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November 27, 2009

北見記念(展望)

今週末は記念重賞第3弾の北見記念。

天候は金曜日から土曜日にかけて雪の予報となっています。それほど軽くはならいんじゃないかとは思いますが,馬場水分や当日前半レースの展開はちゃんと見た方がよさそうですね。

賞金ハンデはカネサブラックが20Kg加増でフクイズミとナリタボブサップが10Kg加増。実力的にはカネサブラックが頭一つ抜けているんじゃないかというのがわたしの印象で,たとえプラス20Kgであっても,安定感という意味ではこの馬が一番かなという気がします。馬券的には「馬単の頭」ではなくて「馬複の軸」で。
対抗馬はプラス10Kgでもやっぱりフクイズミとナリタボブサップ。前走岩見沢記念で4着に敗れたフクイズミ,第2障害で時間をかけてしまい,今回はその時よりもさらに20Kgの重量増がありますが,これぐらいならまだ守備範囲でしょう。カネサブラックと10Kgハンデ差がついた分で逆転を狙いたい。岩見沢記念2着の後も特別戦2連勝と完全に調子を取り戻した感のあるナリタボブサップ。一昨年のこのレースの覇者でもあります。
その他加増なし組では岩見沢記念3着のニシキダイジンや昨年のこのレースの勝ち馬スーパークリントンらがいますが,個人的にはトモエパワーに期待。何分第2障害次第なところがあるこの馬ですが,岩見沢記念ではフクイズミを上回る豪脚で追い込んできました。それほど馬場が軽くならなさそうな今回が復活の大チャンスか。

展開的にはナリタボブサップが前に行くでしょうかね。第2障害でリードを作って逃げ込みを狙いたいニシキダイジンも前目でしょう。カネサブラックはハンデもあるし先手争いのちょっと後ぐらいでしょうかね。第2障害に仕掛けるタイミングはナリタボブサップが仕掛けるのを待って……と感じでしょうか。岩見沢記念で先行して結果的に潰れたかたちになったフクイズミの位置取りに注目してみたいです。

◎カネサブラック
○フクイズミ
▲トモエパワー
△ナリタボブサップ

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November 24, 2009

種雄馬成績(2009年11月2日終了時点)

種雄馬成績(2009年11月2日終了時点)

総合
順位種雄馬出走数勝利数受賞額
1コーネルトップ543587,840,000
2タケタカラ493557,574,000
3エビスタイシヨウ367436,856,000
4インディボクサー258335,136,000
5ハイセンプー230254,869,000
6ウンカイ322314,408,000
7アキバオーショウ245264,174,000
8グレイトジャイナー224253,428,000
9サカノタイソン262243,216,000
10カネサスピード6283,110,000

2歳
順位種雄馬出走数勝利数受賞額
1コーネルトップ159222,962,000
2インディボクサー155212,930,000
3タケタカラ94182,571,000
4ウンカイ126152,248,000
5キタノキング2351,268,000
6グレイトジャイナー7971,192,000
7アキバオーショウ7291,182,000
8サンデーブライアン7381,171,000
9エビスタイシヨウ555886,000
10サロマオーカン515823,000

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November 18, 2009

(ニュース転載) まちづくり懇談会での市長発言

帯広市では市長が直接まちづくりの施策や事業などを説明し,市民からの意見を聞くまちづくり懇談会というものがあるそうで。今月に市内8ヶ所で開催されたそうです。11月17日の北海道新聞(地方版)の記事から,ばんえい競馬に関する市長の発言を抜き出してみると


例えば8日の東コミュニティセンターでの懇談では,ばんえい競馬をめぐり、市民から「ギャンブル性がない文化色の濃い方向に持っていけないのか」との質問が飛び出し,砂川市長が「文化はそれだけではお金が稼げない。今の時点では,競馬はやり続ける必要がある」と答えるやりとりなどがあった。


