September 11, 2009
ばんえい十勝劇場さんからの引用記事
予算比9.4%減 41億円 最近1カ月で改善の兆しも
60日間の発売額 予算超え倍増、1億円突破
ばんえい十勝は7日、第10開催60日間(全25開催150日間)を終えた。累計発売額は41億5356万1700円(予算比9.40%減、前年比11.66%減)。計画を1割近く下回り厳しい状況が続いているが、1日当たりの予算額を超える日の累計が直近の1カ月間で8日間に倍増、8月16日(1億189万8700円)には今季初めて1億円を突破するなど、改善の兆候もみられている。
1日の発売額が1億円を突破したのは、ばんえい記念が開催された昨季の3月29日以来、約5カ月ぶり。8月16日はファン投票と獲得賞金上位馬による重賞レース「柳月杯ばんえいグランプリ」が開催され、注目度が高まった。
今季の1日発売額は9000万円台がなく、8月16日に次いで多いのは8969万4900円(4月26日)、8694万5000円(5月4日)、8623万100円(9月6日)の順。
60日間の累計発売額は、帯広競馬場が11億1402万9100円(予算比12.82%減、前年比12.61%減)と苦戦。旭川や北見など6カ所の直営場外は14億6830万3300円(同3.24%減、同12.50%減)で、計画をやや下回るペースで推移している。
今季伸び悩みが顕著なネット・電話投票は、10億616万9800円(同12.70%減、同3.51%減)と低調。特にオッズパークの販売が予算比17.78%、前年比10.86%も減少し厳しい状況だ。
市ばんえい振興室は「発売額が依然厳しいが少しずつ予算を超える日が増えてきた。これから巻き返したい」と話している。
これだけだとちと分かりづらいので,とりあえずこの記事の前の売上関連記事
7月22日付(開催39日間)の数字と並べてみましょうか。
○累計発売額
7月 27億3671万5600円 (予算比9.75%減 前年比11.73%減)
↓
9月 41億5356万1700円 (予算比9.40%減 前年比11.66%減)
○帯広競馬場
7月 7億5467万8000円 (予算比12.29%減 前年比11.24%減)
↓
9月 11億1402万9100円 (予算比12.82%減 前年比12.61%減)
○直営場外
7月 9億8814万3000円 (予算比3.02%減 前年比11.34%減)
↓
9月 14億6830万3300円 (予算比3.24%減 前年比12.50%減)
○ネット
7月 6億2650万4600円 (予算比13.72%減 前年比8.11%減)
↓
9月 10億0616万9800円 (予算比12.70%減 前年比3.51%減)
○オッズパーク
7月 計画より約2割低い水準
↓
9月 予算比17.78%減 前年比10.86%減
記事ではネットの不振が売上減の主犯扱い的なニュアンスで書かれていますが……。こうしてみると,7月下旬から9月上旬にかけてネットでの売り上げは次第に回復しつつあるように見受けられます。オッズパーク&楽天競馬のポイント還元キャンペーンの効果が出ているんじゃないかと。反対に,競馬場や直営場外は予算比の売上減幅が増えてしまっています。
「改善の兆候」はネット売りでこそ見られるものの,競馬場や直営場外の数字は相変わらず浮上の気配無し,と読むべきではないかと思います。
これについては,秋期薄暮開催の時間を変更した影響がどう出るかに注目したいですし,
「そもそも来年の開催でナイター(薄暮)が必要なのか?」
という議論を十分してもらいたいと思います。特に,ナイター開催の意義については「競馬場だけ」で検討せずに,帯広あるいは十勝全体への経済波及効果を見極める上で商工観光関係のプロと議論をしてもらいたいな,と。
また,競馬場の売上減少傾向に歯止めがかからない,という問題についてですが。競馬場で行われている各種場内イベントの費用対効果についても検討すべきじゃないかと思います。例えば,競馬場でのイベントといってまっ先に思い浮かぶのは
レース発走前の勝ち馬投票券○○円以上提示で抽選会参加
ですが。これって限られた常連客の既得権と化してないでしょうか? もちろん「2000円以上で1回抽選」をやっているなら「普段1000円しか買ってないけど,抽選できるなら多めに買っちゃおうか」という需要の掘り起こし,あるいは既存客の囲い込みはできるとは思いますが。これだと新規顧客を増やすことにはつながらないし,そもそも費用対効果として見合ったものなのかと考えると,個人的には疑問符を付けざるを得ません。
そういう意味では,釧路大漁どんぱくとハロンズ釧路場外発売所でのコラボイベントとか「投票へ行こう!その後はばんえいへ。」キャンペーンなんてのは個人的には面白い方向性だなと思います(実際の効果は分かりませんがw)し,これからは「これまで競馬場に来たことの無い人を新規で呼び込む」キャンペーンをもっと重視してもいいんじゃないかと思います。
それと,イベント抽選会でいえばもう1つ。競馬場での抽選イベント等はもっぱらOPBMの職員が行っているんじゃないかという気がするんですが……。これって別に職員じゃなくてボランティアでも対応できるんじゃないでしょうか? それこそNPO法人とかち馬文化を支える会あたりに手伝ってもらえばいいじゃないですか。その分,OPBM職員のマンパワーはOPBM職員にしかできない業務(企画立案とかマスコミ・企業対応とか)に振り向ければいいわけで。赤字で緊縮財政を強いて競馬の運営をしているなら,人的コストは極力効率的に投下すべきだと思いますし,外部の助力を得られる部分があるとしたら積極的に受け入れるべきだし,「競馬を続けたい」と思う人が直接的に競馬運営の手伝いを担える入り口となるわけで。
だって「全員参加型」なんですから。
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July 23, 2009
ばんえい十勝劇場さんからの転載記事。
ばんえい十勝ナイター1カ月 発売額11.7%減 雨天で集客伸び悩み
ばんえい十勝は20日でナイター1カ月間が経過。開催39日間の累計発売額は予算比9.75%減、前年比11.73%減の27億3671万5600円で、計画を1割下回る厳しい状況が続いている。予算を超えた日は開幕から4日間しかなく、ナイター開催15日間ではわずか2日間にとどまった。厳しい経済状況で電話.ネット投票が伸び悩んでいるほか、雨天で集客も伸び悩んでいる。
1日平均の発売額は7017万2195円(前年7949万3769円)。帯広競馬場は7億5467万8000円(予算比12.29%減、前年比11.24%減)で計画を1割近く下回り苦戦している。
旭川や北見など道内6カ所の直営場外発売所は9億8814万3000円(同3.02%減、同11.34%減)。今年度移転リニューアールした旭川場外(旭川北彩都)は予算比10.39%減の4億610万1200円で、想定より厳しい状況に陥っている。今月4日に移転オープンした北見場外(ミントスポット北見)や釧路、苫小牧は計画をやや上回る額で推移している。
単独開催3年目で最も苦戦が顕著なのがネット・電話投票。累計発売額が6億2650万4600円(予算比13.72%減、前年比8.11%減)で、特にオッズパークの売上額が計画より約2割低い水準まで落ち込んでいる。
市ばんえい振興室は「ネットの落ち込みはオッズパーク.ばんえい・マネジメントと話しているがよく分かっていない。(全体の発売額の落ち込みは)景気と雨天が大きい」(合田隆司室長)と話している。
誠に困った事態であります。ネット投票の落ち込みがひどいというのは実に困ります。
地全協のサイトの地方競馬開催成績で主催者別の実績を見てみると,今年度4~6月の累計で電話投票の投票額が前年割れとなっている主催者は帯広のみ。不景気云々で片付けられる問題ではありません。
ばんえい競馬を運営しているオッズパーク・ばんえい・マネジメントと,その兄弟会社であるオッズパーク株式会社が運営している投票サイトであるオッズパーク。情報交換の密度や共同キャンペーンの取り易さ等,他主催者よりも恵まれた条件であるはずなのに
> オッズパークの売上額が計画より約2割低い水準まで落ち込んでいる。
というのはいかがなものかと。
> ネットの落ち込みはオッズパーク.ばんえい・マネジメントと話しているがよく分かっていない
「よく分かっていない」じゃなくて,オッズパーク株式会社さんにはユーザの動向等の分析をしっかりとやってもらいたいし,その情報をOPBMと共有した上で今後の対策に活かしてもらいたいです。そうしなければ五重単やったってどうにもならんよ,という気がします。
さて。ネット投票の売上減に関しての数字の裏付けがない素人の見解としては。やっぱり原因は「存廃前後に増えた新規客を囲い込めていない」であり「新規で買ってくれた一見さんがリピーターになってくれない」ことだと考えます。そしてその要因は巷で言われている「同じコース&同じメンバーによるマンネリ感」よりも
どうやってレースを観戦したらいいのか,どうやって予想したらいいのか,が分からない
方が大きいのではないかと感じています。
今までも何度も書いてきたかもしれませんが,同じ「競馬」といってもばんえい競馬は平地競走と全く違うために,平地競走のファンだからといってスンナリ入ってくるのが難しい。そして,道中で馬を止めたり第2障害下で他馬が揃うまで待っているように見えたりするのはビギナー層にとっては「なんで?」と思われてしまう。その疑問がすぐに氷解しないと「やっぱりばんえい競馬は分からないや。買うの止めた」となってしまう。
ばんえい競馬のレースの見方について,Web上で最良のテキストは以前ばんえい競馬情報局で矢野アナウンサーが書いたコラムだと思います。これをまとめたのが公式サイトのコラムのところにありますが,どうもイマイチ目に留まりにくい。もっと大々的に「どうやって予想すればいいのか」みたいなコンテンツにしておいてもいいんじゃないかと思います。それこそ,チュートリアル的な動画を作って配信してみても面白いんじゃないでしょうか?
また,予想については,これも何度も書いているような気がしますが,ネット上で予想の根拠となり得るコンテンツが圧倒的に少ないこともばんえい競馬の弱点。もちろん競馬新聞のネット配信もありますが,無料で情報が手に入るのが当たり前のインターネットなわけですから,ビギナー層にとってはお金を払うというのは極めて敷居の高いものとなります。五重単で幅広い層から宝くじ感覚で買ってもらうことを想定するなら尚のこと,無料でアクセスできる予想の根拠となる情報を増やさなければならないと思います。オッズパークでは先着百名限定でメインレースの予想紙を無料で見ることができますが,先着百名というのはいかにもアレですし,そもそも五重単を予想することはできません。地全協サイトの出馬表とオッズパークの出馬表(2名の予想印)だけで予想しろというのは,一応十数年ばんえい競馬を見ているわたしでも自信の持てる予想はできないし,それこそ将来的に三連単が発売されても怖くて買えません。
平地競走のノウハウが通用しないばんえい競馬なのですから,ビギナー層に予想してもらうためには,より分かり易い予想の根拠となる情報をより多く提供していく必要があると思います。ビギナー層ライト層でも簡単に存在を認知できる,ばんえい競馬公式サイトあるいはオッズパークのコンテンツから簡単にたどれる場所に置けるとモアベター。
例えばホッカイドウ競馬ひだか応援隊でやっているような無料予想情報や予想大会のようなものがあってもいいでしょう。個人のblogで予想をなさっている方もたくさんいらっしゃいますが,それをあちこち見て回るのも大変ですし。オッズパークジェーピーでは予想の達人を展開しておりますが,失礼ながら正直な感想をいえば盛況なようには見えませんし,このへんのテコ入れがあったりしてもうれしいなと思います。
秋からは五重単が始まるわけですが,これを成功させるにはとにかく「Web上でばんえい競馬を楽しむ人を増やす」ことと「オッズパークのユーザ数を増やす」ことが重要だと思います。OPBMとオッズパーク社で連携しての施策が重要になるんじゃないかと。
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July 16, 2009
イオンが競馬場で商業施設構想【帯広】
帯広市が帯広競馬場の複合施設化を検討している問題で、国内小売り大手のイオンが市に対し、同競馬場敷地内での新たな商業施設構想を非公式に打診していることが、15日までに分かった。小売り、文化、飲食、スポーツジムなどの複合施設「リージョナル・ショッピングセンター(RSC、広域型商業施設)」を整備し、ばんえい競馬との相乗効果で集客を図る計画。競馬場敷地は現状では1万平方メートルを超える商業施設は建設できず、市側は実現に否定的な立場を示している。
イオン側の担当者が十勝毎日新聞の取材に対し、明らかにした。RSCは飲食、物販、サービス機能を合わせた200前後のテナントが入る大規模施設。苫小牧市のショッピングセンターに類似した施設をイメージしている。
担当者は「全国で最近作られている施設。十勝にないショッピングセンターを帯広でやりたい。経営が厳しいばんえい競馬の応援に協力する意向がある」と説明する。
イオン側は中心部に近い立地と広大な敷地が確保できる点に着目、10年ほど前から競馬場敷地内での立地を模索していた。市が競馬場の複合施設化を検討していることを知り、担当者が6月上旬に市役所を訪れ、構想の概要を伝えていた。
構想は(1)中心部の中心性を補完(2)ばんえい競馬の集客に相乗効果を生み出す(3)今までの十勝帯広にないもの-を念頭にしており、ポスフール帯広店の移転については未定としている。十勝の中心地の再構築を担うことで、音更や幕別、管外から人を呼び込み、地元百貨店の藤丸や商店街との相乗効果も図る。札幌市の観光名物のように、競馬場と中心部を結ぶばん馬馬車の運行も模索している。
競馬場に不特定多数の市民、生活者、道内外の観光客を集客できるとし、乗馬体験などイベント開催も可能と判断。施設内に地元企業による「おかしタウン」、「豚丼ストリート」、地元土産コーナー、映画ロケ地が多い地域性を紹介する「十勝映画ストリート」といった観光要素も含めている。テナントは地元のほか、全国展開の店舗なども想定している。
敷地は競馬場北側を活用し、約10万平方メートルを想定。ただ、競馬場は1万平方メートルを超える店舗は建設できない「第2種住居地域」で、担当者は「土地の賃貸も考えている。いずれにしろ市と地権者の協力がなければ具体化できない」とも話す。
市商工観光部は「土地利用は答えられる立場にはない。地元経済界にも配慮する必要がある」と説明。土地所有者の十勝農協連は「対応を市に任せている」としている。
http://www.hokkaido-nl.jp/detail.cgi?id=1169
競馬場の複合施設化がクローズアップされているこの時期に,具体的な計画案が出てまいりました。記事によると10年ほど前から検討していたとのことなので,充分に煮詰めた上でのプランなのでしょう。
素人かつ非地元民の立場なので事実誤認もあろうかと思いますが,とりあえずポイントとなりそうなのは
・第2種住居地域
・ポスフールとの兼ね合い
・地元商工関係団体との兼ね合い
あたりでしょうか?
