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April 19, 2018

インターネット全盛時代におけるばんえい競馬情報について考える

ばんえい競馬でよく言われるのが「ナマで観る迫力」「是非とも現地で観てもらいたい」という言葉。ただ、個人的にはこの言葉には若干承服し難い部分もあるよなあと考えておりまして。


「ばんえい競馬はネットや場外で観てもすっごい面白いんです!」


と言いたいわけです。

私自身、現在は偶然帯広在住なわけですが。ばんえい競馬を観てきた二十数年のほとんどは競馬場から離れた場所で暮らしておりましたし、今後も遠からずうちに帯広から離れて暮らすことになります。まあ、そもそも今でも週末は家事都合で帯広に居ないことも多いのですが(汗)

まあそんな状況なので、レースを競馬場でリアルタイムで観れる機会も少ないのですが。今の世の中インターネット時代。PCどころか掌中のスマートフォンでリアルタイムでも後からでもレースを観ることが出来ますし勝馬投票券の購入もできる。本当に便利な世の中になりました。実際、ばんえい十勝の売上に占めるネット投票の割合は毎年右肩上がり。全国にばんえいファンがどんどん増えているようで、本当にありがたい限りです。

そして世の中はSNS全盛。ばん馬のいる風景さんも書かれておりますが、ネット上に流れるばんえいに関する情報・事物がここ1,2年でどんどん増えておりまして。ネット上で情報を集めることが多い一ファンの私としましても非常にありがたいことであります。
そうはいっても、これは「世界で唯一」のばんえい競馬の弱点でもあるのですが。情報の「絶対量」「広範さ」はサラブレッドの競馬には及ばなくて。「これが分かるとうれしいなー」という情報が意外と無かったりしまして、ちょっと不便を感じちゃいます。

ばんえい競馬の情報周りだと「初心者向けのコンテンツ」はそれなりにあるんだけど。「そこからもう一歩踏み込むためのコンテンツ」が意外と弱いなあ、というのはだいぶ前から感じておりました
拙サイトが「ばんえい競馬にはじめの一歩を踏み出した人が二歩目を踏み出す為の手助け」となればと思いながらやっておりましたが。最近のアクセスログを見ると、拙サイトで見られているページのかなり上位にウンカイの紹介ページがあったりするわけで。オレノココロやセンゴクエースを知ったファンがその父ウンカイの事を知るために拙サイトを訪れていただけたのかなあ、と思うと非常にうれしくなっちゃいます。
インターネットでばんえいに触れた新しいファンがインターネットを使って知識を得て更にディープなファンになる。現地に行くのはなかなか難しくても、インターネットでどんどん学んでばんえい競馬通になっちゃう。「ばんえいロス」を感じたらいろいろと調べたり自分でデータをまとめちゃえばいいじゃない。「世界で唯一」のばんえい競馬ですから、そうやって活動した成果は「世界初の成果」になるんです。みんなで「世界的権威」になっちゃおうぜ(笑)

「インターネットでばんえい競馬を楽しもう」。拙サイトがその一助となれたとしたら非常にうれいしいです。20世紀の面影を残す加齢臭が漂う殺風景なWebサイトですが、今後もご愛顧いただければ幸甚でございます。

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