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May 29, 2009

柏林賞(展望)

今週の重賞は4歳馬同士の対戦となる柏林賞(BG3)。週末は雨が予想されている帯広ですが,果たして?

いくらトップハンデとはいえ,ライデンロックを無視するわけにはいかないでしょう。昨シーズンチャンピオンカップでは770Kgの荷物で見せ場たっぷりの5着,前走シルバーカップはナリタボブサップに0.3秒差の2着。古馬オープンと互角の闘いをしています。もちろん他馬の目標にされるのは間違いないので絶対視はできませんが,実力的にはあっさり勝って当然……というか負けられません。
前哨戦すずらん賞勝ちのマルモスペシャル。個人的にはダービーでも期待していたのですが,いかにも重賞で力を発揮しそうなタイプ。前走の差し脚は圧巻でした。重賞初制覇に期待です。道中おいてけぼりにされないためには馬場は軽くならない方が有難いでしょう。それから最軽量キンセイモン。すずらん賞3着は先行馬総崩れという展開に恵まれたのが大きいとは思いますが,4走前の弥生特別で700Kgを曳いて2分03秒3のタイムで勝利していますし,決して力不足ではないと思います。久々の重賞騎乗となるいぶしの松,必殺の秀こと松本騎手の一発に期待。
すずらん賞では早めに動きながら第2障害で膝折りしてしまったニシキエース。前走ヒロインズカップでは上位2頭からは離されながらも中団から伸びて3着と,調子自体は悪くないと思います。レースがスローに流れれば。すずらん賞で人気を裏切ったウメノタイショウは前走自己条件を快勝して,こちらも実力は出せるでしょう。

レース展開は有力馬はライデンロックを意識しながらのレースとなるでしょう。ライデンロックは前々走すずらん賞ではゴール板付近でパッタリ止まってしまったのですが,前走シルバーカップでは最後までナリタボブサップを追い詰める走りを見せました。ライデンロックを負かすとして,どう動くのか? 
ライデンロックに脚を使わせるために突っかけていく馬はいる? だとしたら先行馬総崩れのすずらん賞のように突っかけた方も玉砕とならないか? それとも、直線脚色が鈍るのを期待して差し切りを狙うのか? だとしたらナリタボブサップに迫った前走のような末脚をロックに出されたとしたら捕まえられるのか?
馬場状態もあわせて,騎手の駆け引きが非常に興味深いレースとなるでしょう。個人的にはニシキエースに乗る松田騎手の動きに注目したいです。なお,レース展開と騎手の駆け引きについては,以前にばんえい競馬情報局で矢野アナウンサーが非常にわかりやすい名コラムを書いておりますので,ご一読いただければと思います。

一応,想定馬場水分は3.5%ぐらいとして。
◎ライデンロック
○マルモスペシャル
▲キンセイモン
△ウメノタイショウ

ただし
雨が無くて馬場水分3.0%を切るようならウメノタイショウ→ニシキエース
5.0%を超えるようならマルモスペシャル→オレワスゴイ

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May 28, 2009

(ニュース転載)ばんえい厳しい出だし 今季開幕1カ月 発売額7%減

ばんえい十勝劇場さんからの転載記事


ばんえい厳しい出だし 今季開幕1カ月 発売額7%減
 帯広市単独開催3年目のばんえい競馬は25日、開催15日間を終え、1カ月が経過した。発売額は10億8482万6100円で、計画を7.79%下回り、前年比でも7.42%減と厳しい滑り出しとなった。帯広競馬場は計画より1割以上も少ない発売額で推移、直営場外より計画到達度は悪い。今季は旭川場外を移転、薄暮開催を初めて実施するなど新たな試みを始めたが目に見える成果は表れておらず、関係者は今後の盛り返しに期待している。

