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June 23, 2009

黒ユリ賞(結果)

3歳牝馬重賞第1弾の黒ユリ賞はウィナーミミが勝利。

ここのところ週末になると雨にたたられる帯広地方。7.5%という軽い馬場で行われた一戦はメンバー中唯一の重賞勝ち経験があるウィナーミミがバレンタインカップに続いての牝馬重賞2連勝を達成しました。
レースはウィナーミミとワタシハスゴイのトップハンデ2頭に,コマクインとビフカミツエあたりが先行。ビフカミツエが道中2度刻んだのに対し,前3頭はそのまますんなり第2障害下へ。しばらく息を入れた後に最初に障害に挑戦を開始したのはコマクイン。ほどなく他の馬も挑戦開始。最初に降りたのはウィナーミミ。それほど差なくワタシハスゴイ,コマクイン,ワタシハキレイズキ等の順に降りてくる。上位組は障害1腰。
終いはウィナーミミの脚色が良く,次第に他馬との差を広げていく。一方ワタシハスゴイはちょっと苦しいか。結局はウィナーミミが6秒近くの差を付けて悠々ゴールイン。2着はワタシハスゴイが死守。障害6番手越えから伸びたスーパーコマチが3着。ワタシハキレイズキが4着,コマクイン5着。

勝ったウィナーミミ。道中はワタシハスゴイの前をキープ,第2障害もすんなりまとめ,最後までしっかり歩きとおした内容は文句無し。完勝といってよいと思います。次の重賞はばんえい大賞典になるかと思います。アオノレクサスあたりが速い流れを作るでしょうから,ウィナーミミがどんな位置でレースを進めるのかが興味あります……って,松田騎手はアオノレクサスに乗るのかな?
1番人気に推されたワタシハスゴイが2着。もうちょっと重めの馬場の方が有難かったのかなという気がしています。末脚勝負でウィナーミミに後れを取ったのは個人的には意外でした。前半息の入らない展開だった分,スタミナ切れしちゃったかも。かといって,前残り必至な馬場状態で人気を背負っている以上,ウィナーミミから離れてまで息を入れるのは難しい判断なわけで。まあ,障害は1腰で越えているし,この馬なりの走りはできていたと思います。プリンセス賞での逆転に期待。3着スーパーコマチ,最後よく伸びました。最低人気ながら3着に食い込んだバレンタインカップでの走りがマグレではないことを証明したという感じ。

さて。今回の1~3着は2月に行われたバレンタインカップと同じ着順になりました。ただ,これは3歳牝馬の勢力図が維持されているというわけではなく,あくまで「偶然そうなった」と見るべきでしょう。特に3番手以降はかなり実力伯仲というか条件次第というか。
9月に行われるばんえいプリンセス賞ですが,時期的に今よりも重めの馬場で対戦する可能性が高いでしょう。今回出走を取り消したタワノアヤカも立ち直れば当然怖い存在ですし,昇級でハンデが変わる馬も出てきます。
ばんえい競馬の場合,3,4歳は世代限定重賞があるものの,普段は自己条件で古馬に混じってレースをすることがほとんどなので,実力の比較が難しい。特にハンデ戦となるとことさら難解。ただ,その難しさが反面,予想にあたっての面白さでもあると思います。
重賞競走を観るなら,やっぱりメインだけでなく平場のレースもキチンと観ておいた方がより楽しめるし予想も当たるんだろうな,と改めて感じた次第です。

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