October 22, 2021

SDGsを契機に労働力としての馬の復権を妄想する

最近目にする耳にする機会が増えた「SDGs」というキーワード。
気候変動への対処等で「脱炭素社会」がにわかに注目を浴びており、世界中で自動車等のEV化を急速に推し進める動きがでているところでありますが。ただ一方で、欧米や中国などでは電力不足が深刻だという報道もありますので。輸送手段を電気一本に頼るのはそれはそれでリスクが高いのかなあ。エネルギーミックス、多様な手段を確保するのが肝要かのかなあ、と思ったりするわけです。

さて、そこで思いつくのが、「多様な手段」ということで「労働力として馬」の復権はありうるかという話。この類の話は以前にも書いたことはありますが。


「脱炭素社会」に向けての取り組みがあちこちで取り沙汰されている今、二酸化炭素は排出しちゃうんですけど化石燃料・電気を必要としない「馬」の復権の可能性を、改めて考える機会なのかなあとも思ったりするわけです。

モータリゼーションの発達により廃れていた「馬が担う力仕事」ですが、遠野の馬搬振興会さんや厚真の西埜馬搬さん等、実際に馬と一緒にさまざまな仕事をしている方々の努力で、次第に見直されつつあります。例えば林業の現場であれば、馬なら「車を通すため」に山林を切り開くこともなく作業ができます。また、重機だと土を必要以上に踏み固めてしまうため、(自重の軽い)馬による馬耕がワイン畑での作業等で見直されているという話もあります。今後、さまざまな現場で馬が活躍する未来が来るとうれしいなあ。

そのためには「馬」が必要なのはもちろんなのですが。馬と一緒に働く「人」をどうやって育成していくかも大切なんだろうなあ、とも考えています。以前の記事では「日本輓系種の品種改良の場としての帯広競馬場の重要性」を書きましたが。競馬場は「馬の管理や馴致に長けた人材育成の場」としても重要なんだだよね、などと考えている今日このごろです。

| | Comments (0)

October 07, 2020

インターネット全盛時代におけるばんえい競馬情報について考える(おかわり)

前回(2018年4月)のエントリはこちら

昨年度から今年度にかけて、ばんえい十勝公式さんのYouTubeへの参入が本格化しておりまして。
ばんえい十勝official輓馬道
誠に喜ばしいことでございます。これまで五月雨式に始められたバラエティに富んだコンテンツを移行・統合してチャンネルを一本化するというのも分かりやすくてよいですね。
そして。「これはすごい」と感じたのは新規コンテンツ【ばんえい初心者講座】。

対象は「平地競走(サラブレッドの競馬)を既に楽しんでいるけど、ばんえい競馬は観始めたばかりorこれから観たい」という辺りでしょうか。平地競走との違いやばんえい競馬独特のポイント等、分かりやすく解説されている。ばんえい競馬をずっと観ていると、ばんえい競馬に「慣れ」てしまって、いわゆる普通の人が疑問に思うポイントを見過ごしてしまう事も多いのですが。そこら辺もキチンとケアされている。さすがプロのお仕事だなあ、と感嘆してしております。この【ばんえい初心者講座】、12~14本ぐらいの動画が予定されているそうで。どこをどんな切り口で攻めてくるかが非常に楽しみです。

世の中YouTube全盛時代でありますし、ここ数年のSNS隆盛時代。最近ではyoutubeにSNS、noteと、いろんな媒体で「予想情報」を掲出する人が増えておりまして。


このツイートをした時と比較していろいろなものが増えてきており、充実しつつあるとは思うのですが。

ただ。勝馬投票券の買い目と直接関わらない領域については、まだちょっと物足りないんじゃないかと感じたりもしています。
例えば「記録(データ)」とか「歴史」とか「血統」とか。勝馬投票券の買い目には直接関わらなくとも、「ばんえい競馬をもっと深く知りたい」と思った時に参照できるものが、あんまり増えていないんじゃないかと。「ばんえい沼」にハマる人が出た時に、その沼の底が随分と浅かったら、ハマり甲斐がないじゃないですかw ばんえいファンを増やすためには、ばんえい沼の間口はもっと広くして、底はもっと深くした方が面白いよね、と思ったりするわけです。

そんなわけで。もうちょっと自分も頑張て情報発信しなきゃいかんかなあ、と思っております。とはいえ、初老のおっさんが今更YouTube始めるのはアレですし、出来ないことに無理に手を出すよりは「自分にできること」を着実に行うのがよいよなあ。
そんなわけで、これまで多忙を理由に放置気味だった拙ブログですが、もうちょっと積極的に書かなきゃいけないなあと決意を新たにしているところであります。これまでに温めてきた新規エントリのアイデアもありますので。
もちろん、20世紀の面影を残す殺風景なWebサイトですもこれまでどおり。記録(データ)とか血統とか、勝馬投票券の的中にはまるで関係ないけど、ばんえい沼をより楽しめるオマケというか「刺身のツマ」。そんなコンテンツを残していければよいのかなあ、なんて考える今日この頃でございます。

| | Comments (0)