地元商業,とりわけ帯広市内の商店主の反発は相当強いんじゃないかと思います。ただ,ここで反対して競馬場敷地への出店を阻止できたとしても,その代わりに音更や幕別に出店されてしまうということもあり得るわけで。個人的には(たとえ建前だとしても)
> 地元百貨店の藤丸や商店街との相乗効果も図る
の具体的な案や試算を見てみたいなと思います。
あとはなんといっても。競馬ファンとしての立場からすれば,併設による「ばんえい競馬としての」メリットが最大の関心事です。単なる「ショッピングセンターが隣にある競馬場」じゃあ面白くない。世界唯一のばんえい競馬が行われている競馬場として,より魅力のある空間になってもらいたい。
ということで,イオンさんには今度NPOとかち馬文化を支える会主催の「未来の帯広競馬場デザイン・コンクール」に応募して,計画案をプレゼンしていただけるとありがたいなと思います。
馬券売上の減少傾向は今後も続くことがほぼ確実な状況で,施設の複合施設化というのはばんえい競馬のみならず公営競技全体の課題になるでしょう。そういう意味では,今回のデザイン・コンクールはもっと大きく取り上げられてもいいのかな,という気がしますし,どのようなプランが出てくるかが非常に楽しみです。
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June 24, 2009
ばんえい十勝劇場さんからの転載記事
あすからナイター開催 薄暮開催 予算に10%届かず
ばんえい十勝は20日からナイター開催が始まる。今季初めて実施した薄暮開催は16日で前半が終了、馬券の発売成績は16億5434万1200円で予算比10.43%減、前年比11.40%減と想定以上に厳しい状況となっている。ナイターは9月21日までの計42日間。帯広競馬場でビアガーデンなどの企画もあり、多くの来場を呼び掛けている。
薄暮開催は5月9日に前半がスタート、16日までに計18日間開催した。後半はナイター終了後の9月26日に開始、10月19日まで計12日間行う。
前半の薄暮開催は予想以上に馬券発売が伸びず、1日の最高額は5月10日の7803万800円、最低は6月1日の5209万4600円。景気低迷に、天候不良などが追い打ちをかけた。
16日までの開催24日間の累計発売額は、帯広競馬場が4億6736万4000円(予算比12.79%減、前年比9.48%減)、道内6カ所の直営場外は6億3177万1200円(同2.29%減、同8.27%減)。帯広の落ち込みが目立つ。
道営競馬のミニ直営場外「Aiba」など広域発売も不振が続き、2億1391万8300円(同26.46%減、同21.41%減)。電話.ネット発売も3億4128万7700円(同8.64%減、同12.47%減)となっている。
ナイターは昨年の反省を踏まえ開催日を42日間と期間を短縮。第1レースは午後2時半、最終第12レースは8時35分となる。ビアガーデンは7月4日から8月末まで。ナイター開始キャンペーン(20-22日)として馬券3000円以上の購入者に、騎手の直筆サイン入りポストカードを提供する。市ばんえい振興室では「薄暮開催の効果を検証して後半に生かしたい」(合田隆司室長)と話している。
ということで,予想はされていましたが厳しい数字が並んでいます。とりあえず種別ごとに軽く考察してみますと。
○競馬場 予算比12.79%減 前年比9.84%減
えっと。わたしの記憶が確かならば,薄暮開催が始まった大きな理由の一つが「5月からナイターは寒すぎるから」だったはずなのですが。その不評だった昨年からの巻き返しもできていないのはいかがなものかと。
> レースの最初(午後0時半)と最後(同6時半ごろ)が昼食や夕食の時間と重なり、
> 中途半端な時間帯だったかもしれない
という市の担当者のコメントがありましたが。それ以外にも道新の地方版にあった記事でとかち馬文化を支える会の旋丸巴理事のコメント
> レース開催時間が頻繁に変わりファンも混乱しているのでは
というのもあるのでしょう。結局のところ,事前のリサーチがまるでなっていないんじゃない? どういう数字を見て検討して薄暮開催を決定したの? という,このblogでも何度か書いてきた話になるわけで。
とりあえず,来年度以降の話はともかくとして。今年度のナイターや秋季薄暮開催での売り上げ増を図るとしたら,以前のエントリで書いたように「夕方に帰宅する客にその後のレースを前売りで買ってもらえるようなキャンペーン」とか「観光客に便利なサービス」を打ち出していくべきかな,と思います。そして,それを推進するに当たっては「競馬場」だけで考えるんじゃなく「オール十勝」の視点でやっていくべきではないでしょうか?
○直営場外 予算比2.29%減 前年比8.27%減
○広域場外 予算比26.46%減 前年比21.41%減
広域場外の落ち込みが特に目立つのは,Aibaで売らなかった日があったのもあるのでしょうか? こちらも「夕方に帰宅する客にその後のレースを前売りで買ってもらえるようなキャンペーン」みたいなのを考えられないかな,と。
○電話ネット 予算比8.64%減 前年比12.47%減
ナイターや薄暮開催を実施するにあたっては「他場(主にJRA)と競合する時間を避けて,そちらのファンを呼び込む」という目論見があるのかと思いますが。数字を見る限りは成功しているとは言い難いでしょう。これは「レース開催時間が頻繁に変わりファンも混乱している」というのもあるでしょうが,それ以上に存廃騒動→単独開催時に新規で購入してくれたファンをリピーターとして掴みきれていないということが大きいと思います。
ネット投票の振興策についてはナイターだ薄暮だという以前に「インターネットでばんえい競馬の馬券を買ってもらうための努力」が必要だと思います。なんといっても五重単の導入を間近に控えているわけですから。これについては競馬場だけでなくオッズパークの動きにも注目したいです。
ネット投票の振興策というかインターネット層のファン獲得については,これまでもところどころのエントリで書き散らかしておりましたが,後日改めてまとめてみたいなと思います。
薄暮開催については,結局のところ「どの客層をターゲットにしているのかが分からない」というのが正直な感想です。競馬場の入場者数を増やすのが目的だとしたら,来てもらいたかったのが観光客なのか地元の若者なのか? ネット投票の売上増を期待したのか? 結局のところ全部門で目立った成果があがっていないわけで。
ナイターあるいは秋季薄暮開催の成功のためには「来てもらいたいと考えている客層」をターゲットにPRを集中的に行ってもいいんじゃないかと思います。例えば,観光客を狙うなら観光コンベンション協会や十勝川温泉とのさらなるタイアップを考えるとか,旅行関係のメディアへの働きかけ。JRA最終レースが終わった後に流れてくる客層を取り込むなら,よりJRAのファンが目にしやすい形でのPRとか。本当はJRA開催中の札幌競馬場でPRイベントとかできればいいんでしょうが,やっぱり無理なんでしょうかね……。
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May 28, 2009
ばんえい十勝劇場さんからの転載記事
ばんえい厳しい出だし 今季開幕1カ月 発売額7%減
帯広市単独開催3年目のばんえい競馬は25日、開催15日間を終え、1カ月が経過した。発売額は10億8482万6100円で、計画を7.79%下回り、前年比でも7.42%減と厳しい滑り出しとなった。帯広競馬場は計画より1割以上も少ない発売額で推移、直営場外より計画到達度は悪い。今季は旭川場外を移転、薄暮開催を初めて実施するなど新たな試みを始めたが目に見える成果は表れておらず、関係者は今後の盛り返しに期待している。
旭川場外移転初の薄暮開催「今後に期待」
15日間の入場者数は、帯広競馬場が前年比2503人(8.41%)減の2万7269人と落ち込みが目立つ。一方、道内6カ所の直営場外は、同709人(3.25%)増の2万2547人と微増。旭川は同331人(3.99%)増の8627人で、北見、岩見沢、苫小牧も前年以上の入場となっている。
発売額は入場者数の減少と連動し、帯広競馬場が3億1247万円で、予算比11.63%、前年比8.42%の減少。昨季の早すぎるナイター開催を踏まえ、今月9日には日中開催よりやや発走時刻を遅らせる薄暮開催を始めた。ただ客足は伸びず、市の担当者は「レースの最初(午後0時半)と最後(同6時半ごろ)が昼食や夕食の時間と重なり、中途半端な時間帯だったかもしれない」と語る。
直営場外は予算比1.41%減、前年比5.61%減の4億689万円。旭川は前年の実績をわずかに上回っているが、計画より3.56%低く、オープン効果は限定的となっている。北見、苫小牧は計画を上回るペースだが、旭川を除く5場外の実績はいずれも前年割れしている。
ネット.電話投票も同6.49%減、同7.16%減の2億1119万円と低調。広域発売は中核となる道営競馬の直営場外「Aiba」での販売が伸び悩んでおり、ばんえい以外の他競馬場の馬券も発売していることから、分散が一因とみられている。
市ばんえい振興室では「他の競馬でも売り上げは伸びていない。景気の悪化が影響している」と懸念。砂川敏文市長は25日の定例記者会見で、「新しい試みをやっており、昨年と違ったことが出ることに期待したい」と話した。
非常に厳しい出だしとなっております。
個人的に気になったポイントは2点。
1つ目は
> 昨季の早すぎるナイター開催を踏まえ、今月9日には日中開催よりやや発走時刻を遅らせる
> 薄暮開催を始めた。ただ客足は伸びず、市の担当者は「レースの最初(午後0時半)と
> 最後(同6時半ごろ)が昼食や夕食の時間と重なり、中途半端な時間帯だったかもしれない」と語る。
昨年のナイターが不調だったという記事の時にも書いたのですが,顧客の行動や時間毎の発売額を事前に調べた上での薄暮開催決定じゃなかったの? ちゃんとマーケティングしてるの? という疑問を持たざるを得ません。昨年度の経験がまったく活かされていないという印象です。
2つ目は
> 「他の競馬でも売り上げは伸びていない。景気の悪化が影響している」と懸念。
地全協のサイトで各主催者別の開催成績を見ることができ,今のところ最新の数字として平成21年4月分(※pdfファイル)の成績が閲覧できます。5月25日までのばんえい競馬の数字と4月分の他主催者の数字を単純に比較するのはアレなのですが,ばんえい競馬と同じく廃止が取りざたされている高知競馬をはじめ,一日平均当たりの売上額が前年を上回っている主催者がいくつもあります。単に「不景気だから」で片づけてしまってはいけないでしょう。
昨年度のロングランナイター開催の失敗を踏まえた(んですよね?)上で実施された薄暮開催ですが。通常の昼間開催と時間をずらすことによってどのような客層を集めようとしたのでしょうか? 本場なのか場外なのかネット販売なのか? 結果的にはどの客層も芳しくない数字になってしまっているわけで。
>「新しい試みをやっており、昨年と違ったことが出ることに期待したい」
という砂川市長の言葉どおり,これからも様々なPR策が出てくるんだろうと思いますが,全方面全客層へのPRというのはコスト(人的含む)的にも限界があるでしょう。薄暮開催(あるいはナイター)をPRするにあたって,少し「狙いたい客層」に集中的に資源を投下する戦略があってもいいんじゃないかな,と思います。
個人的には競馬場本場でのイベントなんかはとかち馬文化を支える会やばんえい競馬馬主協会が招聘したコーディネーター等にある程度任せて,OPBMは場外とネット販売のテコ入れに労力を集中的に投下した方がいいんじゃないか,と思ったり。
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April 21, 2009
思いっきり時期外れですが,備忘録として。ばんえい十勝劇場さんからの転載記事。
もはや新シーズン開幕直前という時期でもありますので,今さら昨年度の不振の原因をあれこれ論じることはここでは止めておきます。単独開催3年目でまさに正念場となる今シーズン。入場人員と売り上げを増やすために,主催者をはじめとする各層がどのような動きをとるのか,期待を持って注視したいと思っております。
ばんえい市単独開催2年目 発売115億 前年比1割減
場外の落ち込み深刻 高額配当導入など新戦略
帯広市単独開催2年目のばんえい十勝は30日で、今年度開催全日程の150日間が終了した。発売総額は115億5535万8700円、前年対比では89.34%と1割下回り、予算対比でも97.17%と計画を達成できなかった。後半は正月開催や重賞レースで盛り返したが、単独開催初年度の昨季より話題性が減り、天候不良によるナイター開催の不振が響いた。運営受託会社が赤字の見通しで、3年目となる来季は新たな発売戦略や競馬場の複合施設化など、経営安定に向けた道筋を示せるかが課題となる。
|
2008年度(開催150日) |
2007年度(開催150日) |
予算対比 |
前年対比 |
| 発売額 |
115億5535万円 1日平均7703万円 |
129億3397万円 1日平均8622万円 |
97.17% |
89.34% |
| (内訳) |
帯広競馬場 30億1910万円 直営場外 42億9266万円 電話・ネット 24億1452万円 広域場外 18億2905万円 |
帯広競馬場 33億7218万円 直営場外 54億1571万円 電話・ネット 20億2821万円 広域場外 21億1785万円 |
101.99% 94.61% 99.44% 92.99% |
89.53% 79.26% 119.05% 86.36% |
| 入場人員 |
帯広競馬場 21万4808人 直営場外 22万1287人 |
帯広競馬場 23万7165人 直営場外 26万4080人 |
|
90.57% 83.80% |
入場者数は帯広競馬場(本場)が21万4808人(前年対比90.57%)と減少。直営場外も22万1287人(同83.80%)で昨季からの懸案だった落ち込みに歯止めがかかっていない。全体では1日平均2907人の43万6095人(同87.00%)。
発売額の場所別内訳は、帯広競馬場が30億1910万7800円(予算対比101.99%、前年対比89.53%)、直営場外(旭川、北見、岩見沢、釧路、苫小牧、名寄)は42億9266万5800円(予算対比94.61%、前年対比79.26%)。
旭川は18億円弱(予算対比105.88%、前年対比83.66%)と善戦したが、残り5カ所は予算割れ、前年比2割以上の減少と深刻化。市は直営場外の販売促進を図るため、旭川と北見の発売所を新年度から立地条件のよい市街地に移転する。
インターネット発売のオッズパーク、競馬モールの「電話投票」は24億1452万7700円(同99.44%、同119.05%)と健闘。来季は高額配当が期待できる「5重勝単勝式」の導入で売り上げ増を期待。道営直営場外のAibaや道外など「広域」発売は18億2905万7400円(同92.99%、同86.36%)だった。
砂川敏文市長は「3年目は経営基盤をしっかり示すことが必要な年。聖域なしで努力したい」と強調。複合施設化に関し、施設所有者の十勝農協連への協力要請については、「場面に応じて(要請したい)」とトップ交渉を行う考えも示した。運営受託会社のオッズパーク・ばんえい・マネジメントの藤井宏明社長は「複合施設化の具現化に期待したい。(複合化の)検討会議の構成メンバーを増やし工夫をしてほしい」と話した。(中津川甫)
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March 30, 2009
各機関で報道されていますが,とりあえず読売新聞の記事で。
2億円狙うなら「ばんえい競馬」、五重単・持ち越し導入へ
「ばんえい競馬」を開催する北海道帯広市は、今秋のレースから連続5レースの1着馬を予想する「五重勝単勝式」をインターネット販売で導入する。
的中者が出なければ払戻金は次回に持ち越しされる仕組みで、100円が最大2億円になる可能性があるという。
同競馬は売り上げ減に苦しみ、委託先の運営会社が来シーズン限りでの撤退を示唆しており、同市などでは「宝くじファンにも購入してほしい」と期待を寄せている。
重勝式は2005年の競馬法改正で実施可能になったが、現行の日本中央競馬会(JRA)や地方競馬での導入は初めて。五重勝単勝式は、事前に指定された連続5レースの1着馬を最初のレースの発走前にすべて予想する。的中確率は、10頭立てレースの場合10万分の1で、JRAの18頭立ての三連単(4896分の1)より低い。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090329-OYT1T00730.htm
新賭け式の話題としては今まで三連単が俎上に上ることが多かったばんえい競馬。個人的には「三連単やってもフルゲートの頭数が多い&予想の根拠となる情報量が圧倒的に多いJRAと時間が競合している以上,射幸心を煽る形での新規顧客開拓の望みは薄い」と思っていて,「どうせなら重勝式の方が面白いんじゃないか?」と考えたりしたこともあったのですが,「キャリーオーバー」という発想は全くありませんでした。これ,すごくいいですね。「宝くじ感覚」で,普段の掛け金に「プラス100円で」と,他場のファンも投票してくれるでしょうから(ただし,実際に「2億円の配当」となるためには累積270万票ぐらい売れる必要があるわけですし,現実的にそこまで持ち越せるかどうかは,推測の根拠となる数字が無いのでなんともいえませんが)。
とりあえず,この五重勝単勝式馬券が成功するための条件を考えると,やっぱり問題となるのは「どうやって予想する?」という事になるんじゃないかと思います。現状,ばんえい競馬の予想の根拠となりうるネット上で無料で見れるもの,というのはあまりに少ないんじゃないかと。ただでさえビギナー層に「どう予想していいかわからない」との声が多いばんえい競馬なわけですから,このまま五重勝単勝式を発売したとして,初めてばんえい競馬に触れる層がリピーターとして継続的に馬券を購入してもらえるのか? と考えると,やっぱりちょっと難しいんじゃないかという気がします。
北海道競馬運営改善対策室でやっている予想サイトみたいなのを,半公式で作ってもいいんじゃないかと思ったり。これは五重勝単勝式に限ったことじゃなくて,現状の馬連馬単(+将来的に三連単の導入も)の馬券売り上げのテコ入れにもなるでしょうし。
あとは。「宝くじ感覚」ということであれば,単純に「オッズパークの会員数が増えること」も売り上げの大きなファクターになるんじゃないかと。となれば,ばんえい競馬という狭い視点だけでなく地方競馬全体,さらにはJRAも含めた競馬全体の底辺層の拡大が重要だなと。主催者の垣根を越えた相互キャンペーンや,もっと小さく草の根でのファン同士の交流なんていうのも,「競馬」を元気にしていく一つの要因になるのかな?
