出ている。

 結論が二市集約による存続となっても廃止と決まっても、来年度の運営方法が現行と異なるため、四市はいずれにしても現組合を解散する方針。解散に伴い各市は最低でも十億円以上の清算金負担が課せられることから、四市は存続する場合の条件として、構成市の財政支援に頼らず最低三年は安定した運営を続けられることを挙げていた。

 一方で、競馬関係者の間には「あらゆる手段を尽くし、存続する可能性を探るべきだ」との意見も根強い。市長会議では、財政的な見通しをぎりぎりどう評価するかが最大の焦点になるとみられる。



ばんえい 存廃の結論出ず 4市長協議、2市集約案精査へ  2006/10/08 07:44

 【北見】巨額の赤字を抱え危機的な状況に陥っているばんえい競馬について、北海道市営競馬組合(管理者・菅原功一旭川市長)を構成する旭川、帯広、北見、岩見沢の四市長が七日、北見市内のホテルで存廃について協議した。同組合改革検討チームの二市集約案に盛られた、報償費の削減や競馬場使用料の減免ができるかどうか、それぞれ持ち帰って精査することとし、存廃の結論は出なかった。十三日に旭川市で、再度議論する。

 協議では、同案の報償費40%削減は調教師や騎手、馬主らの同意が十分得られておらず、競馬場などの使用料減免も所有者と交渉していないため、要請に応じるかどうか分からない-と指摘された。各市に求められた五千万円ずつの拠出には四市とも難色を示し、貸し付けが可能かどうか検討を進めることになった。

 神田孝次北見市長は「競馬関係者に説明した後で結論を出すべきだ」とし、渡辺孝一岩見沢市長も「検討チームの案を細かく点検した上で判断するべきだ」と主張。菅原旭川市長は「二十日までに結論を出さなくてはならない」と述べ、他の三市長もこれを了承した。

 協議終了後、二市集約案で柱となる帯広市の砂川敏文市長は「必ずしもこの案にこだわっているわけではない。採算性が厳しいという判断になれば廃止もあり得る」と述べた。

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