旭川場外移転初の薄暮開催「今後に期待」

 15日間の入場者数は、帯広競馬場が前年比2503人(8.41%)減の2万7269人と落ち込みが目立つ。一方、道内6カ所の直営場外は、同709人(3.25%)増の2万2547人と微増。旭川は同331人(3.99%)増の8627人で、北見、岩見沢、苫小牧も前年以上の入場となっている。

 発売額は入場者数の減少と連動し、帯広競馬場が3億1247万円で、予算比11.63%、前年比8.42%の減少。昨季の早すぎるナイター開催を踏まえ、今月9日には日中開催よりやや発走時刻を遅らせる薄暮開催を始めた。ただ客足は伸びず、市の担当者は「レースの最初(午後0時半)と最後(同6時半ごろ)が昼食や夕食の時間と重なり、中途半端な時間帯だったかもしれない」と語る。

 直営場外は予算比1.41%減、前年比5.61%減の4億689万円。旭川は前年の実績をわずかに上回っているが、計画より3.56%低く、オープン効果は限定的となっている。北見、苫小牧は計画を上回るペースだが、旭川を除く5場外の実績はいずれも前年割れしている。

 ネット.電話投票も同6.49%減、同7.16%減の2億1119万円と低調。広域発売は中核となる道営競馬の直営場外「Aiba」での販売が伸び悩んでおり、ばんえい以外の他競馬場の馬券も発売していることから、分散が一因とみられている。

 市ばんえい振興室では「他の競馬でも売り上げは伸びていない。景気の悪化が影響している」と懸念。砂川敏文市長は25日の定例記者会見で、「新しい試みをやっており、昨年と違ったことが出ることに期待したい」と話した。


非常に厳しい出だしとなっております。
個人的に気になったポイントは2点。
1つ目は
> 昨季の早すぎるナイター開催を踏まえ、今月9日には日中開催よりやや発走時刻を遅らせる
> 薄暮開催を始めた。ただ客足は伸びず、市の担当者は「レースの最初(午後0時半)と
> 最後(同6時半ごろ)が昼食や夕食の時間と重なり、中途半端な時間帯だったかもしれない」と語る。

昨年のナイターが不調だったという記事の時にも書いたのですが,顧客の行動や時間毎の発売額を事前に調べた上での薄暮開催決定じゃなかったの? ちゃんとマーケティングしてるの? という疑問を持たざるを得ません。昨年度の経験がまったく活かされていないという印象です。

2つ目は
> 「他の競馬でも売り上げは伸びていない。景気の悪化が影響している」と懸念。

地全協のサイトで各主催者別の開催成績を見ることができ,今のところ最新の数字として平成21年4月分(※pdfファイル)の成績が閲覧できます。5月25日までのばんえい競馬の数字と4月分の他主催者の数字を単純に比較するのはアレなのですが,ばんえい競馬と同じく廃止が取りざたされている高知競馬をはじめ,一日平均当たりの売上額が前年を上回っている主催者がいくつもあります。単に「不景気だから」で片づけてしまってはいけないでしょう。

昨年度のロングランナイター開催の失敗を踏まえた(んですよね?)上で実施された薄暮開催ですが。通常の昼間開催と時間をずらすことによってどのような客層を集めようとしたのでしょうか? 本場なのか場外なのかネット販売なのか? 結果的にはどの客層も芳しくない数字になってしまっているわけで。

>「新しい試みをやっており、昨年と違ったことが出ることに期待したい」

という砂川市長の言葉どおり,これからも様々なPR策が出てくるんだろうと思いますが,全方面全客層へのPRというのはコスト(人的含む)的にも限界があるでしょう。薄暮開催(あるいはナイター)をPRするにあたって,少し「狙いたい客層」に集中的に資源を投下する戦略があってもいいんじゃないかな,と思います。
個人的には競馬場本場でのイベントなんかはとかち馬文化を支える会ばんえい競馬馬主協会が招聘したコーディネーター等にある程度任せて,OPBMは場外とネット販売のテコ入れに労力を集中的に投下した方がいいんじゃないか,と思ったり。

