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November 20, 2006

ニュース転載(十勝毎日新聞)

十勝毎日新聞Web版より転載


岩見沢側 厳しい見方


「余力ないぎりぎりの案」

 ばんえい競馬の存廃問題で、帯広市が2市開催収支案の資料を作成したことを受け、帯広・岩見沢両市で17日、両市議会への説明が始まった。資料では来年度から6年間の収支を約340万-2030万円の黒字で試算したが、岩見沢側は「余力のないぎりぎりの案」と厳しい見方を示し、合意には至っていない。2市の足並みがそろわないまま、来週中にも、両市の議会・市民議論が正念場を迎える形となった。(小林祐己、平野明)

岩見沢市議への帯広案の説明会
 資料では2007年度の1日平均馬券発売額を05年度(決算)比約22%減の7449万円と設定。08年度から3連勝式馬券、ナイター競馬を導入、08年度と09年度は前年度比1%増、10年度以降3年間は同額で推移するとした。単年度収支は人件費、施設使用料などの削減で、07年度340万円、08年度以降も1008万-2030万円の黒字を見込む。

 新組合の事務所は帯広市に設置、地方競馬全国協会(地全協)に職員派遣を要請。07年度は4月27日開幕で26開催156日(帯広14、岩見沢12開催)、09年度以降は帯広、岩見沢各13開催を想定している。臨時経費は07年度が計2億557万円(事務所移転経費など)。約5億円と見込む新電算システムはリース契約とし、08年度は賃借料とナイター設備経費計7650万円としている。

 岩見沢市は17日、帯広側の資料を基に市議会に現状を説明。庁内検討会は同案に関し、07年度収支について馬券発売額が1000万円余り下回れば赤字となり、08、09年度も発売見込みを数千万円下回ると利益がなくなることから、「余力のないぎりぎりの計画案と受け止めざるを得ない」との厳しい見解を示した。

 岩見沢側は21日の市民有識者会議で最終的な意見交換を行い、24日にも市議会全員協議会でヤマ場の議論が行われる。

 これに対し帯広側は19日に市議会全員協議会を設定、これを前に17日から議員への資料説明を開始した。議会内には「岩見沢の方向性が出てから再議論を」との声もあり、週明け以降の岩見沢側の動きを注目している。


9項目で疑問点
岩見沢の検討会が検証

 【岩見沢】岩見沢市は17日午後、ばんえい競馬の2市開催について、帯広市が作成した収支計画案に対する庁内検討会の検証結果を、市議会に説明した。帯広案に対し馬券発売額(見込み)の根拠などについて疑問点を挙げた。

 疑問点は9項目で、「現市営競馬組合の解散と存廃問題は分けて考えるべきで新組合設立が先行する日程に問題がある」「収支計画期間を6年に設定したのは長すぎる」「発売額の見込みの根拠(が不明)」「3連勝式馬券発売、岩見沢競馬場のナイター開催、インターネット販売について費用対効果の検証が必要」-など。

 単年度収支については、2市開催案で年間100億円以上の発売額を見込む以上、1000万円程度の発売額のぶれは生じるとし、ぶれが発生しても赤字とならないよう「黒字幅は億単位を見込むべき」(農政部)としている。

 また岩見沢競馬場のナイター開催、3連勝式馬券発売については「公営競馬の発売額が減少傾向の中、売り上げ減の歯止めになるのか、いささか疑問」と指摘。岩見沢市の収入となってきた年間8000万円の競馬場使用料の全額免除も「市として了解したわけでない」とした。

 「帯広が検討した案に岩見沢の検証結果を加えたものが(2市開催に向けた)調整案となる」(岩見沢市)としているが、両市の事務レベル間で、考え方に大きな開きがあることを示した。

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