April 19, 2018

インターネット全盛時代におけるばんえい競馬情報について考える

ばんえい競馬でよく言われるのが「ナマで観る迫力」「是非とも現地で観てもらいたい」という言葉。ただ、個人的にはこの言葉には若干承服し難い部分もあるよなあと考えておりまして。


「ばんえい競馬はネットや場外で観てもすっごい面白いんです!」


と言いたいわけです。

私自身、現在は偶然帯広在住なわけですが。ばんえい競馬を観てきた二十数年のほとんどは競馬場から離れた場所で暮らしておりましたし、今後も遠からずうちに帯広から離れて暮らすことになります。まあ、そもそも今でも週末は家事都合で帯広に居ないことも多いのですが(汗)

まあそんな状況なので、レースを競馬場でリアルタイムで観れる機会も少ないのですが。今の世の中インターネット時代。PCどころか掌中のスマートフォンでリアルタイムでも後からでもレースを観ることが出来ますし勝馬投票券の購入もできる。本当に便利な世の中になりました。実際、ばんえい十勝の売上に占めるネット投票の割合は毎年右肩上がり。全国にばんえいファンがどんどん増えているようで、本当にありがたい限りです。

そして世の中はSNS全盛。ばん馬のいる風景さんも書かれておりますが、ネット上に流れるばんえいに関する情報・事物がここ1,2年でどんどん増えておりまして。ネット上で情報を集めることが多い一ファンの私としましても非常にありがたいことであります。
そうはいっても、これは「世界で唯一」のばんえい競馬の弱点でもあるのですが。情報の「絶対量」「広範さ」はサラブレッドの競馬には及ばなくて。「これが分かるとうれしいなー」という情報が意外と無かったりしまして、ちょっと不便を感じちゃいます。

ばんえい競馬の情報周りだと「初心者向けのコンテンツ」はそれなりにあるんだけど。「そこからもう一歩踏み込むためのコンテンツ」が意外と弱いなあ、というのはだいぶ前から感じておりました
拙サイトが「ばんえい競馬にはじめの一歩を踏み出した人が二歩目を踏み出す為の手助け」となればと思いながらやっておりましたが。最近のアクセスログを見ると、拙サイトで見られているページのかなり上位にウンカイの紹介ページがあったりするわけで。オレノココロやセンゴクエースを知ったファンがその父ウンカイの事を知るために拙サイトを訪れていただけたのかなあ、と思うと非常にうれしくなっちゃいます。
インターネットでばんえいに触れた新しいファンがインターネットを使って知識を得て更にディープなファンになる。現地に行くのはなかなか難しくても、インターネットでどんどん学んでばんえい競馬通になっちゃう。「ばんえいロス」を感じたらいろいろと調べたり自分でデータをまとめちゃえばいいじゃない。「世界で唯一」のばんえい競馬ですから、そうやって活動した成果は「世界初の成果」になるんです。みんなで「世界的権威」になっちゃおうぜ(笑)

「インターネットでばんえい競馬を楽しもう」。拙サイトがその一助となれたとしたら非常にうれいしいです。20世紀の面影を残す加齢臭が漂う殺風景なWebサイトですが、今後もご愛顧いただければ幸甚でございます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 25, 2012

運営会社変更

すでに各社報道で発表されておりますが、ばんえい競馬の業務委託業者をオッズパーク・ばんえい・マネジメント(OPBM)社からコンピュータ・ビジネス(CB)社に変更することが発表されました。

十勝毎日新聞の報道によると、CBに委託される内容は馬券発売や広報業務などが中心の業務で、OPBMがこれまで専門業者に再委託している業務は帯広市が直接委託することになる、とのこと。
これは、昔は「市営競馬組合→各業者(専門業務)」だった契約の慣例が、単独開催後もそのまま続けられていたため、「帯広市→OPBM(業務丸ごと)」さらに「OPBM→各業者(専門業務)」と、委託契約が二重に発生していた、これだと消費税の二重払いが発生する等の弊害があるので、今後は馬券発売等の主業務は「帯広市→新運営会社」に、一部専門業務は「帯広市→各業者」と、別々に委託する方式に変更する、という理解でいいのかなあ?
一部報道では「市が運営への関与を強める」という表現が使われておりますが、実際にどうなるかはまだ決まっていないのではないかと思います。

これまでばんえい競馬の業務を担ってきたOPBM。ネットを中心に大きく話題を読んだ「ばんえい×アイドルマスターコラボイベント」を筆頭に、いろいろな企画をどんどん進めていく「フットワークの軽さ」があったと感じており、個人的には大変好意を持っておりました。これまでの間、本当にありがとうございました。
スタッフについては、新運営会社に移籍する方もいると思いますが、OPBM時代の経験を活かして、さらにばんえい競馬を盛り上げていってほしいと思っております。

