黒字化

いろいろな方の意見を見ていますと「民間企業なんて赤字だったらすぐに撤退するんだから危険だ」という方も多いようですが。そもそも，どこぞの地方公共団体だって「赤字が出たからハイ撤退」といってばんえい競馬を廃止させようとしていたわけですからねえ。官だろうが民だろうが，大した変わりはないと思います。
ていうか，要するに「末永く協力態勢を築いていけるように，安定的に黒字を計上できればよい」ということですよね。やったろうじゃないですか。ソフトバンク・プレイヤーズ藤井社長の発言より。

「単純に黒字化できるとは思っておらず、安心していない。リアル（ネット販売以外）の部分で競馬に取り組むのは初めてだが、ネットを介した署名や（応援者の）思いといったポテンシャル（潜在力）を評価している。そうした人の知恵をいただきながら行えば、実現は可能と考えた」

北海道発 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

今回の存廃騒動で個人的に感じたことは
「流れを劇的に変えるのは『大企業』であり『マスコミ』であり『政治家』であるのだろう。しかし，それらの『大きな力』を動かすための原動力として，『草の根』の力は充分通用する」
ということ。
今回，「ばんえい競馬を続けたいと願う人たち」が一体になって大逆転劇を演じたように，来年以降の黒字化も，それぞれが協力・連携していけば充分「やれる」と信じていますし，わたし自身もできる限りの努力・支援を続けていきたいと考えています。