 ばんえい競馬は確かにギャンブルです。でも,以前はその益金が市の財政に貢献しました。今は売り上げが落ちてピークの3分の1。将来も大きな売り上げは期待できません。
 北海道開拓は馬が行った歴史があり,そのおかげで今の時代がある、そういう時代の記憶を未来に伝えることが大事だと考えます。
 今,農耕馬が活躍できる場所はばんえいしか残っていません。廃止したら,馬そのものが無くなってしまう可能性があります。ただ,赤字を続けると大変なので,市の一般会計から赤字分を補てんすることはありません。
 ばんえい競馬はまだ,今以上に収益を上げられると思っています。場外馬券場の工夫,新しい馬券の開発,観光資源にもなる。万策尽きたら,そこで判断すると言うことが想定されますが,今の時点では競馬をやり続ける必要があります。
 文化はそれだけではお金を稼げません。競馬を通じて馬文化を後世に伝えていきたい,と思っています。

ということで,砂川市長としてはばんえい競馬の継続に前向きなお考えをお持ちのようです。
実のところ,先日もまちづくり懇談会については11月2日の地方版でも記事になっていたのですが


売り上げ不振が続くばんえい競馬の運営について,砂川市長は「赤字を一般財源で補てんすることは考えていない」とあらためて表明した。
 この日の住民側出席者は約30人。砂川市長は同競馬について「競馬場の複合施設化で運営がプラスになるよう検討している。赤字になれば廃止しかない。そうならないよう努力している」と述べた。

と,随分後ろ向きな印象の報道だったのでちょっと心配していたのですが。

ただ,「赤字を一般財源で補填しない」というのは重ねて強調されていますので,予断を許さない状況は変わりありません。説得力のある「黒字化達成のためのロードマップ」を示して,帯広市民(市議会)の賛意を得る必要があるでしょうし,「本体」である馬券売上額の減少を食い止めなければいけないでしょう。
「鳩山不況」などという言葉が流行りそうな昨今,北海道は更なる厳しい経済状況となるかもしれない状況下なわけで。厩舎関係者のみならず馬主や生産者が安定的にばんえい競馬に参画していけるための「明るい将来像」,それも単なる夢物語ではない「説得力のある中期構想」が必要なのではないかと思います。

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November 12, 2009

血統解説(第18回) ユーファンタジー

今回の血統解説はクインカップで重賞初制覇を達成したユーファンタジー。2005年生まれ。父ヤマノカイリキ母ツジノファンタジー。厚沢部町辻口愛子氏の生産馬。

父はヤマノカイリキ。通算成績は193戦30勝。重賞競走への出走経験はなかったものの,3~4歳(旧表記)時には世代限定一番手のレースに度々出ていました。古馬になってからは条件戦を中心に出走し,2004年2月に明け10歳で登録を抹消,繁殖入りしました。2005~06年と2世代の産駒を出しましたが,競走馬登録されて能力検定に合格したのはユーファンタジー1頭のみとなっています。二代父エゾフジは通算68戦4勝ですが,兄にスーパージヤンデイ(155戦29勝),妹ジユリアン(不出走)はライデンロックの祖母で「ライデン軍団」の基幹繁殖牝馬というべき1頭です。
母ツジノファンタジーは2000年生まれで競走経歴なしですが,シンザンウィーク(216戦28勝)の全妹です。この系統の活躍馬は他にハイランドレディ(136戦17勝,黒ユリ賞4着)あたり。

ユーファンタジーの5代血統表
ジアンデユマレイと二世ロッシーニのクロスが目立ちますね。血統表を見た感じはブルトンの影響が少ないこともあって,晩成型のようにも感じられますが。

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November 04, 2009

ばんえい菊花賞(結果)