また、CBについては、レラスポットの運営での実績もそうですが、ホームページ関係などでもばんえい競馬とは付き合いの長い会社ですので、個人的にはあまり不安視はしておりません。OPBM時代の良いところは継承し、改めるべきことは改め、OPBM時代よりも更に素晴らしい運営が行われることを願っております。

具体的にどんなことを望みたいかという私見については、日を改めて。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 24, 2011

ばんえい×アイマス(感想)

11月20日、帯広競馬場に行って参りました。「ばんえい競馬×アイドルマスター」のコラボイベントという、ばんえい競馬史上ていうか公営競技史上に残る異色のコラボイベントをこの目で確かめてくるために。
何というか、ものすごい規模で競馬場がアイドルマスター色に染め上げられておりました。

Imgp0059

壁に貼られたたくさんのポスターや
Imgp0054

アイマスファンから贈られたフラワースタンド等々……。
Dsc_0003

もちろん場内だけでなく場内・場外・ネット中継で流される各種映像もアイドルの画像が使われたスペシャル仕様と、こちらもかつてない試み。
Imgp0065


本当に競馬場がアイマス色で染められておりました。


今回のコラボイベントは当初10R「ばんえいアイドルマスター記念」の開催がメインでしたが、当初発表以来アイドルマスターのファン(P=プロデューサー)たちが続々と個人協賛を申し込み、アイマスにちなんだ名前の協賛競走で埋め尽くしてしまいました。
ただ、ここからがすごいところ。協賛レースに関してはばんえい競馬から追加の発表で、10Rのばんえいアイドルマスター記念に加え、全国のPさんたちが申し込んだ協賛競走の馬券に「ばんえい×アイマスコラボ」の印字がされ、これまで個人協賛ではされてなかったレース名の印字がされるという事となりました。Pさん達の熱意に運営側が粋な計らいで恩返しをしたというところでしょうか。
こういう主催者とファンのキャッチボールで企画がどんどん膨らんでいくというのは、ばんえい競馬では(自分が知る限り)前例のない事で、個人的には「もっとやれ」とも思いますし、そもそもばんえい競馬のファンと主催者間ではこういう流れが起きてなかったんだなあ、という若干の寂しさも。
てなわけで、このあたりについてはアイマスファンの熱意や行動力のすごさに敬服するとともに、ばんえい競馬ファンとして若干の敗北感を味わっておりますw

また、アイマス色に染められていたのは競馬場だけじゃない。とかちむら産直市場の入り口にはアイマスファンを歓迎する「祝!アイドルマスター記念 ようこそ全国のPご一行様」の張り紙が貼られ、
Dsc_0002

店内POPはキャラクターのお姿が。
Imgp0063

競馬場ととかちむらの両方がアイマス色になっています。
また、当日は競馬場関係者がアイマスに登場するキャラクターのコスプレをしていたのですが。その顔ぶれを見ると。OPBMの広報担当、
Dsc_0012

誘導馬の騎手(厩務員)、
Imgp0074


「とかちむら」で働くスタッフ……。これって結構すごいんじゃないかと思うんですよ。とかちむらと競馬場が一体となってイベントに臨んでいるのは「全員参加型」という新生ばんえい競馬発足当初のスローガンにぴったりなんですよね。
帯広競馬場での単独開催となり、競馬場への集客の目玉としてオープンした複合施設のとかちむらですが、残念ながら売上や来場者数は計画を大きく下回っているのが現状です。
競馬場ととかちむら、いずれも厳しい状況ではありますが。それだけに、両者で協力しての集客イベント等が増えていけばうれしいなあ、とも思いますし、そのイベントにいろいろな関係者を巻き込んでいき、「全員参加型」を実現するためのフィールドとなればもっともっとうれしいなあ。
今回アイマスのキャラクターで彩られた競馬場ととかちむらを見ていて、アイマスという「触媒」によって両者の関係が強く結びついた、非常に意義深い日だったのではないかと感じた次第です。


今回のコラボイベントに関してはいろいろなニュースサイト等でも取り上げられ「公式が病気」や「ばんえいやりすぎ」等の褒め言葉がネット上で飛び交っておりました。
あくまで個人的な感想であり憶測ですが。公式(OPBM)が今回未だかつて例のない規模でコラボに臨んだ背景には、当然宣伝効果を見込んでの事もあるとは思いますが、これまでアイマスのファンは何度も個人協賛競走を組んでくれていて、2010年にはラッピングバスを仕立てて競馬場に来場、協賛競走を4レースも組んだこともしてくれているわけで。OPBMの今回の「本気」は、これまで協賛してくれたアイマスファンへの感謝の気持ちの表れもあるのかなあ、という気がします。
ただ、このホスピタリティはアイマスだけに限定した事でもなく。最近行われたNHKで制作中のドラマ「大地のファンファーレ」のロケでは、ソリの音を撮りたいという音声さんに騎手がソリに乗れと誘う話とかファンがエキストラに自発的に動いて取り組んだ話などが紹介されております。関係者もファンも、非常に協力的な人たちが多いんですよね。
これは当然、現在も厳しい経営が続いている状況ですので「競馬の宣伝になるんなら」という意識はあるのですが「世界で唯一、ここで行われている競技の魅力を多くの人に知ってもらいたい」という気持ち働いているんだと思います。

