運営会社変更
すでに各社報道で発表されておりますが、ばんえい競馬の業務委託業者をオッズパーク・ばんえい・マネジメント(OPBM)社からコンピュータ・ビジネス(CB)社に変更することが発表されました。
十勝毎日新聞の報道によると、CBに委託される内容は馬券発売や広報業務などが中心の業務で、OPBMがこれまで専門業者に再委託している業務は帯広市が直接委託することになる、とのこと。
これは、昔は「市営競馬組合→各業者(専門業務)」だった契約の慣例が、単独開催後もそのまま続けられていたため、「帯広市→OPBM(業務丸ごと)」さらに「OPBM→各業者(専門業務)」と、委託契約が二重に発生していた、これだと消費税の二重払いが発生する等の弊害があるので、今後は馬券発売等の主業務は「帯広市→新運営会社」に、一部専門業務は「帯広市→各業者」と、別々に委託する方式に変更する、という理解でいいのかなあ?
一部報道では「市が運営への関与を強める」という表現が使われておりますが、実際にどうなるかはまだ決まっていないのではないかと思います。
これまでばんえい競馬の業務を担ってきたOPBM。ネットを中心に大きく話題を読んだ「ばんえい×アイドルマスターコラボイベント」を筆頭に、いろいろな企画をどんどん進めていく「フットワークの軽さ」があったと感じており、個人的には大変好意を持っておりました。これまでの間、本当にありがとうございました。
スタッフについては、新運営会社に移籍する方もいると思いますが、OPBM時代の経験を活かして、さらにばんえい競馬を盛り上げていってほしいと思っております。
また、CBについては、レラスポットの運営での実績もそうですが、ホームページ関係などでもばんえい競馬とは付き合いの長い会社ですので、個人的にはあまり不安視はしておりません。OPBM時代の良いところは継承し、改めるべきことは改め、OPBM時代よりも更に素晴らしい運営が行われることを願っております。
具体的にどんなことを望みたいかという私見については、日を改めて。
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