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February 23, 2009
ばんえい十勝劇場さんからの転載記事。
撤退の是非10月にも 収支、活性化策で「判断」 ばんえい運営藤井社長
ばんえい十勝の経営会議が19日、帯広競馬場で開かれ、競馬運営を委託されているオッズパーク・ばんえい・マネジメント(OPBM)の藤井宏明社長は、収支見通しが厳しい状況が続けば、10月にも撤退の是非を判断する考えを示した。今年度は4100万円の赤字に転落するとの収支見通しも明らかにした。
藤井社長は今年度当初のOPBM収支について、7700万円の赤字を見込んでいたが、税制改正に伴う受託収入の増加(1億1000万円)により赤字幅が圧縮したと説明。税制改正に伴う臨時収入がなければ「2、3億円の赤字になった」とし、強い危機感を示した。
来年度の収支見通しは7700万円の赤字と試算。「かなり楽観的に見込んだ。危機感は(地域と)非常に開きがある。(市が)何もアクションをしなければ10月には(運営受託の撤退を)判断をせざるを得ない」と語った。競馬場の複合施設化(道の駅など)といった活性化を考える場を設ける動きが見えず、「残念」と苦言も呈した。
砂川市長は「競馬場をさらに利用できる施設にするため、地主(十勝農協連)を含めた関係者を集めて早急にプロジェクトに動き出したい。皆さんの協力、知恵を借りて対策を取る」との考えを示した。
「ウチも厳しいんだから,市が協力してくんなきゃ辞めちゃうよ」という主旨は12月25日の会見とほぼ同じなのですが,具体的な収支や撤退の判断時期が明確な数字として出てきたのは,市や農協連等に対するOPBMのより明確なメッセージだと受け取れます。
景気後退が確実な中,OPBMの場合は母体会社(ソフトバンク)の経営判断もあるでしょうし,「撤退」というのは単なるブラフではないと考えています。存続が決まった当初より「馬券売上以外の収益基盤の確立」は大きな柱として議論されてきただけに,「残念」という藤井社長の言葉は個人的にもうなずけます。市や農協連,その他団体の早急な判断を期待します。そしてもちろん,馬券売上以外の収益基盤が機能し始めるのは(順調にいっても)数年先だと思われますので,そこまで競馬が持ちこたえるためにも,馬券売り上げ増加の努力はこれまで以上に行っていく必要があるでしょう。
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December 26, 2008
ばんえい十勝劇場さんからの転載記事。
OPBMと大筋合意 来年度のばんえい 藤井社長、撤退に含み
砂川敏文帯広市長と藤井宏明オッズパーク・ばんえい・マネジメント(OPBM)社長は25日午前、市役所で記者会見し、ばんえい競馬を来年度も開催する方向で大筋合意したと発表した。藤井社長は「世界的な社会情勢の中でパートナー企業がどうなるか最終的な判断をしたい」と述べ、経済情勢の悪化次第では撤退も視野に入れていくことも示唆した。最終合意に向けて流動的な要素も残した。
帯広単独開催のばんえい競馬は、主催者の市と運営業務を行うOPBMの間で単年度契約を結び、1年間の販売成績から、翌年度の開催を決めることになっている。市単独開催3年目となる来年度も、OPBMは引き続き運営委託したい基本的認識は示した。
藤井社長は「今年度はかなり厳しい状況だが、赤字だから止めるというわけではない。基本的には開催したい」とした上で、「中長期的に安定的な運営ができなければ(ばんえい競馬が)望まれるものではないと判断する。道の駅といった複合施設化して収益構造を変えていかなければならない」と強調。来年度からの複合施設化が運営委託継続の後押しになる考えも明らかにした。
砂川市長は「正念場だが、厳しい逆境をチャンスととらえ、長期的に運営する礎をOPBMと築いていかなければいけない時期だ」と述べた。
鈴木新一市ばんえい振興室長は、来年度の日程案で、開催日数は150日、ナイターは昨季並みの42日間に短縮する方向性を示した。
ということで,ポジショントークやら何やらを考えると「一応来年度の開催は大丈夫。ただ,再来年は止めちゃうかもね」というところでしょうか?
馬券の売上額が低迷を続けている現状,来年は景気後退が確実とあってはまあ,こういう表現になるのは致し方の無いところ。OPBMの場合は親会社の事情もあるでしょうし。
「秋ごろになって突然廃止が急浮上,ドタバタして存続運動」なんて前回と同じ轍は絶対に踏みたくありません。
ばんえい競馬を続けたい
と思う人たちがそれぞれのスタンスで,今からできることをやっていくべきなんだろうな,と。
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November 12, 2008
ちょっと反応が遅れちゃったけど,結構重要な話だと思うので。ばんえい十勝劇場さんからの転載記事。
「3連単」導入浮上 地全協、共同システム化提案 市「慎重な見極め必要」
ばんえい十勝に、ファン待望の3連単が導入される可能性が出てきた。地方競馬全国協会(地全協)が、全国16の地方競馬の馬券発売情報をコンピューターで一元化する「共同トータリゼータシステム」の導入を検討、採用されれば3連単を発売する環境が整う。帯広市にも10月に提案があった。各地方競馬が共同化へ足並みをそろえるのが前提条件だが、自前のシステムを更新せずに済む経費削減の利点もある。
3連単は「3連勝単式」の略称。1着から3着まで順番通りに当てる馬券。予想が最も難しく、高額配当が期待できる。
共同トータリゼータシステムは、地全協が各地方競馬の主催者に導入を提案。各地が自前で導入したシステムの償還期間があり、新たな負担増を嫌い、見送られてきた経緯がある。共同化が実現すれば、発売する馬券の種類が最高で9通り(ばんえい競馬は現在5通り)になり、全国の地方競馬場で払い戻しができるなどメリットは多い。
帯広市の場合、帯広競馬場のトータリゼータシステムの更新時期が迫っており、経費削減の観点で共同化を前向きに検討。現システムの償還は旧市営競馬組合解散に伴う清算金で終えているが、3連単の導入には膨大な経費を要することから、ファンの要望があっても応えられなかった事情があった。ただ3連単をめぐっては、配当が高くなる一方、高額配当が続出すると主催者の収入が落ち込む点も指摘されている。
地全協としては、各地の足並みがそろえば2011年度にも新システムを稼働させたいとしている。市ばんえい振興室では「導入に要する投資額や収益がどの程度見込めるか不透明な部分も多い。3連単導入は慎重な見極めが必要」(鈴木新一室長)としている。
記事では3連単の導入にばかり話が進んでいますが,個人的には「全国の地方競馬場で払い戻しができる」に注目すべきだと思います。「帯広競馬場で買った馬券をaibaで払い戻せる」というのはメリットに感じる人は多いと思います。「aiba」を「大井競馬場」とかに読み替えてみてもいいでしょう。
この記事だけでは「共通化」の程度が読めないので以下は憶測というか妄想ですが。現在はシステムの切り替え(でしたっけ)の関係で閉館日があったaiba系場外が全開催日使えるようになる,とか? システムの共通化で他場発売がやり易くなれば,より多くの競馬場でばんえい競馬の馬券を売れる(個人的には岩手競馬場外テレトラック希望)んじゃないか,とか。
現システムの更新時期が迫っているということもあるようですし,2011年度からの稼働に期待したいです。
3連単については,うーん。個人的にはこれまで否定的な見解を持ち続けていたんですが……。
現状でも3連単を売っていない主催者はばんえい競馬のみという事もありますし,時代の流れで「入れざるを得ないのかな?」と思いつつあります。ただ,現状でばんえい競馬に3連単導入したとして,「一時的な新規顧客は現れても,その人達が『リピーターとしてばんえい競馬を買い続けてくれる』可能性は低いんだろうなー」というのが正直なところです。この件については後日。
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October 16, 2008
完全復活? のばんえい十勝劇場さんからの転載記事。
今季折り返し発売額 予算対比91%57億円
天候不良や場外売り上げ不振
帯広市単独開催2年目のばんえい競馬は13日、今季開催の半分に当たる75日間を終えた。発売額は57億6575万1500円、予算対比91.60%、前年対比91.57%と厳しい状況となっている。今季はナイターの開催日数を増やしたが天候不良や低温などで売り上げが苦戦、直営場外発売所の不振、関東など他競馬場での売り上げも想定より伸びなかった。後半戦は各種イベントや重賞レースなどで巻き返しが期待される。
1日平均の発売額は7687万6687円(予算額8392万6121円)。今季の1億円発売額達成日は3回で、6月22日を最後に約4カ月間途絶えている。
健闘していた帯広競馬場(本場)も15億4023万8600円(予算対比98.49%、前年対比90.33%)と予算を割り込み、前年対比でも90%割れが目前。入場人員は前年比2万1509人減の12万446人となっている。1人当たり購入額は同776円増の1万2787円。
旭川、北見など6カ所の直営場外発売所も20億6253万7800円(同89・61%、同78・84%)と苦戦。ただ旭川だけは、ほぼ予算通りの8億3883万600円で推移している。6カ所全体の入場人員は前年対比2万2756人減の10万4118人、1人当たり購入額は同811円減の1万9809円。
他の道内、関東など広域の発売額は8億4621万5400円(同83.26%、同89.77%)。インターネット購入など電話投票は13億1675万9700円(同93.23%、同127.54%)となった。
後半戦は19日のナイター終了後、日中開催に移行。各種イベントや年末年始開催で上昇を見込む。市ばんえい振興室では「気温が下がるナイターは年配者にとって厳しかった。来年は短くする方向で検討したい」(井上隆主幹)としている。
ということで,非常に厳しい数字となっております。予算対比91.6%,1日平均では700万円足りないというのは相当ヤバいと思います。
さて,上記ニュースで個人的に気になったのは振興室のコメント。
「気温が下がるナイターは年配者にとって厳しかった。来年は短くする方向で検討したい」
とのことですが。「5月や9月の夜は寒い」というのは別に今年始まったわけでもないわけで……。じゃあ,今季のナイター開催日を検討をした際に,どんなデータをもとにどうやって入場者数や発売額を見積もって「ナイター延長」の決定を下したの? ちゃんとマーケティングしてるの? 数字の裏付けがない思いつきで延長したってこと? という疑問が生じています。民間が運営に参入するということで,期待していたのがお役所には苦手な経営分析の手腕だったのですが,今回の件では正直,期待外れ感が否めません。
とはいえ,今更場末のblogでグダグダ言ってても仕方ないので,今季あと半分75日の売り上げ増を期待するとともに「これからも末長くばんえい競馬を見られるようにするために自分のできること」を模索していきたいと思います。
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September 24, 2008
帯広競馬場周辺でクリーンアップ活動実施
第一生命労働組合帯広支部(所在地:北海道帯広市、支部長:打矢雅俊)の組合員約120名の皆様とばんえい競馬厩舎関係者有志により、地域社会貢献活動の一環としてのクリーンアップ活動(清掃活動)を下記のとおり実施します。
【日時】2008年9月27日(土) 8:30~9:30 ※予定
【場所】 帯広競馬場内および周辺地域
(帯広競馬場内スタンドおよび南側広場、第1駐車場および周辺道路の歩道等)
これ,いいですね。すごくいいと思います。
帯広での単独開催になって,競馬が持続的に発展していくために重要なことは「いかに地域と一体となれるか」がキーポイントだと考えます。先月の平原まつりの山車行列への参加とか今回の清掃活動とか,とっても良い取り組みだと思います。
もちろん「これをやれば馬券の売り上げが上がる」という性質のものではありません。でも,地域社会との繋がりを強めるということは非常に重要だと思います。
#後ろ暗い話になりますが,いざ存廃問題が再燃した時に収支以外のファクターとして
#「地元への浸透度」がその議論や存続運動に大きな影響を与えるわけですから。
それと,もう1つの「すごくいい」は,このようなイベントを公式サイトでアナウンスしている,ということ。
新しくできたレース&イベントカレンダーも非常に分かりやすいですし,Webサイト管理者さんには敬意を表したいです。
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May 15, 2008
ばんえい競馬:今年もナイター 売り上げ増を期待--帯広 /北海道
ばんえい競馬の今季のナイター営業が9日、帯広競馬場で始まった。電飾で彩られたコースを競走馬が力走し、仕事を終えて駆けつけたファンの目を楽しませていた。
ナイター営業は10月19日まで週末を中心に72日間の予定。帯広市単独開催となった昨年度から実施し、売り上げが好調だったため2年目の今年度は30日間増やした。11レースの日は午後3時、12レースの日は午後2時半から第1レースが始まり、最終レースは午後8時35分。
今年度の開幕から6日間の通常営業の馬券売り上げは5億2592万円(前年同期比1・6%減)。帯広競馬場での売り上げは前年同期を8・2%上回ったが、直営場外馬券場では5・9%、インターネットでは2%下回った。同市は「場外のファンをつなぎ留めるのが課題。ナイターはインターネットの売り上げが高まる傾向にあるので期待したい」としている。
第1回開催の売り上げが出ておりましたので,遅ればせながら転載。
昨年とは曜日の並びも違いますので,単純に比較するのは乱暴なのではありますが。やはり「前年割れ」というのは厳しい数字だと思います。特に,インターネット投票が前年割れというのはちょいと寂しいですね。「存続決定おめでとう祭り」で新規にばんえい競馬に興味を持ってくれた層が,実はリピーターとして根付いていないのではないか,という懸念が生じちゃいます。
本場の数字が好調なのは誠に喜ばしいことでありますし,「予算額」はクリアしてるんでしょうが,それで安心するのはマズいよなあ,と思います。「運営コストのスリム化による経営基盤の安定」は当然なされてしかるべきなのですが,それだけだと「馬主」や「生産者」がちっとも楽にならんと思うのです。「素質のありそうな馬がセリで肉屋に競り負けちゃう」という状態から早々に脱却しなきゃいかんでしょう。特に生産者は高齢化や後継者不足,最近は資源価格の高騰もあってさらに大変だろうと推察します。劇的なV字回復は無理だとしても「将来に希望の持てる数字」が見えないようでは,生産者の「ウマ離れ」は歯止めがかからないでしょう。
「予算はクリアしているから」と安心するのはいかにもお役所仕事っぽいし,何だか過去のナニを見ているような気がして嫌な感じがしないでもないです。運営側も運営側を叱咤激励する側も,1年ちょっと前を思い出して頑張りましょうよ。
自分としても「馬券振興の広報(特にインターネット向け)はファンができる貢献じゃん」がかねてよりの持論なので,もうちょっと頑張らなきゃいかんなあ,と思った次第であります。
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October 31, 2007
帯広市とオッズパーク・ばんえい・マネジメント(OPBM)、2008年度の「ばんえい十勝」開催に向けて運営をOPBMに継続委託することで協議開始
北海道帯広市(市長:砂川 敏文、以下帯広市)とソフトバンクグループのオッズパーク・ばんえい・マネジメント株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:藤井宏明、以下 OPBM)は、2008年度のばんえい競馬「ばんえい十勝(とかち)」開催に向けて運営をOPBMに継続委託することで協議を開始しました。
(以下略)
ということで,OPBMさんからも正式なリリースが出て,次年度の開催はほぼ確定と考えて良さそうです。
ところで,このニュースリリースで今年度これまでの発売金額の内訳が出ておりました。
| 種別 |
発売金額 |
対前年比 |
対予算比 |
| 帯広競馬場(本場のこと?) |
1,875,878,200円 |
127.11% |
140.12% |
| インターネット |
1,125,787,600円 |
169.08% |
140.40% |
| 直営場外発売所 |
2,902,524,900円 |
74.33% |