実際のところ、今回のコラボイベントはものすごい反響を呼び、Twitterのハッシュタグ(#banei,#banei_imas)がトレンドワードとなり、ネット中継でも「ばんえいを初めて観た」という人がたくさんいらっしゃったようですし、その反応もかなり好意的なものが多かったようです。
私自身「ばんえい競馬は面白い、この面白さが伝われば観客だって売上だって増える」という主張を大した根拠もないまま繰り返してきたわけですが、実はこの説は間違っていなかったんだという実感と手応えを感じておりますし、今回のビッグウェーブに乗ってばんえい競馬の認知度を上げ、売上の好転に結びつける方策を考えなきゃいかんよなあ、と。
「ばんえい競馬を知ってもらうこと」と「馬券を購入してもらうこと」の間には高いハードルが存在していること、そして「一度試しに馬券を買ってみた」と「継続的に競馬を楽しむ」の間にも高いハードルが存在しているわけです。「継続的にばんえい競馬に興味を持ってもらうこと」や「馬券を予想するための(特にネットでの)情報提供」等の必要性が(これまでも度々書いてきたことですが)あるでしょう。


今回のコラボイベントですが、ばんえい競馬にとっては単なる企業協賛競走にとどまらない「本気」を見せたということになっていますが。当日、OPBMの職員さんとちょっと立ち話をした時には「もっといろいろ出来たはず」と言ってました。また、とかちむらのスタッフさんからも「準備期間が少なかった」という声を聞きました。私自身も、もっと準備期間があればいろいろアイデアも出せたのになあ、という残念な気持ちを持っております。
ばんえい側では「まだ本当の本気を見せていない」と考えている人が結構いるようです。ネット上では「やりすぎ」なんて言われているようですが、実際には「やり足りない」だったわけです。
ですので、「ばんえいの更なる本気」を見せるという意味でも、第2回ばんえいアイドルマスター記念の開催を切に願うところであります。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 06, 2011

ばんえい×アイマス

11月20日帯広競馬場で、ばんえい競馬×アイドルマスターコラボ企画「ばんえいアイドルマスター記念」が開催されるそうで、特設ページも公開されています
この特設ページの公開以後、Twitter等を眺めててもかなり話題になっているようで、アイドルマスターというコンテンツの注目度の高さを再認識しております。
アイマスで協賛レースといえば、これまで有志の方が個人協賛を組んでくれたこともありましたが、今回は企業協賛という以上の「コラボイベント」というカタチということで。これはすごいことだよなーと思いますし、これまで個人協賛レースがあったからからこそ、今回のイベントが実現したということで、これまで協賛レースを組んでくれた有志の皆様に感謝したいなあ、と思います。

さて当日ですが、このイベントのために遠くから帯広に駆けつけるアイマスファンの方々がたくさんいらっしゃるようで。すごい行動力だよなーと敬服すると同時に、せっかく帯広競馬場に来てもらえるんだから、十勝帯広を目一杯堪能してもらいたい、十勝の事をもっと好きになってほしいなあ(できればばんえい競馬も)と。

ばんえい競馬的にいえば、このイベントって実はすごいチャンスであると個人的には認識しております。
だって「ファンの高齢化」というのが指摘されているばんえい競馬に「新たなファンになってくれるかもしれない若い人達がたくさん来る」んですから。これって非常に重要だと思うんですよね。そーいう意味でも、当日はコラボイベントもそうですが「初心者向けにばんえい競馬(レースや馬)を知ってもらえるような仕掛け」を考えることが重要ですかね。
今回のコラボイベントが成功し、今後も単なる名前だけの企業協賛を越える「コラボイベント」が増え、イベント会場として帯広競馬場を活用する取り組みが増えてくれば、競馬場に人を呼び込む機会も増えるし、「とかちむら」にもプラスになるよね、と。
例えば、当日は競馬場にフラワースタンドが設けられるそうですが、特設ページには「帯広市内のお花屋さん一覧(iタウンページ)」へのリンクが付けられています。お花屋さんにとっては「ばんえい競馬があることによって売上が上がった」ということにもなるわけで、地元への経済効果が広がります。コラボイベントが増え、大規模になれば、経済波及効果を更に上げられるわけで。
その点からも、今回のコラボイベントには期待しておりますし、成功してもらいたいと思っております。

