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November 25, 2006

観光資源としての可能性

「じゃらん北海道発」のヒロ中田さんがblogでばんえい競馬が「北海道の貴重な観光資源となり得る」という趣旨のエントリを書かれておりました。
いやほんと、まったくもって「その通り」なんですよ。ばんえい競馬の馬券売り上げ自体は「現時点」では赤字かもしれません。ただ、「世界で唯一」という希少性、一度観た人に与えるレースの「インパクト」とひたむきに頑張る馬への「感動」。北海道観光のコンテンツとしてはかなり魅力的なコンテンツじゃないですか。今まではこのコンテンツの「魅力」を活かしきっていなかっただけなんですよね。
短期間には馬券事業に直結しないかもしれませんが、「開催地にお客さんがやってくる」ことは重要だし、開催する競馬場をより魅力的な環境にすることによって、その集客力はさらにUPする。その結果「馬券の売上額」だって上がってくるんです。その道筋が「じゃらん」さんのプロデュースで少しずつ見えてきた、と個人的には思っていました。
ただその矢先に、運営側の4市が一方的に、何かに追い立てられるように「廃止」の方向に向かって性急に結論を急いでいる。そこがあまりにも歯がゆいんです。
わたしはこれまでのエントリでも書いてきたつもりですが、「ばんえい競馬は赤字を垂れ流すだけの存在」だとは思っていません。「うまくやれば売り上げはまだまだ伸びる」と信じています。今回の「何かを隠すように廃止を急ぐ結論を出したがっている」人たちは開催4市の農政部の方々が中心と聞き及んでおりますが。商工観光関係の部署ではどう考えているんでしょうかね?

もう一度書いとこっと。
「『ばんえい競馬』は貴重な観光コンテンツでしょ。それをムザムザ捨ててもいいんですか?」

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Comments

はじめまして。smileheadと申します。ばんえい競馬はまだまだ観光資源としての魅力はありすぎるほどです。このまま廃止というのはあまりにももったいないと思います。

Posted by: smilehead | November 26, 2006 07:50 PM

>smileheadさま
はじめまして。そうなんですよ「ばんえい競馬の観光資源としてのポテンシャル」は大きいはずなんですよ。
全国的な流れとして、公営ギャンブルは軒並み赤字となっているわけで。ギャンブル「だけ」で事業を継続することは難しいと思うんですよね。ただ「ギャンブル+付加価値」でならまだやれるかもしれないし、その「付加価値」が、ばんえい競馬が持っている大きな武器だと思います。

Posted by: みど | November 27, 2006 10:27 PM

「文化」とか「観光」というのはキーワードとして抽象的すぎる気が
ずっとしておりました。要は「興行」として成立させるラインが維持
できてないということですよね。現状は。

ファイターズの優勝パレードに10万人規模の人が集まったといっても
タダで見られるから集まったという要素は否定しにくいですよね。
そもそも興行じゃないし。

旭山動物園がいくら盛況だからといって年間数百万単位の入場者が
園内に万単位の金を落としていくことはありえないですよね。
入場料と食費とみやげ物を足しても客単価1万円もしないでしょう。
それでも運営的には問題ないわけでしょう?

ばんえい競馬の場合(場外やネット分も当然あるわけですが)
単純に売上を入場者数で割った数字は常に万単位ですよね。
はっきりいって動物園の客より競馬場の客のほうがいい客ですよ。
言い換えればばんえいの客は既に応分の負担はしていると。


それでも赤字体質なのはなぜか。
客が増えれば赤字は改善されるのか。
客単価が増えれば赤字が改善されるのか。
賞金を減らすなどコストカットで改善されるのか。

これらはもう既に各種対策が打たれてそれでも効果が出てませんよね。
でもまだ打たれてない対策があると思いますよ。
それは「馬を減らす」ことです。
600頭体制でないと興行が維持できないのか以前から疑問でした。

どんな業績の悪い企業でも「倒産」する前に「リストラ」くらい
すると思いますよ。(厩舎関係者や生産者には申し訳ないですけど)
仮に100頭体制くらいでも興行として成立するのなら
少なくとも既存のファンに見放されることはないかと思います。

帯広単独運営となった場合に、従来型の日本相撲協会のような
底辺重視の興行体制を維持するか、K-1やPRIDEのような少数精鋭・
大興行単発のような運営に移行するか、そうまでして続ける意味は
ないのか。ないんだろうね。たぶん。

Posted by: 長谷美穂 | November 28, 2006 04:14 AM

前の意見とはぜんぜん違う観点ですが
「観光」云々をキーワードにするなら現状問題点ありすぎ。

・ばんえい弁当もう終わりましたか。期間限定だったの?
・北見記念当日。場内食堂半ばパニック状態。
・客がたくさん来そうな日はそれなりの対応をしてよと。
・売店の方も長蛇の列を前にして手より口が忙しそう。
・無料送迎の北見バス。北見記念の日くらい最初から増発してよ。
・これは今回のような騒ぎに関係なく去年も思った。

さらに逸脱しますが
・岩見沢の飲食店関係者の方は署名活動の前に
 誰も「ベルジャン」の後釜に入ろうと思わなかったのか(笑)

まあ要するに食い物の恨みなんですけどね。
競馬場にいってまともに食い物に有りつけないようでは
観光産業・興行施設として合格とは言えません。

Posted by: 長谷美穂 | November 28, 2006 04:27 AM

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