107.86% |
| その他 |
1,0633,371,300円 |
不明 |
不明 |
| 全体 |
6,967,562,000円 |
96.84% |
114.35% |
ということで。確かに予算対比としては黒字となっていますが,全体の売り上げは昨年実績を下回っているんですよね。決して楽観できる数字ではないと思います。
競馬場での馬券発売額&入場者数の増については,調騎会やOPBM,NPOや地元住民に全国のファン等々……。さまざまな立場の人々による「全員参加型」の支援があったからでしょうし,この動きはこれからも(さらに拡大しつつ)続くんじゃないかと思います。あとは競馬場の「賑わい」効果を,旧開催3市や全道,全国に向けてどのように波及させていくか。
わたしのような遠隔地に住んでいるファンにだって,やれること・できることはまだまだたくさんあるはず。がんばろっと。
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October 29, 2007
ばんえい 来年度も開催
ばんえい 来年度も開催
馬券販売額が好調
帯広市は27日までに、来年度もばんえい競馬を単独開催する方針を固めた。半年間の馬券発売額が予算対比で約15%も上回るなど、好調に推移しているため。今年度と同様、ソフトバンクグループの「オッズパーク・ばんえい・マネジメント」(OPBM、藤井宏明社長)に運営を委託する方向。
今年度から帯広単独開催となったばんえい競馬は、主催者の市と運営業務を行うOPBMの間で単年度契約を結び、1年間の販売成績から、翌年度の開催を決めることになっている。
半年間の実績では、帯広競馬場本体での売り上げが予算対比で4割、電話投票も4割近く上回った。6月16日から9月17日まで行われたナイターレースも予算対比17%増と好評だった。直近の10月22日までの累計では、発売額は67億4574万円で予算対比14.7%増となっている。
収支均衡で予算を組んでおり、上半期と同程度の実績が残り半年間で確保できれば、黒字が確保できる見込みに。馬の競り市が11月初旬に行われるため、早期に来年度の方針を固めたもようだ。市は来年度に向けての課題を協議した上でOPBMと契約更新する。
市は「ばん馬は馬産地が限られており、新馬がいなくなった場合は新年度の開催ができなくなる。競走馬の確保に向けて(継続開催の)意思表示を早期に行うことにした」としている。
30日に砂川敏文市長と藤井社長が合同で記者会見を開き、方針を示す。
まずは一安心ということで。ただ,忘れちゃいけないのは
> 主催者の市と運営業務を行うOPBMの間で単年度契約を結び、1年間の販売成績から、
> 翌年度の開催を決めることになっている。
> ばん馬は馬産地が限られており、新馬がいなくなった場合は新年度の開催ができなくなる。
という2点だと思います。
重種馬の生産減少傾向に歯止めがかからなければ,競馬は自動消滅してしまう。競走馬が安定的に供給されるためには「重種馬を生産することが経済的にメリットとなる」レベルにならなければいけない。重種馬の市場取引価格上昇のためには競馬の長期安定開催と受賞額や出走手当の増加が必要。
現状の「負のスパイラル」を断ち切って「正のスパイラル」に切り替えていくためにも,これまで以上に「全員参加型」の競馬振興が望まれるところでありますし,今回のニュースは今後の明るい未来への第一報であることを期待したいです。
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September 19, 2007
夜間ばんえい好調 日中比5・5%増 ネット馬券後押し
【帯広】本年度から帯広市が帯広競馬場で単独開催しているばんえい競馬で、六月から始まった初のナイトレースが十七日閉幕した。計四十二日間の馬券販売総額は三十六億三千百八十一万円で、一日平均では八千六百四十七万円と、本年度の日中開催(二十四日間)の八千百九十八万円を5・5%上回った。
中でもインターネットによる販売が好調で、ナイターの一日平均は、日中開催に比べ33・2%増の千六百十九万円となった。帯広市は「ナイター開催をしている競馬場は少なく、ほかの競馬場のレース終了後にファンがネットで購入した」とみている。
また、馬インフルエンザ感染拡大の影響で、中央競馬が中止になった八月十九日には、期間中最高の一億四千五十九万円の売り上げを達成した。
ナイターの総入場者数は七万九千三百十四人、一日平均は千八百八十八人で、大型連休を含む日中開催を同7・5%下回った。
ナイターは日中開催より三時間半遅い、午後二時半-午後九時ごろに開催。帯広市は今年、コースに「光の森」をイメージしたカラフルな電飾や、場内にビアガーデンを設置するなど集客に取り組んできた。
先日転載した記事は「予算対比でプラス」という記事で,今回の道新の記事は「日中開催比でプラス」。実際の売り上げ目標がわからんので「ナイター開催の成否」については判断できませんが,一応好意的な論評の記事が「道新様」に掲載されたということは素直に評価したいと思います。
売上増の要因としてネット販売,特に「他場のレース終了後にファンが購入」という分析が為されておりますが。だとしたら,これから考えるべきは「今回初めてばんえい競馬の馬券を買ってくれた平地競走がメインの競馬ファンをどうやってリピーターとして繋ぎ止めるか」という事じゃないかと思うわけで。Web等での情報発信の強化が必要なんでしょうかね。
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September 10, 2007
サンケイスポーツWeb版から転載
好調、ばんえい競馬 依然厳しい経営も、売り上げ目標上回る
ソフトバンクグループの支援を受け、北海道帯広市が2007年度から単独開催しているばんえい競馬の8月上旬までの売り上げが目標を約20%上回り好調だ。初のナイターレース開催、ばん馬の馬車を走らせPRに努めるなど集客策が徐々に効果を表した。しかし年間で赤字となれば廃止が再検討されるのは必至で、生き残りを懸けた取り組みが続けられる。
7月の帯広競馬場。親に肩ぐるまされた子どもがはしゃぎ、家族連れが弁当を広げる。夜、ナイターで色とりどりの照明がともると、若いカップルは「きれい」と歓声を上げた。昨年までは見られなかった光景だ。
昨年度まで共同開催してきた旭川、北見、岩見沢市が撤退、4月から帯広市とソフトバンクグループの「オッズパーク・ばんえい・マネジメント」が共同運営している。 まず手掛けたのが、競馬場の全面改装だ。子ども用コーナーや有料ラウンジを設け、分煙化も進めた。同社の藤井宏明社長(38)は「今まで来なかった層を呼び込みたい。新規ファン獲得が存続の鍵」と話し、インターネットでのレース中継や馬券販売を促進する。
「ばん馬は帯広の観光資源」と市も一体となってPRに力を注ぐ。歩行者天国に合わせ、帯広駅から競馬場まで約3キロの道のりを走らせるばん馬馬車は常にほぼ満員の盛況。人気ばん馬リッキーを「嘱託職員」に採用し、札幌など道内各都市に派遣した。ばんえい振興室の井上隆主幹(53)は「単独開催となって意思決定が容易になった」と、新たな企画に意欲的に取り組む構えだ。
一方で、経営は依然厳しく、年間予算は06年度から35億円減の約110億円で、調教師、騎手らへの報償費は4割カットになった。調教師、騎手を束ねる調騎会の服部義幸会長(60)は「地域の支持がなければ存続はあり得ない。帯広市民がばんえいを誇りに思ってもらえるよう努力を続けたい」と話し、自厩舎(きゅうしゃ)所属のリッキーを連れ、イベント訪問を続けている。
ここのところ,売り上げに関しての報道が見つけられなかったのでヤキモキしておったのですが。とりあえずのところは明るい兆しが見られているようで何よりであります。
とはいえ,「目標対比20%増」という報道だけじゃ,実態がどうなっているか全然分からないというのも事実でして。ナイター開催の効果はどうなのか,売り上げにおける本場・場外・電投(ネット)の内訳とか,気になることはいろいろあるわけで。
ダイエットにしろ預貯金にしろ,日々の結果を見ながら取り組んだ方が励みになると思うんですよ。日別の売上総額や予算達成度がまとめられているサイトってありませんかね?
#やっぱり,自分で作るしかないのかな……。
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June 06, 2007
「草ばん馬残したい」 旭川の大高さん、あすポニー大会開催(06/02 14:08)
ポニーが鉄そりを引きながら走り、勝敗を競う「ポニーばんば大会」が三日午前十時から、旭川市西神楽南一三の観光牧場「旭川スノーワンダーランド」で開かれる。主催者は旭川市の建設業大高朝幸さん(65)。ばんえい競馬から旭川市が撤退するなど、道北で次々とばん馬レースがなくなる中、大高さんは「消えようとしている馬文化を後世に伝えたい」と話している。
競走馬の馬主でもある大高さんは本業の傍ら、ばん馬やポニーなど約七十頭を生産、飼育している。
大会には、大高さんや、道内各地の生産者らが飼っているポニー約百頭が出場。馬てい形の全長二百五十メートルのコースで、重さ三十-二百五十キロの鉄そりを引き、勝敗を競う。六頭立ての予選と決勝の計十五レースを予定している。
大会は今回で二十四回目。一九九三年まで主催していた実行委員会が資金難で大会を開けなくなり、大高さんが翌九四年から運営を引き継いだ。
開催費用は、会場費や出場する馬の運搬費用などで約百五十万円。大高さんが毎回、私費を投じてきた。「今年も家族から反対されたが、賭けをせずに大人から子どもまで楽しめる『草ばん馬』を続けたい」と、思いを語る。
旭川市が昨年度を限りにばんえい競馬から撤退したほか、士別市で開かれてきた「士別ばん馬大会」も昨年夏の開催を最後に五十年以上の歴史に幕を下ろした。下川町の「道北輓曳(ばんえい)フェスティバル」は一昨年春の開催が最後になった。
大高さんは「来年は本物のばん馬も参加させ、ばんえいを旭川から盛り上げたい」と意気込む。
(後略)
道内各地で行われている「草ばん馬」が存続の危機に瀕しております。特に十勝以外の大会は,生産者の問題にもばんえい競馬の売り上げにも大きく関わる事なわけで。何とか存続,いや,一層華やかな大会として復活してほしいな,と。
先月設立総会が行われた「とかち馬文化を支える会」では草ばん馬への支援が事業の一つとなっているそうですが……。その内容に大きく期待するとともに,早急な取り組みをお願いしたいところであります。
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December 19, 2006
ソフトバンク効果 ばんえい販売11%増 帯広第3週 2006/12/19 09:15
【帯広】ソフトバンク子会社の支援による存続が発表されてから初の開催となったばんえい競馬の帯広後半開催第三週(十六-十八日)は、馬券販売額が前年同期比11・2%増の三億六十二万九千円となった。入場者数も同37・6%増の三千五百七十二人と大きく伸びた。
今月開幕した帯広後半開催の第一週、第二週は、存廃をめぐる報道で注目が集まり、入場者数合計は前年より6・2%増えたものの、売り上げは前年割れが続いていた。
ソフトバンクは支援発表後、帯広競馬場内で社名入りののぼりを掲げたり、同社の携帯電話を販売したりして、にぎわいも演出。厩舎(きゅうしゃ)関係者は「ソフトバンク効果で売り上げが伸びた」とみている。
北海道新聞 農林水産 (2006/12/19 09:15)
「ソフトバンク効果」というよりは「マスコミへの露出増の効果」であり「存続が決まったことに対する安堵&応援票」だと思いますが。ともあれ,売り上げが伸びたのは本当にうれしいです。これからは「今回初めて(or久しぶりに)ばんえい競馬の馬券を買った人」をどうやってリピーターになっていただくかが勝負。
継続的にばんえい競馬への興味を喚起するためには「情報提供」が必要だと思います。で,この情報提供に関しては,主催者やマスコミだけじゃなくて,われわれ「ファン」だって充分にできることなんですよ。そして,いろいろな方がblog等でそれぞれのカタチで実践しはじめている……。それがとてもうれしいし,自分も負けないように頑張らなきゃと感じています。
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December 14, 2006
十勝毎日新聞(web版)より転載
帯広単独存続を表明
砂川市長 単年で運営民間委託
ばんえい競馬について、帯広市の砂川敏文市長は14日午後1時10分開会の市議会本会議で、来年度、帯広単独開催で存続させる考えを正式に表明した。業務を委託するIT(情報技術)関連大手ソフトバンク子会社出資の新会社と単年度契約を結び、来年5月の連休からの開幕を目指す。市は17日開催の構成4市長の会議で、他3市に財政負担を含む協力を求める考え。存廃で揺れたばんえい競馬は、帯広1市で新たなスタートを切ることになった。
本会議の行政報告で、砂川市長は民間会社からの具体的提案を検討した結果として、「単年度収支均衡の確保が可能で、市民負担の可能性は極めて低いと判断するに至った。市単独開催で継続実施することを決意した」と述べた。
提案内容として、ソフトバンクの子会社「ソフトバンク・プレイヤーズ」(東京)設立の新会社へ競馬事業の大部分を委託すると説明。存続判断の根拠として、▽民間委託によるコスト圧縮▽全国ネットワーク活用による販売拡大▽馬主、調騎会などによる支援▽関係機関からの運営体制支援-を挙げた。
また「1市による単独開催の道は決して平たんなものでないのは確か。関係機関、地域、全国の協力が不可欠で、さまざまな力を結集して初めて継続開催できる」と語った。
市は単独開催のための特別会計設置、関連条例を来年3月の市議会に提案する考え。同社との契約締結は同1月中を目指しており、今後市議会に設置される特別委員会で議論が行われる予定。
17日に旭川市で開催の道市営競馬組合の正副管理者会議で、市は旭川、北見、岩見沢の3市に協力を要請する。具体的には改革検討プロジェクトチーム案にあった1市5000万円の運用資金拠出が議論される見込み。同会議では現組合解散に伴う清算の方向性も示される予定。
(小林祐己)
今夕帯広で記者会見
Sバンク子会社
ばんえい競馬帯広単独開催への参入を市に提案している「ソフトバンク・プレイヤーズ」(藤井宏明社長)の役員が14日午後5時から、帯広市役所で砂川敏文市長と合同で記者会見を行う。合意の内容や参入の考えなどを説明する見込み。
「一般財源で赤字負担せず」
市は14日午前9時半から、市議会全員協議会で単独開催を報告。万が一の赤字の負担に関して、市は「一般財源から出さないように今後(ソフトバンク・プレイヤーズと)協議する」と説明した。
関係者によると、市は現段階の合意を「まだ大枠の合意」としており、黒字の配分、赤字負担を含む運営体制の詳細は、今後同社と協議を進めるとした。契約期間は国の開催許可が単年度のため、1年間となる。
民間委託する業務の範囲は、馬券販売・払い戻しや入場料徴収などで、市の業務は開催日程や払戻額の決定、発走合図など。地方競馬全国協会から職員派遣も受ける予定。
振興策として検討するナイター開催は来年度から。照明設置などの初期投資負担についても、今後協議する。
3連勝式馬券導入は将来の課題とし、当面は現行の馬券販売システムを使う。
報償費40%削減などを含んだ改革検討プロジェクトチームの考え方を基本的に踏襲し、1億4000万円を提示した馬主協会、調騎会など市民からの寄付も入れて収支計画を立てる考え。
(小林祐己)
これで「正式表明」ということで。
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December 02, 2006
毎日新聞(北海道)Web版より転載。
ばんえい競馬問題:中川政調会長「国に検討を要請」
ばんえい競馬が今年度限りで廃止されることについて、地元出身の中川昭一・自民党政調会長は1日、帯広市で開かれた道議・市長村議との勉強会に出席。ばんえい競馬を所管する農水省と総務省に対し、「十勝で残したいという意思があり、ある程度の対応を取ったなら、(国として何らかの対応ができないかどうか)検討してもらいたい」と伝えたことを明らかにした。
勉強会で中川政調会長は「いろんな形の知恵がある。十勝全体で残したいという強い意思があれば、帯広市長にムチを打って障害を乗り越えてもらいたい」と強調。さらに、東京や大阪のばんえい競馬ファンから存続を求めるメールが多数届いていると紹介し、「帯広市の財政の問題だけでなく、北海道の文化の問題だ」と訴えた。【仲田力行】
中川政調会長にメールを送っておられる方は多いと思います(わたしも送りました)。その声は確実に届いているんです!