ゲームやアニメ系とのコラボということで、一部では「萌えに媚びるな」という言い方をされているのかもしれませんが……。
私自身が「ばんえい競馬萌えー」な人種ですからねえw
「アイマス」と「ばんえい」、追いかけているものが違うだけで「一つの物事を熱心に応援する人」ということは同じということで。「十勝」が縁で出来た繋がりを大切にしたいし、いろいろと協力できればいいなー、と。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 05, 2010

ファンの意見を取り入れる

ばんえい十勝劇場さんより転載。

アンケートに答えてお菓子もらおう!
6~8日に初企画 動向把握、運営で活用へ

 ばんえい十勝の運営を受託するオッズパーク・ばんえい・マネジメント(OPBM、新名貴之社長)は6~8の3日間、帯広競馬場スタンド1階特設コーナーで、来場者を対象にした初のプレゼント付き「お客様アンケート」の聞き取りを行う。各日午前10時から午後2時まで実施する。

 同競馬場に来るファンから施設やサービスなどの満足度や改善点などをスタッフが聞き取り、4月からの新年度の運営に生かすのが狙い。これに併せて来場者の年齢層・居住地なども調べ、ファンの最新の動向も把握する。答えてもらった人には菓子・お茶缶をプレゼントする。

 同競馬場には利用者が要望を記入するアンケート用紙を入れる常設の箱もあるが「新年度に向けてまとめて要望を調べる機会を設けたかった。運営側でこれまで気が付かなかった点も出てくると思う。寄せていただいた要望で、予算面なども考慮して実現できるものは、新年度からすぐに実行したい」(新名社長)としている。

ということで,非常によい試みだと思います。特に「来場者の年齢層や居住地」なんていう基礎的な数字は絶対に押さえておかなければいけないでしょう。「なんで日程決める前にやっとかなかったのか?」という疑問もないことはありませんが,今後の競馬開催がよりファンの実態に見合ったものになればと思います。また,

> ファンから施設やサービスなどの満足度や改善点などをスタッフが聞き取り、
> 4月からの新年度の運営に生かすのが狙い。

対面聞き取りでやるのは非常によいと思います。面白いアイデアがたくさんでてくるといいですね。

ところで。この「ファンからの意見を聴取する」ということに関して,できればやっていただけるとありがたいな,ということがありまして。

「意見を取りっぱなしにしないで,どんな要望があったのかとかそれについて実現可能だとかこーいう理由で実現不可だとか,(一部でもいいので)ファンに開示してほしい」

ということ。
常設の箱なんか特にそうなんですが,いくらファンから意見をもらっても,見える形でのフィードバックがなければ「意見しても読んでないんだろ。だったら出すだけムダ」と思われてしまいかねないわけですから。スーパーマーケットのように全ての意見に詳細に返答すべきとまでは思いませんが,やっぱりせっかく意見したんだから返事があった方がうれしいだろうし,また意見しようかというモチベーションも上がるのではないかと。

ファンの意見ということでは,競馬場に限らずインターネットにもいろいろありまして。
例えば,翔けろ!!ハクバオウジさんが「レース後のコメント」をホームページに載せてはどうか,との提案をされていますが。個人的にすごく面白いし実現すればいいんじゃないかと思います。インターネット上でファンが競馬に対して意見を表明する場としてはばんえい十勝劇場さんの新生ばんえい競馬への提言集が代表ではないかと思いますが,ただ意見が箇条書きされていくだけで,何もフィードバックがないというのがちょっと寂しいというか,ちょっともったいないなーという印象が。
他にもばんえい思い出写真館さんのようにいろんな提言を上げている方もおりますし,拙blogでもちょぼちょぼと書いていたりもするのですが。やっぱり「ここのblogで書いた意見はキチンと主催者に届いていないんじゃないか?」とはよく思ったりもします。とはいえ,OPBMの中の人に「ばんえい競馬に提言しているブログを検索してコメント付けて回れ」となどいうのは無理な話。
ということで,今回の競馬場でのアンケート聞き取りのようなものをインターネットでも受け付けできないか? と考えたりしているのですが,どうなんでしょうかね? あとは競馬場にある「常設の箱」に相当するメールアドレスもあったりするとモアベターなのかもしれません。

OPBM藤井前社長が用いた「全員参加型」という言葉がありますが。じゃあ,これまで「その『全員』の中にファンは入っていたのか?」というと,個人的には必ずしもそうではなかったのではないかと感じています。今回のアンケートは単なる「意見聴取」だけじゃなく「ファンが『全員参加型』の輪に加わっていることをファン自らが意識する」きっかけとなるいい機会なのではないかと思いますし,主催者側にとっても「ばんえい競馬を成功させるために『ファン』を(いい意味で)活用する」きっかけとなればいいなと思います。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 23, 2010

ばんえい競馬1口ファンド

【ばんえい】ばんえい競馬初の1口ファンドいよいよ実現

 地方競馬全場のインターネット投票サービス「楽天競馬」(運営:競馬モール株式会社)と有限会社シルクホースクラブ(代表取締役:阿部幸也)が共同で、ばんえい競馬で初となる1口ファンドを実施することになりましたのでお知らせいたします。