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May 26, 2009

血統解説(第12回) エンジュオウカン

今回の血統解説はカーネーションカップで3年半ぶりの重賞勝ちを達成したエンジュオウカン。父コブラテンリュウ,母ラッキーホマレ。中標津町延壽武好氏の生産馬。妹にエンジュダイヤ(05ばんえいダービー)がいます。

父コブラテンリュウはフクイズミの回でも書きましたが176戦32勝(重賞4勝)と優秀な競走成績を残し,かつ種雄馬としても1世代のみの産駒から2頭の重賞勝ち馬を出した名馬です。
非常に気性が荒いことで有名な馬でしたが,エンジュオウカンも若い頃はパドックで盛んに尻っぱねをするなど相当やんちゃっぽいところを見せていて,やっぱり親子なんだなと思ったりもしました(苦笑)
余談ですが,3代父ボルールから連なる血統で最も成功した馬はハイスピード(114戦25勝で重賞10勝)だと思うのですが。このハイスピードも繁殖入りしてニセコクインヨウテイクイン姉妹,ダイヤキャップと活躍馬を出しながら2世代の産駒を出したのみで早逝。後継として期待されていたダイヤキャップは現役途中で斃死と,なかなか悲運な系統であります。
母ラッキーホマレは不出走。その父ネムロアンテンはグウラントン→第十三グウラントン→ダイニアンテンから連なる非常に珍しい系統。2代母姫小松は純血馬同士の交配,その父ポルトも競走馬にはあまり入っていない系統で,非常にレアな血統構成といえるかと思います。エンジュオウカン&ダイヤ以外には目立った活躍馬のいない,どちらかといえば地味な牝系といえます。

エンジュオウカンの5代血統表
ベルジアンの血は入っておらずペルシュロンの血が過半を占めていますが,かなり雑種化が進んでいる印象。教科書的な血統論では「スピード=ベルジアン」「スタミナ=ペルシュロン」と一般的に言われているわけですが,エンジュオウカンの非凡なスピードと血統表を見比べると,この論は当てはまりませんね。血統って本当に難しいです。
また,ジアンデユマレイもマルゼンストロングホースも二世ロッシーニも鉄鯉も富士も入っていない,異系血脈の固まりのような血統構成が大きな特徴。将来の繁殖入りが楽しみです。

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May 13, 2009

血統解説(第11回) カネサブラック

今回の血統解説はばんえい十勝オッズパーク杯三連覇達成のカネサブラック
カネサスピード,母カネサウイン。旭川市(株)坂井牧場の生産馬。弟にカネサテンリュウ(現役),カネサリュウ(現役,07ホクレン賞)。妹にカネサローズ(現役),カネサシズカ(現役),カネサアカリ(能研合格)。

父カネサスピードも(株)坂井牧場の生産馬。通算成績は137戦23勝。重賞には菊花賞とダービーに出走するもいずれも着外。条件級で活躍し,定年を待たずに9歳春に引退,繁殖入りしています。その母北宝は(多分)競走経歴無し。カネサスピードの他にもカネサヒメ(00黒ユリ賞),カネサビッグ(212戦35勝,98はまなす賞2着),カネササカエ(176戦21勝),カネサタイセツ(現役)と,多くの活躍馬を産んでいる名牝です。2代父ニユーフロンテヤは大臣賞典馬,タカラフジ(一億円馬)の弟ですね。
母カネサウインも(株)坂井牧場の生産馬で競走経歴はありません。カネサブラックの姉にあたる2頭(父キンカイゴールド)はいずれも能検に合格していませんが,カネサブラックの下(全て父コーネルトップ)はことごとく競走馬デビューを果たしています。母父カゲイサムは120戦18勝(重賞7勝),繁殖入りしてからも活躍馬を多数出した名種雄馬。3代母テミオヒメは10歳まで現役を続け,141戦19勝という戦績を残しています。
カネサブラックは父母ともに(株)坂井牧場で生産された「カネサ」ブランドの結晶といえる存在なのですが,実は(株)坂井牧場で生産されたカネサスピード産駒の競走馬は,カネサブラックだけなんですよね。ちょっと意外。