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November 28, 2006
「どこのマスコミも廃止廃止廃止って,まだ完全に決まったわけじゃないんだよ,どちくしょう」と思っていたら,ようやく記事にしてくださったところが出てきてくれました。スポーツ報知(web版)から転載。
ばんえい競馬、存続も…
存続へ向けて首の皮一枚つながった。ばんえい競馬北見開催最終日が行われた27日、岩見沢市役所では渡辺孝一市長が「撤退」を明言し、「帯広・岩見沢」の2場開催での存続の道は断たれた。だが、帯広市役所で会見した砂川敏文市長は「非常に厳しい状況だが、例えば、支援する企業が出てくるなど状況が変われば(単独開催での)存続に検討の余地がある」と含みを持たせた。これを受け北海道市営競馬組合では企業や関係団体などに最後の働きかけを行うことを決めた。
最後の北見開催。まだ正式な北見競馬場廃止が決定していないため、サヨナラ・イベントなどは一切行われなかったが、詰め掛けた通常の2倍となる1160人のファンは“ばんば”の勇壮な走りを目に焼き付けた。網走から来た茂原直之さん(45)は「ばんばがやってくるとお祭りのようで、子供の時から気持ちが高揚した。廃止なんて信じられない」と悲しげな表情を浮かべた。
北見競馬場はばんえい専用競馬場として1974年に開設し、32年の歴史に幕を下ろした。戦前から行われていた野付牛競馬場時代を含めると70年以上も行われていた北見地方の競馬が消滅したことになる。道内の競馬場廃止は1953年の道営小樽、室蘭競馬場以来、53年ぶりだった。
だが1949年から行われているばんえい競馬の存続には、わずかながら望みが残った。砂川・帯広市長の会見を受けて、市営競馬組合・斉藤守助役は、「最後の最後まであきらめずに、支援してくれる企業、国、地全協などに働きかけを行い、黒字化が実現できる条件を整えていきたい」と12月中旬に予定されている正副管理者会議(4市の市長による最高意思決定機関)まで全力を尽くすことを宣言した。
全面廃止となれば路頭に迷うことになる厩舎関係者も、27日は服部義幸調騎会会長をはじめ、メンバーが岩見沢市役所前で登庁した渡辺市長に直談判を行ったり、12月4日からは香港、ソウルへ観光客誘致のためにアジアセールス団を派遣することも決めている。
「開拓のシンボルであり、北海道遺産にも登録されているばんえい競馬を廃止してしまうのは、道民にとって最大の恥」という決意を胸に、関係者は一致団結してのサバイバルを誓った。
(2006年11月28日10時31分 スポーツ報知)
一連の「廃止廃止廃止」報道の影響でしょうか,先週末から本家資料館にもここblog別館にも,大変多くのアクセス(ぶっちゃけ一週間前の10倍)をいただいております。ここで一言だけ申し上げておきたいことは
ばんえい競馬は「廃止」が「決定」したわけではありません
上記記事のように,まだ「首の皮一枚」繋がっている状況です。
もし「来年も『ばんえい競馬』を観たい」と思っていただけたら,その思いをどんなカタチでも結構ですから,アピールしていただけたら幸いです。
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November 21, 2006
NHKオンラインより転載
“存続は厳しい”ばんえい競馬
巨額の赤字を抱え、存続か廃止かの岐路に立つばんえい競馬について21日、岩見沢市で市民の声を聞く会議が開かれました。
出席者からは厳しい意見が相次ぎ、「存続は厳しい」とする答申を報告する方針が決まりました。
北海道遺産にも指定されているばんえい競馬をめぐっては、現在の開催地のうち、旭川市と北見市は来年度以降の開催を断念することが決まり、存続は帯広市と岩見沢市に判断が委ねられています。
このうち帯広市は、2つの市で存続させたいとしていますが、岩見沢市は収支計画などを検討する必要があるなどとして、態度を明らかにしていません。
こうしたなか21日、岩見沢市で市民から意見を聞く2回目の会議が開かれました。
この中で、帯広市がまとめた収支計画案が説明されました。
計画案によりますと、ばんえい競馬は3連勝式の馬券を導入したり、岩見沢でナイター競馬を実施したりして売り上げを増やす。
競馬場の使用料の減額などで経費を削減することで、来年度以降、平成24年度までは340万円から2000万円の黒字になるとしています。
これに対して出席者からは「毎年、売り上げが減少している中で、本当に黒字となるのか」「赤字となった場合、市がそれを負担する状況ではない」など厳しい意見が相次ぎました。
そして会議としては、岩見沢市に対して存続は厳しいとする答申を報告する方針を決めました。
会議の座長を務めた岩見沢市商工会議所の五十嵐閣会頭は「できれば存続させたいという気持ちもあったが、赤字となった場合の財政負担を心配する声など、予想以上に厳しい意見が多かった」と話しています。
また岩見沢市の渡辺孝一市長は「当初は残したいとしてスタートし、今もその気持ちは変わっていない。24日に市議会議員から意見を聞いた上で、その後、帯広市長とも相談しながら決断したい」と話しています。
岩見沢市では、今月24日に市議会議員の協議会で存続か廃止かについて話し合うことにしていて、ばんえい競馬の存続問題は、早ければ今月中にも結論が出る見通しです。
ちょ、ちょっと待ってよ。
今回の「収支計画書」については、前回のエントリで「三連単の穴だらけの収支予測」に対する個人的な疑問等、いい加減な計画なんじゃないかという気がしていましたが、うーん。こーいう展開になっちゃうのはどうよ。
自分はまだ諦めません。
ていうか、ぶっちゃけた話、岩見沢にやる気が無いなら帯広単独開催でいいじゃないですか。むしろ、「単独開催ならでは」のメリットも多いでしょうから。
とにかく「ばんえい競馬」を来年も存続させること、そして来年以降「発展」させること。行政なんてアテにできない、「わたしたち」ばんえい競馬が好きな人たちがやるべきことはそれが全てだと思います。
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November 20, 2006
十勝毎日新聞Web版より転載
岩見沢側 厳しい見方
「余力ないぎりぎりの案」
ばんえい競馬の存廃問題で、帯広市が2市開催収支案の資料を作成したことを受け、帯広・岩見沢両市で17日、両市議会への説明が始まった。資料では来年度から6年間の収支を約340万-2030万円の黒字で試算したが、岩見沢側は「余力のないぎりぎりの案」と厳しい見方を示し、合意には至っていない。2市の足並みがそろわないまま、来週中にも、両市の議会・市民議論が正念場を迎える形となった。(小林祐己、平野明)
岩見沢市議への帯広案の説明会
資料では2007年度の1日平均馬券発売額を05年度(決算)比約22%減の7449万円と設定。08年度から3連勝式馬券、ナイター競馬を導入、08年度と09年度は前年度比1%増、10年度以降3年間は同額で推移するとした。単年度収支は人件費、施設使用料などの削減で、07年度340万円、08年度以降も1008万-2030万円の黒字を見込む。
新組合の事務所は帯広市に設置、地方競馬全国協会(地全協)に職員派遣を要請。07年度は4月27日開幕で26開催156日(帯広14、岩見沢12開催)、09年度以降は帯広、岩見沢各13開催を想定している。臨時経費は07年度が計2億557万円(事務所移転経費など)。約5億円と見込む新電算システムはリース契約とし、08年度は賃借料とナイター設備経費計7650万円としている。
岩見沢市は17日、帯広側の資料を基に市議会に現状を説明。庁内検討会は同案に関し、07年度収支について馬券発売額が1000万円余り下回れば赤字となり、08、09年度も発売見込みを数千万円下回ると利益がなくなることから、「余力のないぎりぎりの計画案と受け止めざるを得ない」との厳しい見解を示した。
岩見沢側は21日の市民有識者会議で最終的な意見交換を行い、24日にも市議会全員協議会でヤマ場の議論が行われる。
これに対し帯広側は19日に市議会全員協議会を設定、これを前に17日から議員への資料説明を開始した。議会内には「岩見沢の方向性が出てから再議論を」との声もあり、週明け以降の岩見沢側の動きを注目している。
9項目で疑問点
岩見沢の検討会が検証
【岩見沢】岩見沢市は17日午後、ばんえい競馬の2市開催について、帯広市が作成した収支計画案に対する庁内検討会の検証結果を、市議会に説明した。帯広案に対し馬券発売額(見込み)の根拠などについて疑問点を挙げた。
疑問点は9項目で、「現市営競馬組合の解散と存廃問題は分けて考えるべきで新組合設立が先行する日程に問題がある」「収支計画期間を6年に設定したのは長すぎる」「発売額の見込みの根拠(が不明)」「3連勝式馬券発売、岩見沢競馬場のナイター開催、インターネット販売について費用対効果の検証が必要」-など。
単年度収支については、2市開催案で年間100億円以上の発売額を見込む以上、1000万円程度の発売額のぶれは生じるとし、ぶれが発生しても赤字とならないよう「黒字幅は億単位を見込むべき」(農政部)としている。
また岩見沢競馬場のナイター開催、3連勝式馬券発売については「公営競馬の発売額が減少傾向の中、売り上げ減の歯止めになるのか、いささか疑問」と指摘。岩見沢市の収入となってきた年間8000万円の競馬場使用料の全額免除も「市として了解したわけでない」とした。
「帯広が検討した案に岩見沢の検証結果を加えたものが(2市開催に向けた)調整案となる」(岩見沢市)としているが、両市の事務レベル間で、考え方に大きな開きがあることを示した。
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北海道新聞Web版より転載
ばんえい2市開催案 6年間黒字見込む 岩見沢側は厳しい認識 2006/11/18 08:29
【帯広、岩見沢】帯広、岩見沢両市は十七日、ばんえい競馬を両市で開催した場合の収支計画案について、それぞれ市議会に経過報告した。報告によると、「三連単」の導入などで来年度から六年間は三百四十万-二千三十万円の黒字を見込んでいる。これに対して、岩見沢市幹部は「余力のないギリギリの計画案と受け止めざるを得ない」と、事務レベルながら存続に厳しい認識を示した。
収支計画案は帯広が素案を作り、岩見沢が疑問点を指摘、修正する方式で、十六日に両市が協議した。本年度は八千万円を支払った市営岩見沢競馬場の無償使用など合意に達していない要素もあるため、報告されたのは「一定程度、両市で調整した協議案」という位置付けだ。
報告によると、二○○七年度以降のレースは二十六開催百五十六日間で、本年度より一開催六日間減。○七、○八年度は帯広十四開催、岩見沢十二開催で、○九年度から十三開催ずつにする。また、馬券の発売額は○七年度百十六億二千百六十万円を見込む。イベント強化や場外発売、インターネット発売の拡大などで、四市開催だった昨年度の約25%減にとどめる。
○八年度以降は三連単など新しい賭け方式やナイター競馬の導入などで発売額が三年連続で1%ずつ上向く想定。一日平均の発売額は○七年度は七千四百四十九万円で、一○年度に七千六百七十八万円まで伸びた後、横ばいとしている。
報告を聞いた岩見沢市議からは「黒字確保の根拠が薄く、見通しは暗いのではないか」との声が出た。岩見沢市は二十一日に有識者会議で意見を聞き、二十四日に議員協議会で議論した後、渡辺孝一市長が存廃を判断する。一方、帯広市議の一人は「やろうと思えばできる内容と思う。地域経済や雇用への影響を考えると存続させたい」と話した。
ばんえい競馬は旭川、北見を含む四市でつくる北海道市営競馬組合が運営するが、三十一億円の累積赤字を抱え、旭川と北見は撤退方針。継続を望む帯広と、議会や市民の議論を経た上で存廃判断する岩見沢が二市開催の可能性を探っている。
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October 30, 2006
十勝毎日新聞Web版から転載
注目集める市長判断
強い与党勢力 市議会は提案待ち
【岩見沢】ばんえい競馬の存廃問題は、27日に岩見沢市議会議員協議会で渡辺孝一市長が経過報告を行い、帯広市との2市開催の可否に関する論議が本格的にスタートした。2市開催による赤字を懸念する声がくすぶっているが、岩見沢市議会は与党勢力が強いため理事者側の提案を軸に論議が進むとみられ、渡辺市長の判断が注目されている。(平野明)
9月に無投票で再選された渡辺市長は自民、民主、公明の推薦を受け、議会は与党系が優勢。27日の議員協議会でもこうした状況が反映され、野党系議員側が「赤字解消の裏付けがない。市長の考えを」と迫ったが、議長が「答弁は求めない」「市長の報告の範囲で質疑をお願いしたい」などと制し、核心に迫る論議にはならなかった。
ただ、市財政への影響を心配する声は与党にも強い。夕張市(岩見沢市と隣接)の財政問題も微妙な陰を落とす。ある市議は「ばんえいの全盛期には年間5億円もの利益が市財政を潤したが、今は50億円近い累積赤字を抱える。馬文化などを言える状況にはない」と漏らす。
別の議員は「存続して最初は経営が良くても3年後には赤字になる可能性がある。どこで経営に見切りをつけるのかあらかじめ担保をとるべき」とする。
岩見沢市は旧栗沢町、旧北村と合併(3月)。市議会も54人の大所帯で、旧町・村系議員は半数近くを占める。ばんえい問題に対する意識にも「地域差」があるとみられ、議会論議の不確定要素となっている。
今後の市議会論議をめぐっては、渡辺市長に配慮する与党を中心に、拙速な論議を避けようとの雰囲気が支配的なのも実態。渡辺市長は市議会と並んで市民論議を重視する姿勢も示しており、与党内には「最終的には市長の判断で方向が決まる」「市長の顔をつぶしてはならない」との声が出ている。
独自に収支計画策定/岩見沢市
市長が議員協議会で説明
【岩見沢】岩見沢市議会議員協議会が27日午後1時から開かれ、渡辺孝一市長は「収支均衡を基本としたばんえい競馬が可能かどうか慎重に判断したい」とし、競馬存続の前提条件に経営の収支均衡を挙げた。庁内検討会に市独自で収支計画を策定するよう指示したことも明らかにした。
渡辺市長は収支計画について「相手があるので帯広市と協議を重ねるのが基本」としながらも、「岩見沢市が独自で収支を検討するのはやぶさかでない。検討会には厳しい判断で岩見沢独自の収支計画を検討するよう指示した」と述べた。
検討のスケジュールについては「この場ではっきり言えない。収支計画案が出来上がった時に市民、市議の皆さんに議論してもらう」とした。
経営意識に甘さがあったことも認め、「市営競馬組合から示された収支計画に4市長が大なたを振るったことは少なかった。累積赤字がたまる状況でやり方はあった」との見解を示した。
協議会では、渡辺市長が4市開催の廃止を決めた道市営競馬組合正副管理者会議(20日)の協議結果を報告。議員7人が質問したが、踏み込んだ論議に至らなかった。
(平野明)
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北海道新聞Web版から転載
ばんえい競馬存廃問題 「地域の文化守れ」飲食店主らが署名活動 2006/10/25 14:21
【岩見沢】岩見沢、帯広両市に判断が委ねられたばんえい競馬の存廃問題で、市内中心街の飲食店主たちが存続を求める署名活動を始めた。飲食店には競馬関係者が客として足を運ぶことも多く、なじみが深い。目標は一万人で「ばんえいは岩見沢の文化。なんとか続けてほしい」と声を上げている。
中心となっているのは三西一のスナック「猿」を営む国武直司さん(37)。子供のころ、よく父親と岩見沢競馬場に観戦に行っていたことや客に騎手や調教師がいることから愛着が強く、今でも月に一、二度は同競馬場に足を運ぶ。
北海道市営競馬組合を構成する四市の市長が二十日開いた会議で、存廃には岩見沢の判断が大きな比重を占めることになり、決断の前に市民の声を少しでも渡辺孝一市長に届けたいと考えた。
二十一日に飲食店の仲間に呼びかけて、店の客を中心に署名活動を開始した。「協力店は三、四十店にはなっていると思います」という。二十二、二十三の両日には、協力店がハロンズ岩見沢で署名を呼びかけてくれた。