(後略)
http://plaza.rakuten.co.jp/keibainfo/diary/201002220002/

ということで,ついにばんえい競馬に一口馬主がくるようです。
また,既存の一口馬主と一番の違いはクラブが用意した馬に出資をするのではなく,会員が能力検定を見て出資する馬を選ぶ,というところ。すぐにレースに使えて活躍できる可能性が高い馬を選べるというのは出資者にとってはいい条件なのではないかと思います。
想定出資額は1口2万円前後,維持会費は1口1500円。あとはシルクホースクラブの入会金(1万円)と一般会費(3150円or1050円)がかかると思いますが,私のようなしがない給与所得者でも手が届く値段かなあ,という感じです。とはいえ,現在の報償制度では馬主として得られる金額はかなり低いのが現実で,いわゆる「収支」という意味では出資者がプラスになる可能性は極めて低いですね。しかし,安価な出資でばんえい競走馬の馬主に,しかも能検を見た上で素質馬を選べるというのはかなり魅力的なんじゃないかと思います。

この一口ファンド制度。単純に馬主数が増えるということもメリットでありますが,個人的には生産者に対してのアピール効果を期待したいです。ばんえい競馬の報償費の低下によって馬の取引価格が下落したり食肉業者に競り負けたりしている状況や,生産者の高齢化や後継者不足も相まって,農用馬の生産者数や頭数は急激に減り続けています。馬を作っている生産者には「食肉業者に競り落とされるよりは,多少安くとも競走馬として使ってもらいたい」という思いを持っていられる方も多いと聞きます。自分の生産馬が中央競馬では既にブランドとなっている「シルク」の冠名をつけて競馬場で走る,というのは生産者にとって励みになるのではないかと。
また,今回の視察ツアーもそうですが,愛馬を応援するために出資者が来帯する機会が増えるとかいう効果もあるでしょう。ばんえい競馬の場合,平地競走特にJRAに比べて「故障による長期休養や引退が少ない」「出走数が多い」「競走馬として活躍できる期間が長い」ということで,1頭の馬と長く付き合うことになろうかと思います。出資者がリピーターとして継続的に来帯していただけるなら,競馬場にとっても十勝帯広にとっても大変ありがたいことです。

一口ファンド,将来的には募集馬数の増加や他クラブの参入も期待したいところでありますが,現行の報償金では出資者の費用負担が大きいために「費用負担が大きくてもばん馬の一口馬主になりたい,ばんえい競馬を応援したい」という強い意思を持ったファンのみに客層が限定されてしまうのではないかという気がします。そのような状況下では募集頭数の増加や他クラブからの参入は慎重にならざるを得ないでしょうし,ボランティア的精神が前提での出資を求め続けることはいずれ限界が来るのではないかと。これは一口ファンドに限ったことではなく既存の個人馬主さんも同様ですが,馬主の経済的負担を軽減できるよう(できれば預託料ぐらいは出走手当+賞金で賄えるように)報償費を増額と,その前提となる馬券売上額の向上を期待したいです。

ばんえい競馬をとりまく状況は,ここのところ

 馬券売上の低迷→賞金の値下げ→馬の取引価格低下落→生産頭数の減少

という負の連鎖にどう抗っていくかという極めて深刻な問題に直面しているわけですが。今回の一口ファンドは,この負の連鎖に歯止めをかけるための絶好のチャンスなのではないかと期待しています。是非とも成功してもらいたいなと思います。
そしてばんえい競馬に「全員参加型」で関わっている輪の中に新たに「クラブ法人」という存在が加わることになるわけですが。各団体同士が協力して新たなコラボレーションが生まれると,ばんえい競馬全体がより活気づくんじゃないかと期待しております。
また個人的には,一口馬主で「ばん馬の血統」に対する注目度が上がるのではないかという事で,「同好の士」としてはうれしく感じておりますし,「ばん馬の血統について知りたい」というニーズに応えられるよう,このBlogやWebサイトでの情報提供やその他諸々でやっていければいいなーと考えております。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

January 15, 2010

OddsParkLOTO スタート

ついにというかようやくというか、OddsParkLOTOがスタートしました。
売上額は連日200万円超えとなかなかに好調のようで、せいぜい10~20万円ぐらいと予想していた自分の見識の浅さを再確認した次第でありますorz