カネサブラックの5代血統表
鉄鯉のクロスが目立ちますが,ペル・ブル・ベルジの3種が割と均等に混じっている感じですね。3代父ジアンデユマレイや母父カゲイサムと,いかにもスピード優位っぽい馬の名前が目立ちます。父カネサスピードに父父ニユーフロンテヤ母父カゲイサム,いずれも定年前に引退した馬が並んでおり,鉄鯉のクロスが入っているの見ると「実は衰え早いんじゃないか?」とも思ったりしますが……。レースぶりを見る限り,今のところは全くそんな感じはありませんね。今シーズンはばんえい界の頂点を目指すシーズンとなるでしょう。

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May 12, 2009

カーネーションカップ(結果)

馬場水分1.4%,重馬場での対戦となったカーネーションカップはエンジュオウカンが勝って3年4ヶ月ぶりの重賞制覇となりました。

スタートはエンジュオウカンが行き脚がつかず少々遅れ気味。
第1障害後先手を取ったのはニシキガール,ギャンブラークイン,カネヅルあたり。中間半ばを過ぎたあたりでスルスルとエンジュオウカンが上がってきて先頭グループ入り,そのまま先頭で坂下へ。
第2障害に最初に仕掛けたのはギャンブラークインとエンジュオウカンがほぼ同時。両馬とも一腰では上げられず。このあたりでカネヅル,エメラルド等も挑戦開始。エンジュオウカンが二腰目で天盤に前脚がかかり,そのまま障害越えの体勢。三腰目が入ったギャンブラークインがちょっと遅れて障害クリア。そこからは大きく離されたがエメラルド,アグリミズキ,ニシキユウ,ニシキエースがほぼ一団で直線入り。
先頭はエンジュオウカンが1馬身ほどのリードを保ったまま最後まで粘り切ってゴールイン。ギャンブラークインが2着。一団から抜け出たニシキエースが3着。4着アグリミズキ5着エメラルド6着ニシキユウはほぼ同時。冬の牝馬チャンピオン4番人気トカチプリティーは全くいい所なく7着どまり。

勝ったエンジュオウカン。スタート直後は行き脚がつかずちょっと意外な出だし。第1障害後に追い上げてハナを奪い返すレース展開は「ちょっと強引かな?」とも思いましたが,あのまま控えていたらギャンブラークインを捕まえられなかったでしょうから,結果的には正解だったということですね。このあたりは軽ハンデの恩恵も大きかったのでしょう。逆に,ゴール前でパッタリ止まってしまうこともままある馬なのですが,かなりの重馬場にもかかわらず最後まで止まらずに我慢しきれたのは収穫ですね。長期休養前のかっとび娘から,いい意味でのズブさが出ているとみていいでしょうか? 実況で井馬さんが「完全復活」とおっしゃっていましたが,個人的にはハンデをもらった牝馬重賞を勝ったぐらいじゃ物足りないですね。牡馬陣やフクイズミを破って重賞勝った時こそ「完全復活」の言葉を贈りたいと思います。全盛期のエンジュオウカンはそれぐらいできて当然の凄味があった馬でしたから。
2着ギャンブラークインは惜しい競馬でした。結果としてエンジュオウカンとの10Kg差が微妙に影響したのかも。3着ニシキエース,末脚は確実ですね。柏林賞でライデンロックを負かすためにはやっぱり障害がポイントになりそう。

さて,今の古馬牝馬戦線ですが。今回の1,2着馬とフクイズミが8歳馬。ヒロインズカップ勝ちのトカチプリティーに重賞常連のスターエンジェルが9歳馬と,ベテラン勢が中心となっているわけですが。どうも下の世代からの突き上げが無いような気が。そんなわけで,ニシキエースあたりにはちょっと頑張ってもらいたいんですけどね……。