ハロンズでの署名活動に協力した三西二のスナック「パブエヴリシング」を営む舘山一美さん(32)は「ばんえいは楽しいし、店のお客さんと一緒に行けば、交流も深まる」と強く存続を願う。
二十七日の市議会議員協議会に向け、国武さんは「その前に一度まとめて市長に提出したい。時間がないけど、一人でも多くの署名を集めたい」。その後も一万人を目標に活動を続ける考えだ。
(後略)
すでにご存じのこととは思いますが,
ばん馬のいる風景さんのところで
趣意書や記入名簿がダウンロードできるようになっています。
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October 23, 2006
日刊スポーツWeb版より転載
ばんえい競馬旭川と北見撤退、存廃先送り
神妙な面持ちで質問に答える旭川市の菅原市長
売り上げ減に悩むばんえい競馬の存廃問題について、市営競馬組合を組織する旭川、帯広、岩見沢、北見の4市の市長が20日、旭川市内で協議した。現行での4市での開催は今年度で最後とされ、帯広と岩見沢の2市で存続する案が示されたが、最終判断は先送りされた。廃止の可能性を残したまま、引き続き話し合われる。
管理者の菅原功一・旭川市長は会議後の会見で「4市での開催は平成18年度をもって終了とします」と説明。市営競馬組合はいったん解散、債務は4市が負担することも発表された。
来年度以降は、冬季開催施設を持つ帯広と、別の1市で行えるかどうかについて検討された。旭川と北見は撤退の方針を示し、帯広と岩見沢の2市での開催案になった。しかし、岩見沢市の渡辺市長も「現段階では根拠のある形での収支が見込めず、共通の認識を持てない。有識者らと改革案をさらに精査する時間がほしい」と慎重な姿勢を示し、決定には至らなかった。
ばんえい競馬は累積赤字が32億円で、今年度終了時には40億円に膨れ上がることが予想されている。今月7日に、有識者らで構成される「改革検討プロジェクトチーム」から収支均衡を図るための答申が出され、この日が市営競馬組合側が判断を下す日だった。
農林水産省への競馬開催日数の申請は年内にも行わなければならず、各市も来年度の予算編成の時期に突入していく。厳しい状況の中で、決断が急がれる。
[2006年10月21日9時23分 紙面から]
ばんえい競馬「全廃」なら今季打ち切りも
売り上げ減に悩むばんえい競馬の存廃問題について、市営競馬組合を組織する旭川、帯広、岩見沢、北見の4市の市長が20日、旭川市内で協議した。現行での4市での開催は今年度で最後とされ、帯広と岩見沢の2市で存続する案が示されたが、最終判断は先送りされた。廃止の可能性を残したまま、引き続き話し合われる。
ばんえい競馬が廃止という判断が下された場合、今年度の開催もシーズン終了を待たずに打ち切られる可能性が出てきた。市営競馬組合の斉藤守助役(64)は「仮に全廃となった場合、帯広開催(12月2日~07年3月26日)は、組合員も解雇されているなど正常な開催ができない、という理由からシーズン途中での開催中止もやむを得ない状況になるでしょう」と厳しい見通しを示した。もちろん存続を祈っており「そのような事態(廃止)は絶対にあってはならないし、継続できることを心から信じています」と話した。
[2006年10月21日9時24分 紙面から]
ばんえい競馬服部調騎会会長「がっかり」
売り上げ減に悩むばんえい競馬の存廃問題について、市営競馬組合を組織する旭川、帯広、岩見沢、北見の4市の市長が20日、旭川市内で協議した。現行での4市での開催は今年度で最後とされ、帯広と岩見沢の2市で存続する案が示されたが、最終判断は先送りされた。廃止の可能性を残したまま、引き続き話し合われる。
ばんえい競馬調騎会の服部義幸会長(59)は、会場の旭川市役所を訪れ会談内容を聞いた。またも先送りという歯がゆい決断に「今日が約束のタイムリミット。いい結果を期待していましたが、正直がっかりです」と感想を漏らした。しかし「逆に言えばまだ議論の余地が残されているということ。道が閉ざされることは今は考えないようにしているし、存続に向けて今できることを全力で頑張っていくだけです」と300人以上もの厩舎関係者の思いを代弁していた。
[2006年10月21日9時24分 紙面から]
そういえば,最近の報道で現場(厩舎スタッフ)のコメントが聞けるのは珍しいような。先日
ばんえい競馬情報局で
古林先生が指摘していた「畑違いの記者が偏った情報源のみを鵜呑みにして記事を書いているのではないか?」ということの現れでしょうか。
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北海道新聞Web版から転載
ばんえい存廃 帯広、岩見沢の両市が協議 2006/10/21 08:25
【旭川】巨額赤字を抱え危機的な状況に陥っているばんえい競馬について、北海道市営競馬組合(管理者・菅原功一旭川市長)を構成する旭川、帯広、北見、岩見沢の四市長は二十日、旭川市で会見し、来年度以降「帯広・岩見沢」開催か廃止かについて帯広、岩見沢両市が協議していくと発表した。態度を明確にしていなかった渡辺孝一岩見沢市長は「(議論は)何とか残せないかという話から始まっており、岩見沢も努力している」と存続の可能性を追求していく構えを強調した。
渡辺市長は、存廃が自らの判断次第となったことについて「大変重いものと受け取っている」と語り、責任を負う考えを示し、判断の基準については「売り上げ見通しについて厳しい視点で、根拠のある精査をしなくてはならない」と述べた。
菅原旭川市長と神田孝次北見市長は「極めて厳しい」とし、両市での廃止を事実上表明。砂川敏文帯広市長は「存続させたいが、一市開催は無理と判断している」と述べ、岩見沢とともに存続したい意向を示した。
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十勝毎日新聞Web版から転載
ばんえい存続 結論先送り
2市開催、帯広と協議へ
【旭川】来年度以降のばんえい競馬の存廃問題を話し合う、北海道市営競馬組合の正副管理者会議(管理者・菅原功一旭川市長)が20日午後2時45分から、旭川市役所で開かれた。改革検討プロジェクトチームの2市集約案については、構成4市(旭川、帯広、北見、岩見沢)間での結論に至らず、帯広と岩見沢両市に存続の判断が委ねられた。旭川、北見の2市は事実上の撤退を表明したが、継続に向け「できうる限りの支援をする」考えも明らかにした。
組合議会に結果を報告する菅原旭川市長(手前左。奥から渡辺岩見沢市長、神田北見市長、砂川帯広市長)=折原徹也撮影
会議終了後に開かれた組合議会で、菅原市長は来年度以降の2市集約開催を「関係市の判断」としたことを報告。13日の4市長会議では20日に最終判断を示すことを決めていたが、「7日に改革案を受けてから時間が短く、個別市の事情から現時点で判断できない」と理由を述べた。
また、(1)今年度で4市開催を廃止、一部事務組合も解散(2)補償を含む負債は4市で清算する-とした13日の合意内容も伝えた。
記者会見では、4市長がそれぞれの考え方を表明。菅原市長と北見市の神田孝次市長はいずれも「存続は厳しい」と廃止の意向を伝えた。
これに対し、帯広市の砂川敏文市長は「集約化してでも存続させていきたい」と開催に向け再度意欲を示したが、岩見沢市の渡辺孝一市長は、まだ市民合意が得られる段階ではないとし、「改革案を精査する時間をいただきたい」と結論を先送りする考えを表明。事実上、ばんえい競馬の存続は岩見沢市に下駄を預けた格好となった。
渡辺市長はプロジェクトチームが示した改革案の採算性について慎重に精査する必要があるとし、最終的な判断時期については「07年度開催に迷惑が掛からないよう早急に」と述べるにとどまり、具体的な時期までは明言しなかった。
また、砂川市長は1市開催について「非常に困難で現実的に無理」と可能性を否定。菅原市長は北見、旭川両市が行う支援について「今は示すことができない」とした。
道市営競馬組合などによると、来年度も開催する場合、年内には農水省に開催日程などを示す必要があり、遅くとも12月中の決断が求められる。継続に前向きな帯広でも採算性を問う声は議会からも多く、判断に向けては紆余(うよ)曲折が予想される。
(高田敦史)
両市長前向き 焦点は議会
負担めぐり折衝難航も
来年度以降のばんえい競馬存廃問題は、旭川、北見が事実上の撤退となり、これまでの4市長協議に代わり、帯広・岩見沢の2市間で存続を追求する形になった。今後は存続に前向きな両市長に対し、市民、市議会の判断がばん馬継続の大きな焦点となる。
最大のポイントは岩見沢市の対応。「まだ市民と共通の認識に立てる段階ではない」(渡辺孝一市長)現状で、市議会などとの折衝に難航が予想されている。
ばん馬存続の意義について、渡辺市長は「北海道の開拓の歴史、馬とのつながり、北海道遺産の視点で馬のあり方を考えねば」と前向きに評価。同時に「地方競馬は負担が大きい。岩見沢は土地柄、馬との結びつきが弱く、収支面が非常に問われる」と述べ、市民合意を得るには、より確かな収支予測が必要とした。
判断の猶予期間は明確に示さず、記者会見では「なぜ岩見沢だけさらに時間が必要なのか」と厳しい質問も出た。馬農家ら関係者の生活にかかわる問題なだけに、必要以上の判断先送りは許されない状況になっている。
改めて存続意志を表明した砂川市長も「さらに詰めることは残っている」と述べ、岩見沢市との協議やさらなる収支の試算を進める考え。22日の3回目の帯広市議会全員協議会など、議員の理解を得る作業もある。
同市議会内には「最大の馬産地・十勝にとって、ばんえい競馬は不可欠な文化。市長の思いをどう具体化するか、運営方法について知恵を出し合うべき」と賛同の意見の一方、「新たに2市で開催して成功する見込みはない」との廃止意見、市長の説明責任を問う声も強く、一層の情報提供と詳細な開催方針の提示が求められている。
地方2市で競馬を経営するのは大きな決断。両市長がどうリーダーシップを発揮するか、注目される。
(小林祐己、栗田直樹)
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October 20, 2006
北海道新聞Web版より転載
ばんえい、存廃判断持ち越し 岩見沢「判断に時間」 市長協議 2006/10/20 07:23
【函館】巨額の赤字を抱え、来年度以降の存廃が議論されているばんえい競馬について、北海道市営競馬組合(管理者・菅原功一旭川市長)を構成する旭川、帯広、北見、岩見沢の四市長は十九日、函館市内のホテルで協議した。焦点となっている「帯広・岩見沢」開催か廃止かについては、渡辺孝一岩見沢市長が「なお判断に時間が必要」としたため、結論が持ち越された。
四市はこれまでに、現組合の解散に合意していることから、存廃については岩見沢市長と、存続の意向を表明している砂川敏文帯広市長との協議に委ねられた。これにより、旭川と北見の両市からは、ばんえい競馬が姿を消すことが確定した。
四市長は二十日に結論を出す前提でこの日会談したが、渡辺岩見沢市長が「議会や市民との協議ができていない」としたため、判断は先送りとなった。しかし、各市とも来年度予算案の編成時期に入っていることもあり、四市長は結論を出すまでに残された時間は少ないとの認識で一致した。
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October 19, 2006
十勝毎日新聞Web版より転載
最低10億円の負担確定
一般財源、基金から返済へ
帯広市 厳しい財政直撃
ばんえい競馬を開催する帯広、旭川、北見、岩見沢の4市長会議で、道市営競馬組合の解散、4市均等負担による清算が決まったことで、帯広市が最低でも約10億円の債務を負担する方向が確定した。債務の確定額、清算時期などの詳細は20日以降の協議となるが、厳しい財政運営を続ける市にとって巨額負担をどう処理するのか、難しい課題が現実となった。(小林祐己)
現組合の解散を決めた13日の4市長会議。各市10億円を超える債務負担が想定される(手前が砂川市長、奥右側から渡辺孝一岩見沢市長、神田孝次北見市長)
同会議は13日開かれ、記者会見した旭川市の菅原功一市長は金額の言及は避けたが、「すべての債務を4市で均等に清算する」と明言した。
同組合によると、現在確定できる債務は昨年度末までの累積赤字約31億円、残存リース料、職員退職費など10億円の約41億円。これに今年度赤字額が加わるため、最終的には50億円近い債務処理が必要とみられる。
このほか組合解散に伴い見込まれるのが、関係者への補償金。他競馬の廃止事例を見ると、馬主や調教師、騎手らきゅう舎関係者、競馬場所有者から売店まで、幅広い関係者への補償が発生するケースも考えられる。
競馬の完全廃止の場合だけでなく、関係者は「2場存続でも『いったん4市の組合を廃止』となると補償問題があり得る」と見る。補償金の有無、範囲などは20日の競馬の存廃判断後に4市で詰めることになるが、完全廃止の場合、債務は補償込みで80億円に上るとの関係者の試算もある。
このため各市負担は10億-20億円前後が見込まれる。4市のうち、岩見沢市は競馬を特別会計として約16億円を積み立てているが、帯広市には競馬用の資金はない。負債を返還するための起債は認められないため、債務処理は一般財源や基金からの返済が想定される。
一般会計に組み入れる場合、懸念されるのが他事業への影響。市関係者は「処理が来年度の場合、新規事業などが抑制される」と見る。市議会でも「市債発行がさらに増える」と市財政を不安視する意見が出ている。
基金では、「財政調整基金」(決算年度末現在額約16億3252万円)は、緊急の除雪費用などに必要で大きな取り崩しは難しい。議会には大学設置のための「高等教育整備基金」(同29億9631万円)の借り入れを考える声もあるが、「借金を返すのに大学資金を使うのは」との慎重意見も多く、ある与党市議は「大学基金の利用は市長の政治生命を懸けた決断となる」と話す。
いずれにしても借金返済に使われるのは「市民の血税」。市議会には「債務額は第三者の視点で厳しく精査すべきだ」との声があり、退職金や補償金の範囲などで、今後4市と組合、関係者の厳しい協議が予想される。
砂川敏文市長は債務処理について「まだ具体的には分からない。今後検討していかねば」と話している。
市長「2市存続」に意欲
議会側は収支を不安視
来年度以降のばんえい競馬の存廃問題で、帯広市の砂川敏文市長は16日、市議会全員協議会で、岩見沢市との2市開催による競馬存続の可能性を追求する姿勢を改めて示した。議会側には2市開催の収支を不安視する意見もあり、詳しい経営見通しや最終的な債務額など一層の情報公開を市に求める声が出た。(小林祐己)
同日午後3時45分から市役所で開催。砂川市長が存続への意欲を示し、13日の4市長会議で決めた現組合解散と負債清算の方針などを説明した。
砂川市長は存続に必要な条件として、(1)開催体制の確保(2)競馬場など使用料の減額-を挙げた上で、地域経済への影響や馬産振興、道遺産としての文化継承などの理由から帯広市として存続を目指す考えを述べた。
さらに道央、道東のファン確保の観点から「帯広・岩見沢」開催が望ましいとし、1市開催は売り上げ減から困難との考えを示した。組合解散と債務清算に関しては、「多額の税金を投入せざるを得ない責任は重く受け止める」と話した。
議員は全32人が出席。競馬場使用料減額についての同場所有者の十勝農協連との交渉の状況や継続後の収支見通しなどが質問された。「何とか残したい気持ちはある」など存続追求に理解を示す一方、「地方競馬はどこも赤字」「全く別の方法を考えないとできない」など収支を不安視する見方も示された。
現組合の清算に伴う市の負担に関しては、補償金の有無を含む具体的な金額や財源について質問が出たが、市側は明確な額,方針を示さなかった。
協議会を終えた砂川市長は「2市開催の可能性を追求する考えに変わりはない」と存続を目指す姿勢を強調。鈴木孝昌議長は「2市開催には賛否両論がある。自分たちが判断するにはまだ情報が足りない」と述べた。
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October 13, 2006
十勝毎日新聞(Web版)より転載