さて。このOddsParkLOTOですが、ばんえい競馬についてはコンピュータが自動採番する「ランダム式」が採用されております。ランダム式あるいは自分で買い目を選べる「セレクト式」か、どちらが良いのかという事に関しては、個人的にはセレクト式の方が良いのではないかと考えておりました。
理由は「セレクト式の方がきちんと『予想』をしてもらえるだろう。で、せっかく5レースの勝ち馬を予想するんだから、LOTOに加えて普通の単勝や馬連馬単の馬券も買ってくれるんじゃないか」という、あまり根拠のない推論だったのですが。これはよくよく考えてみると、かなりヘビーユーザ的な考え方だったようで、今にして思えば間違いだよなと気づきました。ネット投票のみのOddsParkLOTOということは、予想紙が入手できないユーザも多いわけで。限られた情報の中で5レースを予想するのはいかにも大変。普段から大半のレースを予想&購入しているヘビーユーザならともかく、これから取り込むべき新規層ライト層にとっては、そんな「めんどくさい」馬券を買うのは高い障壁となるわけです。まずは「ばんえい競馬に興味を持ってもらう」ことを優先するならランダム式の方が正しい選択だったのかな、ということで、ここでも自分の見識の浅さを再確認した次第でありますorz
ということで、ランダム式を採用したというオッズパーク社の判断は正しかったのだろうな、とは思います。ただ、買い目が均等に散らばるランダム式ではOddsParkLOTOの最大の謳い文句である「最大2億円」が確率的にほぼ有り得なさそう(だいたい平均750万円ぐらいに収まるかと思います)なのがちょっと残念です。まあ、あとはやっぱりばんえいのヘビーユーザとしては「自分の選んだ買い目で5重単当てたい」という気持ちはありますので(笑)、できればランダム式とセレクト式の両方が選べるようになればモアベターなのかなーという気がします。

それはさておき。とりあえず順調な滑り出しとなったOddsParkLOTOをばんえい競馬の売上回復に結びつけるためには
・OddsParkLOTOの売上を増やす
・OddsParkLOTOでばんえいに興味を持った新規ファンにOddsPark競馬でも投票してもらう

ことが必要なのだろうな、と思います。
前者については何といってもプロモーション活動が重要なのでしょう。オッズパークの既存会員に一人でも多く投票してもらえるようにというのもそうですが、オッズパークの投票会員を増やすというのも重要。これはオッズパーク社の取り組みに期待したいのはもちろんですが、OPBMとしても競馬場内でのプロモーション強化とか、オッズパークで買える他主催者の競馬に興味を持ってもらえるようなイベントなんてのもあっていいんじゃないでしょうかね? 昨年はリッキー&ミルキーやエアばん馬が全国の競馬場を行脚したわけですが、反対に他主催者のキャンペーンを帯広競馬場に招待してもいいんじゃないかと思います。JRAジョッキーDayがあるんだからホッカイドウ競馬ジョッキーDayがあってもいいじゃないですか。これはOddsParkLOTOだけの問題じゃなくて、全国どこも厳しい状態となっている地方競馬を活性化させるためでもあるのですが。

また、OddsParkLOTOではじめてばんえい競馬に触れた新規ファンをリピーターとして継続的に投票してもらう、できればOddsParkLOTOだけでなくOddsPark競馬にも投票してもらいたいというのは、これまでもいろいろと書いてきた「インターネットユーザ向けの予想情報の強化」が必須だよな、と思います。また、それ以外にも「そもそも、ばんえい競馬というものの理解度を深める」コンテンツも必要だろうな、と思います。これは先月のエントリでも書いたことなのですが。「どうして第1障害を降りてから、何度も止まるの?」「どうしてせっかくリードしている逃げ馬が第2障害の下で他の馬が来るまで待っているの?」等々。ばんえい競馬に慣れ親しんでいるヘビーユーザにとっては「当たり前」のことが、ばんえい競馬初心者にとってはなんだか奇妙な光景に映ってしまう、その疑問に対する回答が容易に見つからないとせっかく新しく来てくれたお客さんが「ばんえい競馬はやっぱり分からない」ということで離れてしまう。ばんえい十勝公式サイトには一応初心者向けのコンテンツはあるにはあるのですが、内容的には競馬場で配布されているパンフレットの転載に過ぎないし、残念ながらユーザの求める内容にはなっていないんじゃないかと思います。FAQみたいなものを作るとか、チュートリアル的な動画を作ってみるとか、手段はいろいろあるんじゃないかと思いますし、この辺は母体がIT企業であるOPBMとしての強みを活かせる分野なのではないかと思います。
……なんて無責任に書くのは簡単なのですが、OPBMさん、特に広報担当は相当に激務だという話も聞きますし、すぐに対応しろというのも難しいのかもしれません。しかし、折角OddsParkLOTO効果でばんえい競馬に新しく興味を持ったファン層がいるわけですから、この機会を逃すのはちょっともったいない。新生ばんえい競馬は「全員参加型」なわけですから、例えばWebサイトを強化するなら、ばんえい競馬に詳しい外部の人にコンテンツの本文作成を委託するとかしてみてもいいんじゃないでしょうか?