3歳三冠戦線の第2弾は圧倒的1番人気のキタノタイショウが勝利。

前日からの雨で7.4%と軽めの馬場で行われたレース。スタートから第1障害にかけては多少置かれ気味のヒマワリカツヒメを除いてほぼ一線。中間地点近くでスギノハリアー,アオノレクサスあたりが先手を取る。アアモンドヤマト,キタノタイショウ,ワタシハキレイズキがその後ろ。その後ワタシハキレイズキが次第に上がってきて,先頭で第2障害下へ。ほとんど差なくアオノレクサス,アアモンドヤマトあたりも障害下へ。
第2障害で最初に動いたのはワタシハキレイズキ。その次に差なくアオノレクサス,続いてスギノハリアーも登坂開始。最初に仕掛けたワタシハキレイズキは一腰で天板に脚をかけるもそこでちょっともたつく。その間にアオノレクサスが先頭で直線へ。ワタシハキレイズキが降りようとするところを遅れて仕掛けたキタノタイショウが一気に交わして2番手で障害降り,先頭との差は5秒ほど。3番手ワタシハキレイズキ,その後差なくホクショウバンクが4番手。その後ろに障害を二腰で上げたワタシハスゴイ。
先頭を行くアオノレクサスだが,後ろから迫るキタノタイショウとホクショウバンクの脚色がいい。残り15メートルでキタノタイショウが追いついて一気に抜き去り,そのままゴールイン。2番手争いはアオノレクサスがなんとか粘り切る。3着は後伸びするもアオノレクサスを捕まえ切れなかったホクショウバンク。すごい脚で追い込んできたワタシハスゴイが4着。ワタシハキレイズキは最後バテて7着まで。

勝ったキタノタイショウ。内容的には完璧だったと思います。第1障害を降りたあたりでは前目にいて,逃げを打てば打てたとは思いますが控えて中団で。第2障害でも見事な登坂でした。着差以上の完勝だと思います。ダービーも大本命でしょう。久々の「強いイレネー記念馬」誕生の予感です。2着アオノレクサス。馬場状態も展開もこの馬に向いたと思うのですが,勝ち馬にあのレースをやられてしまっては仕方ないですね。3着ホクショウバンク,勝ち馬と遜色のない末脚を見せてますし,2歳二冠馬の実力は見せられたと思います。道中の位置取りの差がそのまま勝ち馬との差という感じで,もうちょっとペースが落ち着いた方がいいですかね? ということでさらに重量が増えるダービーでの雪辱に期待です。4着ワタシハスゴイは相変わらず末脚が切れます。障害次第のところはありますが,ペースが落ち着くだろうオークスでは本命視したいです。結果的に逃げつぶれたかたちとなったワタシハキレイズキ。アオノレクサスが逃げる展開の中,この馬が勝つためには障害を先頭で越えるのが必須だろうし,なにせ人気にもなっていましたし,あのタイミングで仕掛けるの自体は悪い選択ではないと思います。自分でペースを作れる可能性の高いオークスでの巻き返しは十分あると思います。

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交流元年

ばんえい十勝 in 馬の文化祭(門別競馬場) 11月3日(祝火)
http://www.banei-keiba.or.jp/event/113-2.html


ばん馬との子供交流会&親子綱引き大会
 元競走馬で現在は帯広市特別嘱託職員としてPR活動している
 ばん馬「ミルキー号」が門別競馬場に来場。ファンの皆様と交流します。
 (1)親子綱引き大会
 当日来場の子供たちとミルキーが綱引き対決。チームリーダーは“世界一身長の高い騎手”
 ばんえいの林義直騎手です。
 (2)ふれあいコーナー

ばんえい十勝PR&オリジナルグッズ販売コーナー
 特設コーナーにおいて、ばんえい十勝のPRやオリジナルグッズの販売を実施します。

ということで、門別競馬場でイベントが行われたわけですが。
わたしが記憶する限り、ホッカイドウ競馬の競馬場でばんえい競馬のイベントが行われるのは史上初なのではないかと思います。実に画期的な出来事だったのではないかと。素晴らしいことです。
「本州の競馬場では何度もイベントやってきたのに、どうして今回が初めてなのか?」というツッコミはしないでおきますが。今回のイベントをきっかけに、どんどんコラボ企画を仕掛けてもらいたいなーと思います。

ばんえい競馬とホッカイドウ競馬は単なる「お隣さん」なだけでなく、道内の場外ネットワークを相互依存している、ある種「運命共同体」なわけで。馬券の売上の多くを場外発売に依存している両者にとって、場外発売所の売上振興策は大きな課題だと思われますし、両者で協力できる部分も多いと思います。
また、わたし自身も(北海道に住んでいるにも関わらず大変恥ずかしながら)今回のイベントがきっかけで門別競馬場を初めて訪れたわけで。互いのファン拡大にも繋がればいいな、と。

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