「帯広・岩見沢」で存廃判断
砂川市長 単独開催は否定
【旭川】ばんえい競馬を開催している旭川、帯広、北見、岩見沢の4市長会議が、13日午後6時から旭川市役所で開かれ、同競馬を運営する北海道市営競馬組合(4市で構成)の解散と全債務の均等負担による清算を確認、解散後の処遇については20日の同組合正副管理者会議に結論を持ち越した。「帯広・岩見沢の2市集約」で存続するか、合意しない場合は廃止の方向。砂川敏文帯広市長は14日午前、十勝毎日新聞社の取材に対し「1市開催は考えていない」とし帯広単独開催を否定、存続する場合は岩見沢との2市集約に限られることを示唆した。(高田敦史、小林祐己)
20日に結論
4市長会議に臨む砂川敏文市長(左)と菅原功一旭川市長
砂川市長は13日の会議で「条件が整えば開催したい」と存続を主張、条件については(2市による)開催体制の整備、競馬場の使用料減額を挙げた。砂川市長は「将来存続できるとしたら帯広・岩見沢のパターンと分かり、4市長で合意した。(岩見沢が受け入れるかどうかは)分からない」とした。
会議では、7日に道市営競馬組合(管理者・菅原功一旭川市長)の改革検討プロジェクトチームが示した答申内容について協議。(1)2市集約で検討(2)現行組合は解散し債務は4市で負担-など、答申内容の大筋を確認。ただ2市開催が可能かどうかの判断は、20日の正副管理者会議に結論を持ち越した。
菅原市長は債務の負担割合について4市均等とする考えを明言。組合によると現在、確定している債務は累積赤字31億円に残存リース料、職員の退職金などを合わせた約41億円。帯広市の負担は最低でも10億円を超えることがほぼ確実となり、今後、財源などをめぐって市議会を交えた議論が本格化する。
存続へ唯一の道は「2市開催」
岩見沢の決断カギ
13日の4市長会議では、ばんえい競馬存続の可能性は事実上、帯広・岩見沢の2市開催に絞られた。競馬場などの使用料減免に加え、岩見沢の決断が帯広開催に向けての「前提条件」。残り1週間での、両市間の調整の行方が注目される。
会議では改革検討プロジェクトチーム答申の2市集約3パターンについて、帯広・旭川は収支面などから厳しいと見た。答申で最も収支予測が良かった帯広・北見に関しては「(売り上げ確保には)道央、道東のマーケット両方が必要。1年目は道央のファンも買ってくれるかもしれないが、その後は難しい」との見解が示された。
当初は「1市、3市開催もありうる」との見方もあったが、4市長間では「あくまでも2場開催の可否を話し合う場」とし否定。残る「帯広・岩見沢」が、4市で決める競馬存続の唯一の道という方向性になった。
最大のばん用馬生産地・十勝では単独開催を期待する意見もあるが、砂川市長は14日、考えていないことを明言。市議会内にも単独開催を主張する声がある半面、「規模を縮小しての開催は馬のやりくりなど課題が多い」「帯広だけでは売り上げ確保が厳しい」との意見が強まっていた。
関係者によると、岩見沢市長は議会対応の必要性などから態度を明確にしておらず、砂川市長も「(岩見沢市の判断は)全く分からない」とする。
帯広・十勝のばん馬の将来は市だけでは解決できない要因に左右されることになったが、議会筋には「本当に存続を願うのなら、砂川市長自身がしっかりした覚悟を持って岩見沢と折衝すべき」との指摘が上がっている。
(小林祐己)
北海道新聞(Web版)より転載
ばんえい廃止か「帯広・岩見沢」 2006/10/14 08:07
【旭川】巨額の赤字を抱え危機的な状況に陥っているばんえい競馬について、北海道市営競馬組合(管理者・菅原功一旭川市長)を構成する旭川、帯広、北見、岩見沢の四市長は十三日、旭川市で来年度以降の存廃について協議した。同組合改革検討チームが示した帯広を軸とする二市集約案のうち、帯広・旭川の組み合わせについては減免条件が整わないことが報告され、「帯広・北見」は売り上げが不安視される見解が示されたことから、来年度以降は廃止か、「帯広・岩見沢」開催のいずれかの可能性が高まった。また、現在四市で構成している組合の解散を決めた。
協議終了後、菅原市長は「二十日に各市の結論を持ち寄って、最終結論を出すことを確認した」と述べ、議論をこれ以上先延ばししないことを明らかにした。
出席者によると、二市集約案の中の報償費40%削減については調騎会が同意し、競馬場使用料減免は北見と岩見沢両市が了承したものの、旭川市からは競馬場所有者が難色を示していることが報告された。また、旭川の民間所有の場外馬券売り場については使用料の減免が確認されておらず、帯広はこの結果も踏まえて検討するとした。
帯広・北見の組み合わせについて、神田孝次北見市長は、開催地が道東に偏った場合、売り上げが落ちる不安を示した。
この結果、収支面から「帯広・旭川」の可能性は極めて低くなり、「帯広・北見」も微妙になった。一方、帯広は競馬場使用料減免などの条件が整えば存続への意欲を示し、岩見沢は議会の意見も尊重しなくてはならないとして、態度は明確にしなかった。組合の解散ではすべての債務を清算し、四市が均等に負担することも合意した。二市開催で存続する場合は、新たに組合を立ち上げる。
スポーツニッポン(Web版)より転載
帯広市は意欲も ばんえい存廃結論先送り
約31億円の累積赤字を抱えるばんえい競馬の存廃を検討するため、これまで同競馬を開催してきた旭川、帯広など4市の市長らが13日夜、旭川市内で会談した。帯広市が引き続き開催することに意欲を示したが、結論は先送りされた。
協議には岩見沢、北見両市長も出席し、4市での開催の中止や、競馬を運営する北海道市営競馬組合の解散と赤字の清算を確認。2市に減らし存続する改革案を検討し、帯広市が「条件が整えばやりたい」と意欲を示した。4市は20日までに結論を出し、正式発表する予定。
組合解散に伴う赤字清算は、累積赤字と未払いの機械リース料などの計約50億円以上を、4市で均等負担する。
同競馬組合などでつくる改革検討チームは、冬季に開催できる施設を備えた帯広市と、別の1市を組み合わせた2市開催案の収支試算を提示。人件費や賞金など経費の大幅削減で、組み合わせによっては黒字化できるとした。
[ 2006年10月13日 22:12 速報記事 ]
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October 12, 2006
ばんえい競馬 帯広市長は存続主張へ 2006/10/13 07:28
【帯広】存廃問題をめぐる最終調整が続いているばんえい競馬について、旭川、北見、岩見沢の三市と北海道市営競馬組合を構成する帯広市の砂川敏文市長は十二日、旭川で十三日に開かれる四市長会議で、開催場所を二市に集約する案を軸に存続を主張する方針を固めた。十勝管内が主要なばん馬産地で、北海道遺産に指定された文化的側面を重視する声が強いことから、存続の可能性を追求していくことにした。
ただ、残る三市が「二市開催」による存続に同意するかは不透明。三市の理解が得られなかった場合には、帯広単独開催の選択肢も残るが、経費負担が大きく、帯広市が決断する可能性は低いとみられている。
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October 08, 2006
ばんえい競馬廃止も視野 2市集約案に異論 きょうから協議 2006/10/07 06:56
来年度以降の抜本的な運営見直しを進めているばんえい競馬について、北海道市営競馬組合(管理者・菅原功一旭川市長)の改革検討チームが先に示した二市開催案に対し、組合を構成する旭川、帯広、北見、岩見沢の四市のうち複数の市が、事務レベルの協議で「現実的ではなく、やむを得ないが廃止するしかない」との見解を表明していることが六日、分かった。北見市で七日に開かれる四市長会議の場では、廃止も視野に存廃をめぐる最終協議に入る見通しとなった。
改革検討チームの案は、開催地を帯広と、他の三市のうち一市を組み合わせて二市に集約することを柱に、調教師や騎手に対する報償費を40%削減する。それでも一億五千万円から二億九千万円の赤字が見込まれるため、各競馬場や場外施設に使用料減免を要請。さらに、運用資金として四市に新たに五千万円ずつの拠出を求めている。
この案に対し、複数の市が「民間施設も含めて合計一億円以上の使用料減免を要請する計画になっているが、確実に減免を受けられる見通しがない」と実効性を疑問視。五千万円の拠出についても「市の財政状況を考えると厳しい」との受け止め方を示している。
さらに、本年度は史上最悪の八億円を超える赤字が予想されるため、「新たな負担を背負っても、将来、収支均衡が図られる運営はできない」との見方も出ている。
結論が二市集約による存続となっても廃止と決まっても、来年度の運営方法が現行と異なるため、四市はいずれにしても現組合を解散する方針。解散に伴い各市は最低でも十億円以上の清算金負担が課せられることから、四市は存続する場合の条件として、構成市の財政支援に頼らず最低三年は安定した運営を続けられることを挙げていた。
一方で、競馬関係者の間には「あらゆる手段を尽くし、存続する可能性を探るべきだ」との意見も根強い。市長会議では、財政的な見通しをぎりぎりどう評価するかが最大の焦点になるとみられる。
ばんえい 存廃の結論出ず 4市長協議、2市集約案精査へ 2006/10/08 07:44
【北見】巨額の赤字を抱え危機的な状況に陥っているばんえい競馬について、北海道市営競馬組合(管理者・菅原功一旭川市長)を構成する旭川、帯広、北見、岩見沢の四市長が七日、北見市内のホテルで存廃について協議した。同組合改革検討チームの二市集約案に盛られた、報償費の削減や競馬場使用料の減免ができるかどうか、それぞれ持ち帰って精査することとし、存廃の結論は出なかった。十三日に旭川市で、再度議論する。
協議では、同案の報償費40%削減は調教師や騎手、馬主らの同意が十分得られておらず、競馬場などの使用料減免も所有者と交渉していないため、要請に応じるかどうか分からない-と指摘された。各市に求められた五千万円ずつの拠出には四市とも難色を示し、貸し付けが可能かどうか検討を進めることになった。
神田孝次北見市長は「競馬関係者に説明した後で結論を出すべきだ」とし、渡辺孝一岩見沢市長も「検討チームの案を細かく点検した上で判断するべきだ」と主張。菅原旭川市長は「二十日までに結論を出さなくてはならない」と述べ、他の三市長もこれを了承した。
協議終了後、二市集約案で柱となる帯広市の砂川敏文市長は「必ずしもこの案にこだわっているわけではない。採算性が厳しいという判断になれば廃止もあり得る」と述べた。
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存続の負担 最低10億円
全廃でも補償は巨額 7日に最終答申 市内部で論議本格化
来年度以降のばんえい競馬の在り方を探る道市営競馬組合(帯広、旭川、北見、岩見沢4市で構成)の改革検討プロジェクトチームの最終答申が7日に正式報告されるのを前に、帯広市で市議会も含めた存廃議論が本格化している。検討される2市集約案で軸となる帯広の対応は、ばん馬存続のカギとなるが、最低でも10億円が見込まれる巨額の市負担が伴う決断だけに、市内部、市議会とも存続、廃止のさまざまな意見に揺れている。(小林祐己)
存廃論議がいよいよ大詰めを迎えた道遺産「ばんえい競馬」。帯広での存続を望む声は強く、砂川敏文市長の決断が注目されている(2006年4月)
大きな責任
「これまで組合側の見通しは甘かった。今回の再建案に本当に将来性はあるのか」。検討チームがまとめた2市集約の再建案で、開催地組み合わせ3パターンのいずれにも含まれた帯広市。ある市議は、帯広での存続に期待を寄せつつも、2市再建後の責任・負担の大きさに不安を語る。
存続判断のカギとなるのは、現在160億円規模の歳出を110億円台に削った経費節減案。報償費を大幅削減、新組織の規模を現在の半分にするなど「血を流した」(関係者)内容とされる。
しかし、かつて「背水の陣」で策定したはずの「再建5カ年計画」が初年度の2005年度に破綻(はたん)しており、再建後の運営を懸念する関係者は多い。規模の縮小が魅力減少につながることを心配する声もある。
一方、経費削減には「1市開催がベスト」という意見もあるが、「責任が大きすぎる。1市で現在の7億-8億円の赤字が出れば即廃止。今までは4市だからこそ持ちこたえてきた」と市関係者は語る。状況は2市でも同様で、継続後の収支計画の実効性は4市長の決断の大きな要素となる。
不透明な財源
さらに市関係者を悩ませるのが、巨額の財政負担。チーム案での現組合解散には、これまでの累積赤字約31億円(05年度末)に、今年度赤字などを合わせた推計約40億円の清算が伴い、1市負担は約10億円に上る。
さらに同案には、新組織の設立経費として、1市5000万円の拠出が盛り込まれたとみられる。また仮にばん馬全廃となると、関係者への補償金など経費はさらに膨らみ、ある市議は「全廃の経費は80億-100億円とも聞いている。継続も、やめるも大変なことだ」と頭をかかえる。
財政負担の方策は現在市内部で協議中だが、市議会では「財源がはっきりしない。財政が厳しい中、どこにそんな金があるのか」と困惑の声も出る。市は3日に全員協議会で状況を市議会に説明する場を持つが、市は「まだ方向性を示せる段階にはない」としている。
「馬産地として存続を」「将来は厳しい。今清算を」-。両面の意見が入り交じる存廃論議。ある市幹部は「4市の最終判断は20日ぎりぎりになる」とみる。ある野党市議は「いずれにしろ税金。市民への説明責任をまず果たすべき」と語る。限られた時間の中で、市民、市議会、関係者の意向を交えた慎重な決断が市に求められている。
<検討チーム再建案>9月22日に帯広市での会議でまとめた。来年度以降の開催地を2市に集約、「帯広・北見」「帯広・旭川」「帯広・岩見沢」の3パターンを示した。現組合は解散して負債は4市で清算、開催2市で新組織を立ち上げ、報償費などの大幅な歳出減で収支均衡の運営を目指す。7日に4市長の正副管理者会議(北見市)に正式答申され、4市長は20日までに存廃の最終結論を出す予定。
ばんえい競馬 存廃 20日に最終判断
【北見】ばんえい競馬を運営する道市営競馬組合(旭川、帯広、北見、岩見沢の4市。管理者・菅原功一旭川市長)の正副管理者会議が、7日午後6時半から北見市内のホテルで開かれ、「改革検討プロジェクトチーム」から来年度以降の存続に向けて、現組合を解散・清算し、開催地を帯広を含む2市に集約する検討結果が正式に答申された。4市長は13日に再度集まって対応を協議し、20日に最終判断をまとめる方向で合意した。
プロジェクトチーム答申の主な内容
(1)2市集約(冬季開催できる帯広と他1市)で通年開催
(2)報償費40%減など主要経費を大幅に圧縮
(3)現行の組合は解散。累積赤字などは4市で清算
(4)施設使用料減額(帯広競馬場は5000万円)で収支均衡が可能
会議には砂川敏文帯広市長ら4市長と各市の事務局、組合事務局、生産者団体、調騎会、馬主協会の各代表など約20人が出席した。
答申では「帯広・北見」「帯広・岩見沢」「帯広・旭川」の3パターンの2場集約案を提示。現組合は解散し職員数20人(現行39人)の新競馬組合を立ち上げる。2007年度開催案では、職員費を64%、報償費を40%削減(対05年度決算)するなど大幅な経費削減を図り、競馬場などの使用料減額で収支均衡が可能と示した。
このほか新組合発足時の運営資金として、4市から計2億円の貸し付けを求めている。
終了後、4市長会議で構成市間の協議もスタート。「ポイントとなる調騎会の意向など、いろいろと確認すべきことがある」「各市持ち帰って検討した上で結論を」などの意見が出された。
記者会見した菅原市長は「(答申は)真剣に協議をした内容。経費をかなり削減したもので評価している。4市ともやれるものならやりたいが、報告を精査しなければ判断はつかない」とし、13日に旭川市内で再度4市長会議を開き、20日に結果を公表する考えを示した。
砂川市長は「できれば残したいのは4市とも同じ。(判断のカギは)各団体がこの案でまとまってできるのかということ。答申案は1つの案として他の可能性も排除せず検討したい」と述べた。