ピンチの時に「全員参加型」で乗り切ろうというのは当然そうなんですが、チャンスの時も「全員参加型」でさらに盛り上げよう、という雰囲気があれば、よりよい感じで回るんじゃないかと思うのです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

January 04, 2010

「全員参加型」という言葉(2010年年頭に際し)

正月三箇日も過ぎてしまい今さら感もありますが,今年もよろしくお願いいたします。

先日,コメント覧でインターネット上での予想情報の不足感について書き込みをいただきましたが,その中に興味深い言葉がありました。

> 全員参加型とはいえやはりそれぞれの役割分担は必要で、
> 厩舎は良い馬を作り、主催者は良いイベントを作り、ファンはたくさん馬券を買う、
> 友だちに勧めるという枠組みのもと

全くその通りだと思います。「全員参加型」っても役割分担はある,ていうか無いと困るのですよ。
主催者である帯広市,運営会社であるOPBM,施設所有者である十勝農協連,馬を所有する馬主さんたち,その馬を預かり育てレースに臨む厩舎スタッフ……。その他,さまざまな人たちが協力し合ってばんえい競馬という興行が運営されております。どうやら今年はそのばんえい競馬にとって「正念場となる」一年のようですが。それぞれの立場の人たちがそれぞれ自分たちの役割をこれまで通りにしっかりと果たしていき,全体としてこれまで以上の「一体感」を築いていければ,必ずやこの難局を乗り越えられると信じております。

さて。日ごろから新生ばんえい競馬は「全員参加型」だと言っておるわけですが,じゃあ我々ファンは何をすればいいんでしょうか? 個人的には「あまり深く考えずに,今まで通りファンとして振る舞えばいい」んだと思います。
ばんえい競馬のあれこれを読むためにインターネットを放浪していると

「単なる一ファンなので大したことは出来ませんが」

という言葉を時々目にしますが……。実は,個人的にはその言葉にはちょっと疑問を持たざるを得ません。何か難しく考えすぎなんじゃないかなあ,と。
わたしとしては「全員参加型」という言葉をこう解釈しております。

・自分の出来ることだけやればいい。出来もしないことを背伸びしてやろうとする必要はない
・その代わり,出来ることは遺漏なくすべき
・あとは「自分の出来ること」がちょっとでも増えればモアベターだよね

どうも「参加する」「支援する」という言葉を使うと,えらく高尚なものだと思われているんじゃないかという気がしますが,あんまり難しく考える必要はないと思うんです。馬券を買うとかふるさと納税制度を使って帯広市に寄付をするとか,確かに立派な貢献ではありますが……。もっともっと小さなことでも良いと思うんですよね。
例えば。競馬観戦に帯広を訪れた際に「本州から競馬を観るために来たんですよー」と,お土産屋の店員さんやタクシーの運転手さんと世間話をする。これだって「競馬があることによって十勝が潤っている」ことを住民の方々に認知をさせる効果がある,立派な宣伝活動だと思うんですよね。例えば。おみやげにばんえい競馬の写真がプリントされているものを選ぶ。ばんえい競馬の写真をパッケージに描いたところ売り上げがUPした,なんて数字が出たら素晴らしいことだと思います。
なかなか競馬場に行けないという方でも。blogなんかでばんえい競馬の事や好きな馬・騎手について語ってもよし。自分でblogを立ち上げなくても,お気に入りのblogやSNSのコミュニティなどにコメントを寄せる。インターネット上のばんえい競馬に関するコミュニティに「賑わい」が生まれると,お互いのばんえい競馬に対する興味が相乗効果で増してくるし,そして,これまでそれほどばんえい競馬に興味を持たなかった人に「なんだか,ばんえい競馬は楽しそうだな」と思ってもらえれば,それがばんえい競馬の新規ファン獲得に繋がるわけで。
極端な話,ばんえいだけじゃなくて地元の地方競馬やJRAを応援してくれてもいい。今は「競馬」の元気を回復させることが喫緊の課題であります。そして,それが将来のばんえい競馬ファン候補を増やすことにも繋がるわけですから(わたし自身JRA→ホッカイドウ競馬→ばんえい競馬の順で覚えていったクチですので)。
何だかキレイゴトを言っているような気もしないでもないですが,あんまり深く考える必要はないと思います。いきなり高望みしても,うまくいかなかったら元も子もないですし,何よりも「出来る範囲で気軽に楽しく」から始めた方が,長続きするんじゃないかなーと。そして,「あ,こんなことなら簡単じゃん」と思えることがあったら,それをしっかりやってもらえればいいんじゃないかと思います。また,そのうちに「お,こんなこともできそうかな?」とか「こんなこともやってみたい」と思い付くことがきっとありますから,その時になったら守備範囲を少しずつ広げていけばいいんじゃないかと。

暗いと不平を言うよりもすすんであかりをつけましょう

ということで,自分自身的にも,今年もあれやこれやでばんえい競馬の手助けをしていければいいなー。いろいろとやりたいこともあるので,一つでもカタチにしていければいいなーと思います。正直言って辛気臭いエントリの多いblog&更新が滞りがちなWebサイト(本館)ですが,今年もご愛顧いただければ幸いです。

| | Comments (2) | TrackBack (0)