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May 08, 2009

カーネーションカップ(展望)

今週末の重賞は古馬牝馬の春の女王決定戦カーネーションカップ。フクイズミがいないのがちょっと残念なような気がしますが,10頭揃いました。

エンジュオウカンがなんといっても中心。今季は350万下に降級してのスタートとなったわけですが,だからといってここで20Kgハンデをもらえるというのは正直反則気味じゃないかと(苦笑) スピードと障害力はオープン一番手にもヒケをとらない存在。3月のたちばな賞で負かしたメンバーが大半,この相手この重量なら負けられません。
一方の相手探しとなると,かなり難解ですね。実績一番トカチプリティーに前走大雪賞を勝った昨年の覇者ニシキユウの710Kg組はもちろん,700Kg組では前走春駒特別勝ちのギャンブラークインに昨シーズン終盤から成績安定のエメラルドあたりも有力視できそう。
一応,印的には「オッズ的においしそう」という理由でエメラルドに○つけてみましたが,正直あまり自信はありませんw

◎エンジュオウカン
○エメラルド
▲ギャンブラークイン
△トカチプリティー

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May 01, 2009

ばんえい十勝オッズパーク杯(結果)

軽重量・高速馬場で行われた超スピード決戦を制したのはカネサブラック,見事に3連覇達成。
季節はずれの降雪で8.8%という軽馬場で行われたレース。第1障害を越えて先行したのはカネサブラック,ホクショウドラゴン。3番手にホクショウダイヤ,その後ギンガリュウセイ等。中間を過ぎたあたりでナリタボブサップが4番手に押し上げてくる。カネサブラックとホクショウドラゴンの内枠2頭が最初に坂下に到達し,一息入れる。対してナリタボブサップは第2障害に直行。ボブサップが天板近くまで上げたあたりでカネサブラックとホクショウ2頭が障害挑戦開始。カネサブラックが抜群の登坂で一気に障害越え。ホクショウ2頭は一腰で上げられず。結局先頭で降りたのはカネサブラック,2馬身ほど開けてボブサップが2番手。かなり離れてホクショウドラゴンとギンガリュウセイがほぼ同時。
先頭を行くカネサブラックは脚色が鈍らず,松田騎手も持ったまま。結局そのままゴールインで勝ちタイムは1分13秒1。2着は最後脚色が鈍ったもののナリタボブサップが確保。3着ホクショウドラゴン,追い上げてきたホクショウダイヤが4着でほぼ同時にゴールイン。以降,バテ気味のギンガリュウセイ(6着)と,並走してきたトカチプリティー(5着)とトモエパワー(7着)がほぼ同時。その後大きく離されたスーパークリントン(8着)にコブラダイオー(9着)。

勝ったカネサブラック,圧倒的なスピードを見せつけました。4週間前には1トン競馬で2着に入っており,パワーとスピードを兼備した現役最強馬と言っていいと思います。しばしば第2障害で膝を折るクセが出ますが,すぐに立て直せるので重賞での安定感は見事。今年度も重賞戦線で主役となるでしょう。
2着ナリタボブサップ,前半ちょっと置かれ気味でした。馬場が軽すぎたという感じでしょうか。第2障害ノンストップ直行で多少障害越えに時間がかかりました。ただ,カネサブラックが先に障害下で溜めていたし,「勝ちにいく」ためには直行という乗り方は個人的にはアリだと思います。
軽ハンデを利したホクショウドラゴンが3着。隣枠カネサブラックを目標にレースできたのも好走の要因でしょうか。4着ホクショウダイヤ,やっぱり軽目の重量の方が走りますね。個人的には重賞で同厩のフクイズミとの末脚比べに期待をしているのですが……。古馬一線級と初対決だったギンガリュウセイは結局6着。最後バテたのは前半のハイペースに食らいついていったからでしょうか? とはいえ,障害は一腰で上げていますし,レースの内容は悪くないと思います。

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