組合の庄野和洋事務局長は「4市長からは実効性を問われた。(答申の経費削減案は)常識外れの数字だが、ぎりぎりやっていける内容。ばんえいの灯を消したくない関係者の熱い思いの表れ」と話している。(小林祐己)
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October 05, 2006
そういえば,北海道新聞のWeb版は2週間で記事消えちゃうんでしたね。これからはちゃんと転載しとかなきゃ。
ばんえい競馬、来年度から2市集約 改革検討会議が計画案 2006/09/23 08:12
【帯広】赤字続きで抜本的な運営見直しが必要なばんえい競馬について、旭川、帯広、北見、岩見沢の四市で構成する北海道市営競馬組合(管理者・菅原功一旭川市長)の改革検討チーム会議が二十二日、帯広市で開かれ、来年度以降の開催地を帯広のほか、旭川、岩見沢、北見の中から一市を組み合わせて二市に集約する一方、調教師や騎手への報償費を約40%削減する収支計画案を決めた。
どこの市に集約するかは、四市の正副管理者に判断を委ねた。旭川はホッカイドウ競馬と共同で競馬場を使用しており、ばんえいの開催時期が限られ、北見も競馬場の老朽化が激しいことから、帯広のほかの一市は岩見沢が有力とみられる。
計画案では、二市になっても年間の開催期間はこれまでより一開催(六日間)少ないだけの二十六開催のため、馬券発売額は二○○五年度実績の26%減の百十六億-百十七億円とした。一方、騎手や調教師への報償費は約七億円減の十億円とした。この計画でも二億-三億円の赤字になるため、競馬場所有者に使用料減免を要請するほか、四市に新たに五千万円ずつの拠出を求める。
二市集約案は十月の正副管理者会議で検討されるが、厳しい財政の中、新たな拠出に否定的な市もあり、原案通りに認められるかは不透明だ。
「ばんえい競馬励ましたい」 知事賞授与式に知事出席へ 2006/09/23 08:14
高橋はるみ知事は二十二日の道議会一般質問で、ばんえい競馬の重賞レースで贈られる道知事賞の授与式に、初めて出席する意向を表明した。
自民党・道民会議の中司哲雄氏(根室管内)の質問に答えた。岩見沢と旭川、帯広、北見の四市で開催するばんえい競馬は、昨年度末の累積赤字が約三十一億円に上り、慢性的な経営難に陥っている。道も道庁前庭で競走馬の催しを開くなどPRに協力しているが、活性化策に苦慮しているのが実情だ。
年七回の道知事賞授与式に高橋知事が出席したことはなかった。知事は「私が(授与式に)出席して、関係者を励ましたい」と意欲満々。来月一日の岩見沢記念レースで実現する見込みだが、野党などからは再選に向けたパフォーマンスとみる声も上がっている。
ばんえい競馬 岩見沢開催振るわず 馬券発売、予算比16%減 2006/10/03 00:05
【岩見沢】ばんえい競馬岩見沢開催が二日、終了した。六月十七日から四十八日間の馬券発売額は約四十億三千八百万円。開催日数が同じだった前年に比べ10・6%減、予算比では16・2%減。経営難で存続が危ぶまれる中、厳しい数字となった。
四月中旬から六月中旬までの帯広、旭川開催をあわせた発売額は約六十七億三百万円と前年比6・1%減、予算比11・7%減。岩見沢開催は道内七カ所の場外馬券場の売り上げが前年比、予算比とも約16%減と苦戦したことが、落ち込みの大きな原因となった。
北海道市営競馬組合は「今後は場外のイベント実施などで減少に歯止めをかけたい」としている。ばんえい競馬は昨年度までの累積赤字が約三十一億円に上っている。
とまあ,引用しといてこーいう事を書くのもアレなんですが。道新さんは赤字とか廃止とか,ネガティブな記事は喜んで書くけど,ばんえい競馬をPRしようとかいう意識は全く無いんでしょうかね。
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March 29, 2006
北海道新聞(Web版)からの転載
ばんえい競馬、11年ぶりに売り上げ増 2006/03/28 10:25
【帯広】ばんえい競馬は二十七日、帯広競馬場で最終レースを終え、二○○五年度の全日程を終了した。運営する道市営競馬組合(管理者・菅原功一旭川市長)によると、○五年度の馬券発売額は前年度より6・7%多い百五十四億千六百六十万八千四百円だった。発売額が前年を上回ったのは十一年ぶり。ただ、予算(発売目標額百六十三億九千万円)に対しては94・1%にとどまった。
○五年度は、旭川、岩見沢、北見、帯広の四市で、前年より十日間多い百六十二日間開催された。一日平均の発売額はほぼ前年並みで、開催地別では旭川が対前年比90・9%、岩見沢が同99・1%、北見が同109・3%、帯広が同101・9%だった。
馬券発売が前年を上回ったことについて、同組合の斉藤守助役は「ばんえい競馬を舞台にした映画『雪に願うこと』の東京国際映画祭グランプリ受賞や、昨秋から始めたインターネット発売の効果が大きかった」と話しながら、全体的には厳しい状況が続いていると見る。
来季は四月十五日に帯広競馬場で開幕し、旭川、岩見沢、北見の順に、○五年度と同じ計百六十二日間開かれる。
開催日数が増えているので売上高が純増なのは当然として。予算対比94.1%というのは残念な結果ですね。旭川での不振が悔やまれます。日別の売り上げではシーズン後半が前年に比べて伸びているのが救い。『雪に願うこと』が東京国際映画祭4冠獲得,という期待以上の追い風で得た層をいかにリピーターにできるかが課題でしょうか。
これなら「一介のばんえい競馬ファン」でもさまざまなカタチで協力できるんじゃないかな?
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February 28, 2006
帯畜大4年阿部さん、ばん馬11万頭データベース化
【帯広】帯広畜産大畜産科学科4年の阿部隼人さん(22)が卒業研究として、ばんえい競馬の競走馬のデータベースを作成した。過去約40年間の約11万頭のデータが入っており、最大で5代前まで血統をさかのぼることができる労作。サラブレッドには同様のデータベースがあるが、ばんえい競走馬を網羅したのは初めて。交配させる馬を探すのが容易になるため、生産に役立ちそうだ。
データベースには、一九六○年代後半以降に社団法人・日本馬事協会(東京)に登録された馬の品種、性別、体形、生産地、出走した全レースの成績、生涯獲得賞金、最大で五代前までの祖先の馬の名前が入っている。名前、品種などの条件で検索できる仕組みだ。
阿部さんは馬産地の胆振管内白老町出身。「将来は馬にかかわる仕事を」と、苫小牧高専情報工学科卒業後、帯畜大に編入。高専時代の情報工学の知識を生かして検索プログラムを組み、日本馬事協会などから入手したデータを入力して完成させた。
同協会は、データベースを同協会のホームページに掲載することを検討している。帯広市でばんえい競走馬を生産している三井宏悦さん(43)は「古い時代の馬についての知識がほとんどない若い農家には、特に便利なシステム。ぜひ使ってみたい」と期待する。
ばんえい競馬を運営する道市営競馬組合は「血統をたどると、晩成型のペルシュロン種、スピードがあるベルジャン種など、どの品種の血が濃いのか簡単に分かるので、馬主が生産者から馬を買う際に参考にしやすい」と話している。
げげげ。自分が2年以上かけて1万頭強のデータを独力で入力して,ようやく作り上げてきた苦労は何だったのorz
なーんて。ちょっとコンピュータに詳しい人で馬事協会のデータがあればあっという間に作れるのは理解してたし,「血統データベースちうものは本来,馬事協会が作らなきゃおかしいでしょ」と思っていたので。誰でも利用できるデータベースということで,公開が楽しみです。
でもまあ,とりあえず「日本初なのは俺様だもんね」と大口を叩いておきます(笑)
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January 24, 2006
「4市運営は限界」http://www.tokachi.co.jp/kachi/0601/01_18.htm
月内に内部検討組織
【旭川】ばんえい競馬を運営する北海道市営競馬組合(管理者・菅原功一旭川市長)の旭川、帯広、北見、岩見沢の4市は内部検討チームを今年度内に設置し、競馬開催の在り方を抜本的に見直す。2006年度は現行通り継続する方針だが、07年度以降の4市開催の集約も視野に論議する。17日、旭川市役所で開かれた4市長会議で決定した。(栗田直樹)
07年度以降
開催地の集約も視野
収支均衡を目標に再建5カ年計画をスタートした今年度収支は、6億-7億円の赤字となる見通し。昨年度末に約24億円に上った累積赤字は総額30億円を超えるのは確実で、4市は「来年度は現行の4場で開催するが、構成市による運営はコスト面などで限界」との認識で一致した。
検討チームは、レース数の縮小、開催競馬場の集約を含め持続可能なばんえい競馬の在り方を議論する受け皿。4市の担当者と組合に加え、馬主や調教師ら関係者で構成、1月中にも初会合を開き、秋ごろまでに結論を出す。
約2時間に及んだ会議後、菅原市長は「新たな枠組みを前提に、構成市に依存しない、自主運営的な開催が可能な在り方を検討する。4市運営の抜本見直しは避けられない」と話した。
赤字見通しを受け、昨年末の策定を目指していた来年度の経営改善策は、柱となる4市による財政支援などで合意できず、結論を再度持ち越した。
4市は収支均衡の予算編成を組合に指示した。帯広開催の馬券販売は前年比1割増、予算比も上回る好材料もあるが、馬主や調教師への報償費削減など各論では不透明な要素も多く、2月にもまとめる編成作業の難航も予想される。
まあ「来るべく時がきた」という議論だと思います。存続のためにはしょうがないかな,と。
以前,BBSで
> スケジュール的には4-5月旭川,6-8月岩見沢ナイター,
> 9-10月岩見沢昼,11-3月帯広。北見ごめんなさい。
なんて書いたことがあるんですが……。
ゆくゆくは
5-6月岩見沢昼,7-8月岩見沢ナイター,9-10月岩見沢昼,11-2月帯広,
3-4月お休み(帯広競馬場トレセン化で2歳馬調教),旭川北見ごめんなさい。
ぐらいになるんですかね。
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December 20, 2005
2005/12/19 成17年度第3回調教師・騎手免許試験新規合格者発表(http://www.keiba.go.jp/topics/2005/1219_3.html)
NAR地方競馬全国協会は19日、平成17年度第3回調教師・騎手免許試験の合格者を発表した(新規合格者は下表のとおり)。
今回の新規合格者は調教師3名、調教師補佐2名、騎手4名で、いずれも平成18年1月1日付けの免許となる。
調教師合格者のなかには、ばんえい競馬史上初の女性調教師となる谷あゆみ厩務員や、ホッカイドウ競馬の1,000勝ジョッキー、岡島玉一騎手の名もある。
谷さん,シンザンの世話をしたという逸話を持ち,「赤べえ」をはじめとする絵画の才能でばんえい競馬の広報に大きな貢献をなさってきた方ですが,これはまた大ニュースですね。
#個人的には2000年ばんえい記念に出走したヒメコマチのおめかしが
#印象に残ってます。あれ以降,重賞出走馬のオシャレ度が一段
#上がったんじゃないかという気がしてまして,パドックがより一層
#楽しみになりましたから。
谷さん,おめでとうございます。調教師としての更なるご活躍を期待しております。
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June 14, 2005
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20050613&j=0025&k=200506130715
馬主ジョッキー疾走 ばんえい旭川 2005/06/13 14:03
【旭川】ばんえい競馬の馬主が騎手になって競う「第一回オーナーズカップ」が十二日、旭川競馬場で開かれた。馬主十人が出場、サカノセンリュウ騎乗の大阪武さん(67)=旭川市=が優勝した。
本物のレースと同様に重さ六百キロ前後のそりを引き、距離二百メートル、障害二つのコースで着順を競った。馬主は全員、イベントなどで騎乗経験があり、本物の騎手さながらの手綱さばきでゴールへ。ファンは無料投票券で一、二着を一人一点予想し、的中者に道産牛肉が贈られた。
大阪さんはばんえいで七十三戦五十勝の記録を残し、二○○三年に引退した名馬サカノタイソンのオーナー。「子どものころ、ばんえい競馬の騎手になるのが夢でした」と笑顔で話していた。
スタンドの盛り上がりは普段の開催では見られない感じで,なかなかすごかったですよ。是非またやってもらいたい企画ですね。
#「俺も出たい」という馬主さんもいっぱいいるんじゃないでしょうか(^-^;;
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March 08, 2005
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20050306&j=0023&k=200503061525
ばんえい再建へ総額170億円 新年度予算案可決 2005/03/06 07:11
【旭川】旭川、帯広、北見、岩見沢の四市でばんえい競馬を開催する北海道市営競馬組合(管理者・菅原功一旭川市長)の定例議会が五日、旭川市内で開かれ、二○○七年度からの単年度黒字を目指す経営再建五カ年計画に基づく新年度予算案を原案通り可決した。
菅原市長は執行方針で「(新年度は)その結果で今後のばん馬のあり方が問われる、極めて重要な一年になる」と強調。新年度の単年度赤字が二億七千万円を超すと、累積赤字がこれまで四市が組合から受けた配当総額を上回る点について「(ばん馬の)廃止に結びつけるつもりはないが、何としても超えてはならないライン」との認識を示した。
新年度予算は総額約百七十億一千万円で、本年度当初比1・8%増。レース開催の追加や広報強化などで発売額を本年度実績から約二十億円増の約百六十四億円と設定。単年度赤字を四千万円に圧縮し、四市から各一千万円相当の支援を受けて収支を均衡させる。
乱暴に計算してみた感じ,164億円の発売額をクリアするためには,1開催日あたり今年度比6%増ぐらいの数字が必要で。正直言って「できるんかいな?」という気がしなくもなく。計画を立てた市営競馬組合はもちろん,承認した4市も熱意を持ってやってもらいたいものです。
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March 04, 2005
※Web版に記事があがらなかったので,紙面から転載
10年連続売り上げ減 ばんえい、14%減144億円
ばんえい競馬は28日、帯広競馬場の開催で2004年度の全日程を終了した。北海道市営競馬組合によると売上総額は、前年度比14.6%減の144億4738万8000円で、10年連続で前年度実績を下回った。
本年度は昨年4月17日から旭川、北見、岩見沢、帯広の各競馬場で計152日間開催。入場者も51万7236人で前年度比10.0%減った。一方、道営ホッカイドウ競馬や本州方面の地方競馬に馬券販売を委託する広域発売は一日平均の売り上げが約985万円で、前年度より三割以上伸びた。
同組合は04年度に161億4700万円の売り上げ目標を立てたが、10.5%及ばなかった。斉藤守組合助役は「最善の努力はしたが残念な結果。バブル崩壊や娯楽の多様化で公営競技全体が低迷し、ばんえい競馬も発売額が落ちた。再建計画を着実に実行し、発売減少に歯止めをかけたい」と話した。05年度は、4月16日に旭川競馬場で開幕して06年3月27日まで四競馬場で開催予定。開催日数は本年度より10日増え162日間となる。
ということで,赤字には一向に歯止めがかかりません。
「努力はしたが残念な結果」という助役の言葉。確かに,今年度のばんえいの広報等は「お,今年は頑張ってるな」というのは競馬場に行った際などに感じられました。ただ,それが具体的な数字に上がってこない以上は意味はないわけで。
マーケティング等,根本から見直した策を考える必要があるんじゃないかなあ。
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