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October 15, 2020

【ばんえいデータルーム】コース別成績(令和元年度最終成績)

ばんえい競馬のデータについては、以前には別のブログを立てて細々とやっていたのですが。

ばんえい競馬データルーム

多忙にかまけて更新をサボっていたこともあり。当初は思うところがあって別名義にしてたのですが、今となってはあえてブログを分ける必要性も薄れたというのもあって、このブログで少しずつ紹介していこうかと考えております。

第1回目はコース(レーン)別成績。
このブログを目にするような皆様にとってはご存知の通りとは思いますが。現在、ばんえい競馬ではコースの使用頻度による馬場差を解消する目的で、2014年10月から以下のルールが採用されています。


開催日が奇数日(1日目、3日目、5日目)
 →奇数レースを内詰め(1コース側)とし、偶数レースを外詰め(10コース側)とする
開催日が偶数日(2日目、4日目、6日目)
 →偶数レースを内詰めとし、奇数レースを外詰めとする

レースによって重いソリが砂利の上を通過すると、次第に砂利が摩耗していきます。使用回数が多くなると、より摩耗が進んでソリも滑りやすくなるのですが。常に1コースから馬を入れていた旧来の方法だと外側(特に10番枠)の方が使用回数が少なくて不利になるということで、コースの使用回数を均一化するために採用されたルールなのです。とはいえ、フルゲートに満たない場合には真ん中ではなく端コースを空けるようになっているため、使用回数的には5,6コースが多く、1,10コースは少なくなってしまいます。このため、ばんえい競馬では「端コースは不利」というのが定説となっています(もちろん砂利の摩耗度以外にも、観客や厩務員との距離が近い、隣に馬がいない、という要素も大きいですが)。

ということで、馬番ではなく「実際に走ったコース」で集計したのがこちら。昨年(令和元年)度の実績値です。

Course2019all

どうでしょうかね? それほどの差はないような気もしますが。

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